日本航空 那覇空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ (2025/06)



(2025/06/26記載)
2025年06月下旬の平日、那覇を訪れた際に利用した。
こちらのラウンジはかなり頻繁に利用しているのだが、それもあって更新するタイミングを逃したまま時間だけが過ぎていた。
調べてみると前回のレビューが2023/10とかなり久しぶりだったのと、改善ポイントもあったのでそれも兼ねてのアップデート。


ラウンジ内の造り関しては特に大きな変更はされていない模様。


一方で、今回は軽食コーナーが以前から比べてかなり改善されていた。


軽食は地元ベーカリー「ジミーズ」とのコラボの「スウィートブレッド」と沖縄らしい「黒糖シナモンロールデニッシュ」の2種類となっており、以前はあった「JAL特製焼きカレーパン」は提供されていなかった。


おにぎり類はいつぞやのタイミングから個包装→ケースに入れての提供と変わったのだが、こちらもまたどこかのタイミングで「おにぎり」から「おこわ」のに変更されていた。
この時は「赤飯おこわ」、「栗おこわ」、「鶏五目おこわ」の3種類が提供されていた。


そして今回初めて見たのが「鶏のからあげ」。
揚げたてというよりは冷凍ものをオーブンレンジで焼き上げたようなカリカリっとした唐揚げで、ニンニク醤油がしっかりと効いたもの。
完全にビールのつまみとして楽しめる今までは無かったしっかりとしたつまみが夜の時間帯に加わった。

このほかに担々スープや味噌汁、柿ピーなどのスナック系も提供されており、一時期の残念な感じのラウンジからは復活したという印象。

一方のアルコール系も季節限定かどうかは分からないがかなり奮発した品揃えであった。


ダイヤモンドプレミアラウンジでは従来提供されていたビールやウィスキー、泡盛に加えて、時間帯問わずワインが提供されるようになったのだが、その泡のレベルが突き抜けていた。
泡はイギリスのスパークリングワイン「Rathfinny Classic Cuvee Brut 2018(ラスフィニー)」と、ヴィンテージもののスパークリングワインで、こちらは製法はシャンパンと同じ瓶内二次発酵を経たもの。
いわゆるワインの状態で8~10か月寝かせた後に、最低30カ月以上の瓶内二次発酵をさせるというかなりの手間がかかったもので市価9000円程度と国際線ファーストクラスラウンジで提供されている泡に匹敵するレベル。
その他のワインも市価3000円程度とかなりレベルが高いものが提供されており、最近の国内線ファーストクラスラウンジはなかなか侮れない。


高級スパークリングワインとニンニク醤油の唐揚げという何とも不思議な組み合わせ。
唐揚げはやはりビールが一番合うのだが、それだとスパークリングワインが飲めなくなる。
かなりしっかりとした味わいのスパークリングワインなので、チーズ系と合わせて楽しみたい。

夜の時間には唐揚げが提供されたり、ワインについてはかなり突き抜けたものが提供されていたりと、ソフト面の改善はなかなかのもの。
ハード面も以前は混雑時しか開けていなかったラウンジエリアが常に開放されていたりと、利用客が増えてきていることもあってか非常に使いやすい価値のあるラウンジになってきたという印象。

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