名前：マリーナ ベイ サンズ シンガポール（Marina Bay Sand）
場所：10 Bayfront Avenue Singapore 018956
地図はこちらからどうぞ
交通手段：MRT Bay Front駅直結
また行きたい度：＝☆☆＝ウワサのInfinity Poolを満喫すればリピートはないかな…。
外部リンク：Marina Bay Sandsの公式ページへのリンク
備忘録：
（2016/09/12追記）
・過去の投稿を整理
・表示フォーマットを変更
（2012/10/30記載）
プール・その他のインプレはこちらで掲載。
2012年10月下旬にシンガポールを訪れた際に初めて宿泊。
久しぶりに4日の滞在となるため、今回はホテルのハシゴをすべく、候補のホテルを2箇所検討。
最終的に、到着初日はSMAPのCMで話題になったマリーナベイサンズに1泊、翌日から2泊はClark Quayにあるフラトンホテルに移動する事にした。
このコースにした理由は2つ。
一つはフライトのスケジュール。今回は羽田発の深夜便利用なので、シンガポール到着が早朝の6時。
一方帰りは朝8時発の便を利用。
となると、最終日に宿泊したホテルは翌日のチェックアウトが6時という事もあり、フルに滞在を満喫出来ない事になる。
という事で、到着日からの一泊をマリーナベイサンズ、翌日からの二泊をフラトンホテルにし、マリーナベイサンズのプールと付帯設備を一日丸々目一杯楽しむ事にした。
また、今回は観光バリバリではなく、ゆったりと過ごしたいというリクエストもあったので、ホテルの中の専用ラウンジも使える「The Club Room」というクラスで予約をした。
このクラスでの予約のメリットは、部屋が広いのはもちろんの事、チェックイン時に専用のチェックインカウンターを使える事、プールと同じフロアにある専用ラウンジでの軽食が無料で楽しめる事等がある。
さて、空港到着後であるが、ホテルの無料送迎バスがあるという事で、それを使う事にした。
場所は全日空利用（ターミナル2到着）であれば、手荷物を受け取って出た先左側にあるCOACHのターミナル13番、14番から発着している。
夜中の12時から朝5時までは1時間に1本、それ以外の時間帯は30分に1本の割合で運行されている。
空港内にもこのような専用のカウンターがあるが、時間帯によっては誰も居ないので要注意。
空港～ホテル間の無料送迎バスの車内。
マイクロバスではなく、日本で言うところのはとバス的なしっかりとしたバスで車内では無料Wi-Fiが飛んでいる
所要時間30分弱でホテルのバス発着場に到着した後はそのまま専用チェックインカウンターへ。
他サイトでも多く記載されていたが、基本的にこのホテルはアーリーチェックインとレイトチェックアウトのサービスは無し。もちろん、追加料金を支払えばレイトチェックアウトは可能だが。
早朝到着便であったので7時過ぎにはチェックインカウンターに到着していたが、他の方のレビュー通り、アーリーチェックインは出来ず。
それでも屋上のプールへのアクセス用に部屋のカードキーは準備してもらえるので、それを使ってプールに行くことは可能。
Wi-Fiはログインのパスワードが「部屋番号＋名字のアルファベット先頭の一文字」を使うので、部屋番号が確定するまでは使えないが、Wi-Fiを使いたい旨を告げれば一時利用の為のパスワードを教えてくれる。
それにしてもここのホテルのチェックインカウンターの混み方は半端ない。
今回は通常の部屋のランクより上の「The Club Room」に宿泊する為、専用カウンターでのチェックインであったが、手続きまで20分以上待った。
荷物を預けてひとまず市内観光に行き、最終的にチェックインしたのが15時半であったが、今回アサインされた部屋は、48階の4862号室。
エレベーターホールから近く便利ではあったが、City Viewの部屋ではなく、Ocean Viewの部屋であった。
Club Roomというアッパークラスの部屋であったので広さに対する期待が大きかった為か、部屋に入って一言めの印象は「思っていたよりは広くない」という感じであった。
The Club roomの室内。
クイーンサイズのベッドが2台おいてあり、3人分の荷物を散らかすと決して広いとは言えない。
今回はこちらの部屋に3名で泊まったのでエクストラベッドは画面奥側のベッドの窓側に設置された。
が、部屋自体も調度品含めて清潔感があり、時々このホテルのレビューで見かけるような掃除不足やアメニティーが準備されていないという事は一切無かった。
