名前:川の先の上
場所:〒233-0007 神奈川県横浜市港南区大久保1-15-36 第1ミツワセンター2F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線・市営地下鉄線 上大岡駅 徒歩5分
営業時間:11:30~22:00 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=あっさりながらコクのあるスープと2種類の極上チャーシューのコンビネーションが癖になる外さない正油ラーメン
外部リンク:川の先の上の食べログページへのリンク
備忘録:
(2021/11/15記載)
2021年10月中旬の平日の昼に時間ができたので、ちょっと遠出をしてランチを食べることにした。
こちらの店舗は以前行ったことのある「ロ麺ズ」と経営母体が同じ店舗でグルメサイトでもなかなか評判が良く行ってみたいと思っていたのだが行けずにいた。
店舗は上大岡駅から商店街を抜けた先にあり、距離としては3分程度なのだが、信号待ちなどもあるので大体5分程度かかる場所にある。
こちらが店舗の入るビル。
ぱっと見、飲食店が入っているのかどうかすらわからないかなり年季の入ったビル。
写真左側に見える異次元空間に繋がっているかのような階段を上がっていく。
階段を上がった目の前にお目当ての店舗がある。
なお、2Fにはこちらの店舗以外にも飲食系が入っており、なかなか異空間のような雰囲気を感じさせるビルであった。
今回は平日の開店直後の11:30過ぎに到着したが、開店と同時に入店している客の列があり、既に5名程度が席ついてラーメンの提供を待っているような状況であった。
それを考えると、週末の昼時はなかなか混雑しそうな印象。
オーダーは食券方式となっており、店舗入った左側に券売機がある。
正油・味噌・塩の3種類のラーメンに加えつけ麺の計4種類が麺もののメニュー。
それに加えて餃子や丼もの、おつまみ系のメニューがあるが、トッピングは味玉のみと非常にシンプル。
今回は初ということもあり、まずは定番の「らーめん正油(850円)」をオーダーしてみることにした。
店内はカウンター席とテーブル席があり、トータルのキャパは20席程度。
こちらはカウンター席。
感染症対策のためか、隣席との間隔はかなりあいておりゆったりと座ることが出来る。
そしてこちらがテーブル席。
テーブル席の奥には製麺室も見える。
待つこと5分強で着丼。
背の高い丼には輝きのある綺麗な醤油色をしたスープの中に円形の薄切りの大きめのチャーシューと、かなり厚みのあるブロック系チャーシューの二種類が鎮座。
その上に刻みネギがトッピングされており、見た目はオシャレで丁寧盛り付けとなっている。
スープを啜ってみるが、良い意味で全くクセがなく、醤油の味わいを中心としてとてもバランス良く仕上げられているがしっかりとコクもあり、昔懐かしの中華料理店の中華そばを思わせる味わい。
麺はこちらの系列店舗お得意の自家製麺。
中細ストレートの麺は円に近い断面をしており、つるつるとした喉ごしとモッチリとした食感は「麺を食べている」という感じ。
背が高い丼を使っていることもあってか、見た目の麺の量は普通に見えるが、食べきってみると意外と量がある印象。
そして絶品だったのがチャーシュー。
まずは沖縄のラフテーを思わせるような豚の角煮的なチャーシューから頂いてみた。
こちらは厚みが1センチ弱あろうかというかなりパンチの効いたタイプで、味わいもしっかりとした醤油ベースのタレが肉に染み込んでおり、ほぐしてご飯にかけてチャーシュー丼として頂いたらかなり相性の良さそうなもの。
肉の繊維質をしっかりと感じられるものの、柔らかい歯ざわりで見た目のような固さはない。
一方、薄めにスライスされた大ぶりのものはジューシーで脂身の味わいがしっかりと活かされており味付けは控えめ。
肉の旨味と脂感をしっかりと感じさせ、更には軽いスモーク感まで感じる全く方向性が違うタイプのチャーシュー。
チャーシュー増しがあれば間違いなく注文したくなる味わいであった。
シンプルで比較的あっさり方向のラーメンながら、とても癖になる味わいかつシンプルなだけにいくらでも食べ続けることが出来てしまいそうなラーメンであった。
また、味噌ラーメンを注文している人も多く、オーダーが入ると都度中華鍋を振って作っているので、次回は味噌ラーメンをオーダーしてみたい。
余談だが、こちらの店舗名がなぜ「川の先の上」なのか気になっていたのだが、駅を出て歩いていくと「大岡川」を渡り、更にはその「先」にあるミツワセンタービル「の上」2Fに店舗を構えているからのよう。
不思議なネーミングだったが行ってみて納得。
「川の先の上」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply