日本航空ビジネスクラス 羽田~シンガポール 037便 B772 (2017/10)



(2017/11/18追記)
2017年10月下旬、週末をかぶせて計4日のスケジュールで予約をした。

今回は羽田発着便であったが、深夜12時羽田発を選ぶと追加料金が発生するので、格安便を狙って羽田11時半初の便で予約。
シンガポールからの戻り便は夜21時発となっており、翌日6時に羽田に到着するのでそのまま出勤することも可能。

さて、今回のフライトはB772、スカイスイート3が設定された便であった。
以前、スタッガートタイプのスカイスイート2が搭載されたB767で同路線を飛んだ事があるが、なかなか快適だった。
一方、世間的にはどうやらスカイスイート3はあまり言い噂を聞かなないのでドキドキしながら搭乗。


乗った第一印象は「壁」という感じであった。


他社のヘリンボーン形式のシートよりもハの字の具合がより大きく、窓側のソロシートは窓に向かって座っているような感じ。


座席には予めアメニティーが準備されている。


そして、各席には予めハンガーがかけられており、こちらにジャケット等をかけるとCAさんが預かってくれる。


今回は10列目のアサインであったが、ここで既に主翼が見える位置。


座席だが、プライベート性を重視したためか、シート周りの壁が非常に高い。
こちらはリクライニングを倒した状態だが、完全に周囲が壁状態になり周囲の目線をさえぎってくれる。

確かにプライベート感はあり、普通に座っていると自席から隣席にアサインされている乗客の顔も見えない。

一方で、その分圧迫感はある。
シートから通路への出入りだが、十分なスペースが設けられているので特に問題なし。


実際に席に座って感じるのはシートの横幅の狭さであった。
ただ、シートレッグスペースは十分に確保されており窮屈感はない。

収納場所だが、座席横にあるサイドテーブルに小さな蓋つきコンソールがあるのと、通路側ひじ掛けスペースの下が同じく物入スペースになっている。


こちらはサイドテーブルの上に設定された小物入れ。
パスポートケースと小さなポーチ、眼鏡ケースが入る程度サイズ。
内側が鏡になっていて、女性にはとても好評のよう。


こちらがひじ掛け内に設定された小物入れ。
特に蓋があるわけではなく、ひじ掛けを引き出すとシートとの間に出来た隙間から荷物を入れられるような感じ。
ヘッドホンが入る程度の収納力。


他にはシートの壁側にマガジンホルダーが設定されているが、厚いものは入らない。


シートのアレンジメントは電動ながら背もたれを下げるか戻すかの設定のみで、レッグレストの操作が出来ない。
というのも、シートの仕様上、レッグレスト自体がなく、その代わりにオットマンが比較的近い位置に設置されている。

圧迫感がある・シート横幅が狭い・物入があまりない等のデメリットばかりを強調したが、一方で窓側席についてはサイドテーブルの広さがかなりのメリットになる。
というのも、ヘリンボーンの角度をかなり大きくつけているため、後部座席のレッグスペースの部分がかなりデッドスペースになる模様。


そのため、窓側にノートパソコンを同時に2台置けるほどのサイドテーブルスペースがある。
離着陸時には荷物置として使えないが、巡行中特に食事中はこのスペース色々なものを置けるので重宝する。

