寒菊 Discovery Adapt ふさこがね 無濾過生原酒 純米大吟醸



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2025年08月03日
購入金額(税込み) 1925円
テイスティング日 2025年08月03日

日本酒データ:

地域 千葉県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 ふさこがね80%
好み度(MAX五つ星) ★★★★★

コメント:
この日は所要で京都に行っており、帰りには定番のお土産「京漬物」をどっさりと購入。
それもあり、夜は日本酒が飲みたくなったので、近所の行きつけの酒屋で色々とチェック。
様々な日本酒を取り揃えているのだが、その中でも千葉県の寒菊銘醸の日本酒の品揃えがよく、色々見ていると限定商品のこの日本酒を発見。
「ふさこがね」という千葉県産の食用米を使っているとのことで、折角なので試してみることにした。
色はほんのりと濁りを感じられ、かつ、グラスに注ぐとまだ発泡感があり、小さな気泡が湧き出してくる。
粘度はそれなりありグラスの縁にしっかりと脚がでる。
香りは香りは甘味をしっかりと感じられるものではあるが、いわゆるジューシーなタイプではなく、なんとなく冷涼感を感じられるスッキリとした甘味という印象。
そこに乳酸菌系の風味が加わり、香りとしてはそこまでガッツリと主張するものではないものの、米の旨味をしっかりと感じられるタイプで日本酒独特の香りが苦手な人でも馴染みやすいもの。
口当たりは柔らかく、ほんのりと泡の刺激を感じられるもの。
そこに甘味の要素が強すぎず弱すぎす良いバランス感でしっかりと絡み、米の旨味と共に軽やかな酸が味わいの骨格を整える。
甘味をしっかりと感じさせつつも飲み疲れない程度のボディーの後に、程よくその余韻が続く。
程よい甘味とわずかな発泡感が心地良くて気付けばあっという間に空いてしまう季節も数量も限定の無濾過生原酒。
<アルコール度数14%、精米歩合50%>


この日は京都で購入した漬物たちをつまみに合わせてみた。
一つはお気に入りの漬物店である「京都田中長奈良漬店」の「都錦味淋漬 しょうが」。
こちらは文字通り生姜を奈良漬けにしたもので、生姜の辛味と奈良漬けの甘味が絶妙にまじりあったもの。
こちらの奈良漬けだとやはり定番の「うり」に行きがちなのだが、今回は冒険をして買ってみて大正解。
そしてもう一つが「大安」という老舗の漬物店の「味すぐき」。
爽やかな酸味とシャキシャキっとした食感は万人受けする味わい間違いなし。
日本酒との相性だが、生姜の奈良漬けは辛味が強めの漬物ではあるが、奈良漬け独特の甘味もあってか、相性は悪くない。
すぐきはそのしっかりととした酸味が日本酒の甘味の対極ではあるものの、こちらも意外と味わいの相性は悪くない。
相性が抜群かというとそこまでではないものの、その甘味のある味わいからは想像できないほど、合わせられる食材の幅は広そう。
とは言え、ど真ん中のマッチング食材としては甘口醤油を使った刺身やうなぎなどを想像する。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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