酔亭 (2025/12)


名前酔亭

場所:〒231-0849 神奈川県横浜市中区麦田町4丁目99 落合ビル 1階
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR根岸線 山手駅 徒歩8分

営業時間:10:00~15:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=濃すぎる味噌と自家製麺の味噌ラーメン専門店

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備忘録

(2025/12/20記載)
2025年12月上旬の平日のランチタイムに利用。
この日は比較的時間に余裕があったので、普段はあまり行かないエリア、かつ公共交通機関だと少しアクセスが悪い場所にあるお店に行くことにした。
その条件でブックマークを探してみると、以前たまたま前を車で通りかかって行列が出来ていて気になったこちらの店がヒットしたで行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店は公共交通機関であればJR根岸線の山手駅が最寄り駅となる。
山手駅からであれば徒歩10分かからない距離感ではある。
今回は車で向かったが、大通り沿いにある店なのでナビで目的地設定をすれ迷う事なくたどり着く。
ただ、店舗には専用駐車場は無いので、店舗する横(石川町側)にあるコインパーキングを利用する必要がある。
こちらのコインパーキングはキャパが3台で満車の場合もあるが、付近には大通り沿いに何か所かコインパーキングがあり、裏路地に入った場所にも所々コインパーキングがある。


こちらが店舗外観。
家や商店が立ち並ぶ道路沿いの一角に店舗はあるが、大きな看板で「酔亭」と書かれているので見逃すことはまずない。

<混雑状況・店内の様子は?>
以前は平日の昼過ぎにこちらの店の前を通りすぎ行列を見たので、今回は少し早めの11時半に店舗に到着。
幸いなことに店舗横のコインパーキングも利用者ゼロだったのでこちらに停めて店内に向かうが、店内はラーメン店という感じではなく昔から営業してる定食店という雰囲気。
木をベースにした落ち着いた雰囲気となっており、4名掛けのテーブル席が5卓、2名掛けのテーブル席が1卓で、トータルキャパは20名少々。
我々が入店した11時半時点で既に半分の席が埋まっており、12時を過ぎると店の外で常に2~3組が待っているという状況であった。
カウンター席が無く全てがテーブル席ということもあり、1名客が続くと回転が悪くなるので、開店直後を狙っての来店がオススメ。


こちらが店内の写真。
落ち着いた雰囲気の店内はラーメン店という感じとはまた少し異なり、ゆっくりと食事を楽しむ事が出来る。

<オススメのメニューは?>
こちらの店は味噌ラーメンがウリということで、メニューはほぼ味噌ラーメンとなっている。
ベーシックな味噌ラーメンに加えて、代わりダネとして鶏だし味噌ラーメンやねぎ味噌担々麺などもある。
また、水餃子も提供しており、こちらも評判が良い一品。
そして味噌ラーメン以外には中華そばとして醤油ラーメンと塩ラーメンも用意されている。
今回はウリの「味噌ラーメン(890円)」と「ねぎみそ担々麺(1200円)」をオーダーし折角なので「水餃子3個(300円)」もセレクトした。


こちらがメニュー。
シンプルで分かりやすいメニュー構成。
ベースの味噌ラーメンはトッピングで様々な派生メニューがあり、味噌をベースにしたその他のメニューもある。

オーダーしてから待つこと10分程度で料理が提供された。


こちらが「味噌ラーメン」。
しっかりと色の濃い味噌のスープの上には炒めたもやしやキャベツがたっぷりと盛られている。
その上にはチャーシューが一枚トッピングされており、シンプルならビジュアルに仕上げられている。

まずはスープから一口頂くが、他の味噌ラーメンではあまり見ない濃厚なトロみに驚く。
スープというよりは、味噌溶かして液体にした、というくらい濃厚で、味わいも見た目通り極濃。
程よく甘味のある味噌の風味をそのまま楽しめる味わいとなっており、スープというよりはつけ麺のつけダレに近い印象。
何とも癖になる新鮮な味わいのスープ。
大きくカットされ、たっぷりと盛られたキャベツやもやしは油でサッと炒めてあり、肉そぼろの風味と野菜の甘味や炒めた油がスープに溶け込み自然と味変も楽しめる。

今回はデフォルトでのオーダーなのでトッピングはチャーシューが1枚のみ。
5ミリ程度にスライスされたチャーシューはローストビーフ感のある柔らかさに仕上げられており、味付けシンプル。
ただ、味噌ラーメンそのものにインパクトがかなりあるので、これくらいの味わいの方が良いのかも知れない。


麺は自家製麺とのこと。
太めでやや縮れタイプの麺は玉子麺のような黄色のニュアンスがあるタイプ。
もちもち系ながら、自家製麺ということもあってか比較的スープをよく吸う。
濃厚な味噌の味わいをたっぷりと抱えた麺は、これはこれで美味しい。


そしてこちらが「ねぎみそ担々麺」。
見ての通り、刻みネギがたっぷりとトッピングされている。
味噌ラーメンで既に「素材の味わいをダイレクトに感じられる」ことを確認済みだったので何となくそのイメージを想像しながらスープを頂いたが、イメージ通りの味わい。
ビジュアル的にはネギがたっぷりではあるが、スープにも胡麻がガッツリと入れられている。
もはや胡麻そのものを頂いているのではないかというレベルまで味わいを凝縮しており、辛みは控えめ。
今回は味噌ラーメンの気分でこちらの店に来ていたが、この担々麺目的で来てもいいのではと思えるレベルであった。


こちらはサイドメニューとしてオーダーした「水餃子」。
写真では分かりにくいが、一般的なものの2倍くらいのサイズ感。
こちらも自家製ということで、皮は厚めではあるがモチモチ感があり食べ応えがある。
ニラの風味がガッツリ効いており、水餃子ながら肉汁もたっぷりと染み出るのでタレ無しでも美味しく頂ける。
こちらもこの店では必食アイテム。

<まとめ>
たまたま前を通りかかって混んでいたので来てみたという流れではあるが、結果的にはかなりレベルの高い店であった。
味噌ラーメン推しなのでシンプルに「味噌ラーメン」をオーダーしたが、このスープが驚異的な濃さ。
味噌ラーメンそのもののビジュアルは炒めたもやしやキャベツがたっぷりと盛られ、その上にはチャーシューが一枚トッピングされているシンプルなものだが、スープはそのビジュアルからは想像できない濃さ。
他の味噌ラーメンではあまり見ない濃厚なトロみと共に、スープというよりは味噌溶かして液体にした、というくらい濃厚。
程よく甘味のある味噌の風味をそのまま楽しめる味わいとなっており、スープというよりはつけ麺のつけダレに近い印象で、何とも癖になる新鮮な味わいのスープ。
麺は太めでやや縮れタイプの麺は玉子麺のような黄色のニュアンスがある自家製麺。
もちもち系ながら、自家製麺ということもあってかスープを吸いやすく、濃厚な味噌の味わいをたっぷりと抱えた麺は、これはこれで美味しい。
そしてサイドメニューとしてオーダーした「水餃子」も侮れない。
こちらも自家製ということで、皮は厚めではあるがモチモチ感があり食べ応えがあり、ニラの風味がガッツリ効いており、水餃子ながら肉汁もたっぷりと染み出るのでタレ無しでも美味しく頂ける。
今回は味噌ラーメンをオーダーしたが、同行者がオーダーした「ねぎみそ担々麺」もかなりレベルが高い。
もはや胡麻そのものを頂いているのではないかというレベルまで味わいを凝縮しており、辛みは控えめとなっており、次回はこちらを目的に再訪したいと思えるほどであった。

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酔亭ラーメン / 山手駅石川町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.6

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