リモコンやUSB系コネクタの配置だが、こちらも一癖ある。


頭の横辺りにコントローラーが埋め込まれており、若干取り出ししにくい。


コントローラーの表側。
シンプルにまとめられており、コントローラー自体には液晶画面は設定されていない。


裏側はゲームのコントローラー兼キーボードになっている。


こちらは各種インターフェイス。
USBとインターナショナルタイプのコンセントが設置されているので、パソコンを使いながら携帯電話の充電も可能。

さて、テーブルだがなかなか特殊なアレンジになっている。


テーブルはテレビ横の壁から引き出して使うスタイル。


しっかりとクッションが効いており、バタンと落ちない構造になっている。


まずはテーブル自体を90度倒す。


そして、斜めになっている部分を手前側に引いて体と平行になるようにして使う。

構造上、高さや前後の調整が出来ないので使っていて少々使いずらさを感じてしまう。

さて、食事だが、洋食と和食が準備されていた。


こちらは和食メニュー。


そして、こちらが洋食メニュー。

日本の航空会社という事で、日本酒もそれなりのものがセレクトされていたので今回は和食プラス日本酒の組み合わせで頂くことにした。

そのお酒だが、泡1・白3・赤2・日本酒2というラインナップ。
中距離線にしては比較的品揃えが豊富。


こちらはワインリスト。
泡は「シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ」(市価5000円程度)、白はフランスの「ドメーヌ トゥルイエ プイィ フュイッセ」、イタリアの「ケラーライ トラミン ピノ グリージョ 2016」(市価2400円程度)、そして、南アフリカの「ステルハイス シュナンブラン 2015」(市価2000円程度)、赤はファーストクラスラウンジでも採用されている南アフリカの「クラインザルゼ ワイナリーセレクション ピノタージュ2015」(市価2300円程度)とアメリカの「ハーン ピノノワール モントレーカウンティ2015」(市価2000円程度)がセレクトされていた。


そして、こちらが日本酒とその他のお酒のリスト。
「作 純米大吟醸 山田錦」と「東洋美人 純米大吟醸」(市価1400円)がセレクトされていた。


まず最初は「作」を注文したが、四合瓶での提供ではなく、180ミリほどのミニボトルでの提供で渡しっきりであった。


その後、「東洋美人」もお願いしたが、同様のミニボトルサイズ。

一方で、ワインはフルボトルからのサーブであった。
担当CAさんがお酒好きであったようで、「JAL搭載のお酒は東京駅にあるはせがわ酒店に大抵置いてある」とのこと。
CAメンバーは機内提供ワインは当然機内で飲む事は出来ないので、こちらの店舗で自分たちで購入して試しているとの事であった。


その後、しばらくするとワンプレートでお弁当的なものが提供された。


中には様々な和食が詰めあわされており、日本酒がどんどん進んでしまう。
こちらのメニューは和食店舗の「くろぎ」監修とのこと。

ただ、これだけではお腹がいまいち満たされない+中距離とは言え国際線ビジネスクラスで「ワンプレート弁当」はどうか、と思って食べ終えると、CAさんから「それでは温かいものをお持ちしますね」と言われ納得。


しばらくすると魚・肉料理とともに、国内線ファーストクラスのような「樽ご飯」ではなく、ちゃんとお茶碗に入ったご飯と味噌汁が提供された。


これがかなりのボリューム。
牛タンシチューと鮭の味噌漬けのコンビはなかなかの濃い口揃い。
日本酒がますます進んでしまう。


なんとか全てを平らげると、デザートに羊羹。
食事が終わるとペットボトルの水とおしぼりのサーブもあった。

ウェルカムドリンクの提供がない、食事や飲み物の注文も搭乗時ではなく離陸後に聞きに来る等、中距離線ならではの対応もあって最初は少し期待外れ感があったが、さすがJAL。
結果的には満足のいく味わいとボリューム感であった。

その後、到着まで4時間弱あったのでスカイスイート3のフルフラットを試すことに。


こちらがベッドモードにした状態。

シート自体は倒すと完全にフルフラットになり、他社のビジネスクラスシートと大きな差はない。
シート長も不満なレベルではないが、一番困ったのがシート幅であった。

仰向けでお腹の上で手を組んで寝ると、通路と反対側の肘がシートの壁の部分にあたり、非常に心地悪い。
標準体型でもかなり狭いので、ガタイのいい人であれば尚更窮屈に感じる事と思う。
一方、プライベート性には非常に配慮されたシートなので、高くそびえたつ壁が周囲の喧騒を断ってくれる。


そして、到着前には「軽食」という事でおにぎりの提供があったが、いわゆる「コンビニおにぎり」的な感じであったのは少々残念。

なかなか評価の難しいシートであるが、個人的にはスカイスイート2の方がより完成度および居住性は高い印象を受けた。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
東洋美人 純米大吟醸
シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ
ケラーライ トラミン ピノ グリージョ 2016
ステルハイス シュナンブラン 2015
クラインザルゼ ワイナリーセレクション ピノタージュ2015
ハーン ピノノワール モントレーカウンティ2015

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