と言っても、広くない印象を受けたのはベッドルームのみで、バスルームは逆に贅沢に作られていた。
独立したシャワーブースとバスタブ、2台設置されている洗面台等、広すぎて使うのに困るサイズであった。
洗面所周りは非常にゆったりとしたスペース。
シャワーブースとバスタブは別々に設置、洗面台も2台設置されている。
向かって左側がシャワーブース、右側がトイレ。
いずれも摺りガラスで中は見えないように配慮されている。
今回はいわゆるOcean Viewの部屋がアサインされた。
マーライオン、クラークキー等は見えないが、逆に眼下には2012年6月に開業したばかりの「ベイ サウス ガーデン」が見える。
また、夜には沖に停泊する無数のタンカーの灯りがまばゆく輝く幻想的な景色が楽しめる。
今回宿泊している「The Club Room」は屋上のプールサイドにある「The Club」というラウンジで無料の軽食・ドリンクが楽しめるということなので使ってみることにした。
朝食・アフタヌーンティー・カクテルタイムの3つの時間帯に利用出来、夜の20時以降は予約クラスに関係なく、誰でも利用出来るチョコレートバーとなる。（有料・要事前予約）。
専用ラウンジと謳われているものの、どの時間帯とも、タイミングが悪いと数組待ちになることもある。（待ち時間にして5～10分程度）
朝食はビュッフェ方式で、サラダやフルーツ、オーダー形式の玉子料理、ソーセージ・ハム等バラエティーに富んでいる。
1Fにある「rise」よりも品数は少ないとのウワサだったが、個人的にはトータルで20種類位の品目があるThe Clubで十分。
クーラーの効いた室内、もしくはプールの見える屋外の席で無料で朝食を食べられる。
出されている品物はどれもそれなりのレベルで満足出来る。
ちなみに、1Fの「rise」でも朝食はとれるが、8時を過ぎると20人以上の大行列が出来ていた。
Club Room以上を予約した場合にはThe Clubで朝食を取るのがオススメ。
アフタヌーンティーはスコーンや小さいワッフル、一口サイズに切られたサンドイッチ等、文字通りアフタヌーンティーとして楽しめる小さなサイズのお菓子が充実していた。
こちらは時間帯が14時～16時半という時間帯なので、14時に過ぎに来て小腹を満たしてすぐに観光、というパターンが多いらしく、15時過ぎになると着席率は半分程度になっていた。
但し、注意したいのがアルコールに限って有料である事。
カクテルタイムについては、アルコールも含めて全て無料であった。
ワインリストにはシャンパン・赤・白がそれぞれ2種類リストされており、特筆すべきはシャンパンにPiperがリストされていた事。
聞いてみると、独自にコラボレーションしているシャンパンのようで、ボトルにはホテル名が刻印されていた。
また、赤・白ともにオーストラリアの銘柄（詳細は失念）で、オーストラリアのオイスターベイのピノを試したが、しっかりとした酸味、ニューワールドらしいジューシーな果実感が感じられた。
カクテルタイムのメニュー。
お酒に合う料理がしっかりとセレクトされている。
写真手前の「ぐるぐる巻きになったエビ」がオススメ
つまみも充実しており、少食な人であればここで満足出来てしまう程の充実っぷりであった。
設備は新しいものが入ってはいるが、残念ながらホテル全体としてのホスピタリティーが欠けていると言わざるを得ない印象を受けた。
チェックインカウンターはチェックインが集中する時間帯は大混雑で20分は待つこと、事前にリクエストしておいた事（エクストラベッドの準備等）が一切引き継がれておらず情報が共有されていなかった事、荷物が部屋に届くまで30分以上かかった事など。
マンモスホテルなので仕方ないと言えばそれまでだが、個人的には一番大事な事だと持っているポイントが押さえられていなかったのは残念。
屋上のインフィニティープールを目当てに行くのであれば非常に満足度は高いが、それ以外のトータル面でのおもてなしを期待すると少し肩透かしを食らう。
個人的には一回行けば十分で、リピートはないかな、という印象であった。
もちろん、目的はインフィニティープールであり、事前にこのようなマイナス面の情報をいたる所で見ていたので、そういう意味では予想の範囲内の残念レベルではあった。
なお、Infinity Poolの利用は宿泊客のみなので、プールに行く場合には宿泊が必須なので要注意。
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