日本航空国際線マイルアップグレードキャンセル待ちの確率や確定タイミングの全容



(2024/02/24記載)
2023年12月と2024年1月に続き、2024年2月に再び日本航空の国際線を利用する機会があった。
また、利用路線も前回・前々回と同様に羽田~バンコク線(今回は前回と同様に国内線乗り継ぎで最終目的地はチェンマイ)、購入したチケットクラスが入札アップグレード以外にもマイルを使ったアップグレード対応のクラスということで、今回はマイルを使ったアップグレードをしてみることにした。
ただ、チケット購入自体がフライトの3週間程度前ということもあって、往復共にビジネスクラスはアップグレードキャンセル待ちという状況。
ダイヤモンド会員であればそれなりの確率でアップグレードできるのではないかという淡い期待の元、購入直後にアップグレードキャンセル待ちを入れて様子を見ることにした。
なお、予約クラスは往路がエコノミH、復路がプレミアムエコノミーWで、会員ステータスはダイヤモンド会員であった。

  • 3週間前
  • 往路はB789がアサイン。
    プレミアムエコノミーは1席(しかも機体中央3席の中央席)のみが空いており、ビジネスは9席が空席の状態であったので、ラウンジをしっかりと満喫した後の爆睡フライトではあるが、アップグレードの確率を考えビジネスでキャンセル待ち。
    復路はB773がアサインされ予約自体がプレミアムエコノミーなので4席が空席で5席がブロック、計9席が空きとなっているビジネスでキャンセル待ちを入れた。
    なお、キャンセル待ちを入れると入札アップグレードの申し込みが出来なくなるので、後述するが少しでもアップグレード確率を上げたいのであればマイルを使ったアップグレードはしない方が無難。

  • 2週間前
  • 往路共にキャンセル待ち席確保の連絡は無し。
    一方で、往路はビジネスの空席が10席あるにもかかわらず、一旦新規での予約受付を終了しているという謎の状況。

  • 11日前
  • 復路のアップグレードが確定。
    その際、復路は6席が空席で2席がブロックの計8席が空いている状況。
    一方で、往路は未だ10席空席があるにも関わらずキャンセル待ち連絡は無し。
    かつ、このタイミングで再び新規での予約受付を開始した(往路6席空席)。

  • 1週間前
  • 往路のビジネスは10席空席にも関わらず未だキャンセル待ち席確保の連絡無し。
    そしてなぜか値段が急激に下がり(往路14万程度)、むしろこのタイミングでビジネスで予約した方が安かったのではないかとちょっとへこむ。

  • 5日前
  • 往路のビジネスは空席が10席のままにも関わらずキャンセル待ち席確保の連絡無し。
    なお、セイバー販売期間が終了したことにより、新規予約の金額が14万から27万へ一気に上昇。

  • 48時間前
  • 48時間前になるとトータル10席の空席は変わらないものの、うち2席がブロックとなったが、未だキャンセル待ち席確保の連絡はない。
    新規予約も引き続き27万ながら受け付けている。
    流石にアップグレードあきらめモードになるが、にしても10席空席があるにもかかわらずアップグレードしないのは、もしかすると入札アップグレードを優先させているためなのかと想像を巡らす。

  • 36時間前
  • 36時間前になると空席数が10席から3減の7席となる。
    空席が6席でブロックが2席となった。

  • 30時間前
  • ようやくキャンセル待ち席確保の連絡があり、無事にアップグレードが完了。

    前回は36時間前で入札アップグレードが確定したことを考えると、ここで上級会員の入札アップグレードが確定したのかも知れない。
    今回のキャンセル待ち席確保が約30時間前だったことをから推測すると、

    1. 36時間前で上級会員のアップグレード入札の結果が確定

    2. 36~24時間前までの間にマイルアップグレードキャンセル待ち・その他アップグレード・調整を実施

    3. 24時間前の段階でほぼ最終確定

    という流れのような感じであった。

    なお、以下が今回のキャンセル待ち便の時間の推移に応じた空き状況。

    行き

    時刻 航空会社ブロック席数 座席指定可能席数 うち新規予約可能席数
    3週間前 0席 9席 4席
    2週間前 0席 10席 0席
    1週間前 0席 10席 6席
    5日前 0席 10席 7席
    48時間前 2席 8席 7席
    36時間前 1席 6席 6席
    24時間前 1席 4席 4席
    12時間前 0席 4席 0席

    ただ、復路のアップグレードが往路よりもかなり早いタイミングで決定したことを考慮すると、予約している座席タイプ(エコノミ・プレミアムエコノミー)、予約クラスなども複雑に絡み合っているようで、少なくともエコノミーよりもプレミアムエコノミーで予約している方がアップグレードの確率も高く確定タイミングも早いという印象であった。
    アップグレード座席が確保されている便を予約できるのが一番ではあるが、キャンセル待ちになってしまった場合は予算の許す限り上位の座席タイプ・予約クラスを選んでおきたいところ。

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