ウォルドーフアストリア バンコク宿泊記 (2024/11) =客室編=


名前ウォルドーフアストリア バンコク

場所:151 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
地図はこちらからどうぞ

交通手段:BTS チットロム駅 徒歩約5分

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=エレガントという言葉がぴったりくるヒルトンブランド最上位のフラッグシップホテル

外部リンクウォルドーフアストリア バンコクの公式ページへのリンク

備忘録

(2024/12/05記載)
2024年11月上旬、バンコク周辺のヒルトンブランドホテルをホッピングした最終滞在先としてこちらのホテルをセレクトした。
ウォルドーフはもともとはヒルトングループではなかったが、ヒルトングループに買収されてからはグループ中の最上位ホテルということで、ホテル名に「ヒルトン」が付かない数少ないホテル。
日本国内にはまだ進出しておらず(2025年度以降に大阪・日本橋に進出予定)、バンコクということもあって比較的お手頃に宿泊できたので、旅の最後を優雅に締めくくることにした。

こちらのホテルはホテルとレジデンスが併存するタイプ。
ホテルは6~15階となっており、客室タイプはスタンダードタイプの「デラックス」と「スイート」の2種類のみ。
デラックスタイプは通常の部屋に加えて眺望指定が出来るシティービューとパークビューの2種類があり、それぞれキングとツインが用意されている。
一方のスイートは広さ別に計6種類と、客室タイプで見るとデラックスタイプの倍の種類があり、70~355平米とラグジュアリー感が半端ない。
とは言え、デラックスタイプでも50平米の広さがあるので十分なので、今回は「デラックスルーム シティービュー」でブッキングをした。

当日チェックインをすると、「シティービューの部屋は隣のビルが工事中につき眺望がいまいちなのでよろしければ他にご案内出来る部屋をご覧になりますか?」と。
また、「18時チェックインで良ければもっと広めのスイートタイプの部屋も用意できる」と言われ、一旦すぐに入れる部屋を見るも眺望という点では特に変わりなし。
ホテルに到着したのが14時過ぎであったが、プールも利用可能であったのでチェックインまでプールで寛いだり軽くショッピングをしたりと時間を過ごすことにした。

最終的にチェックイン時に「デラックススイート」というスイートルームの中では一番下のグレードへアップグレードされた。
とは言えスイートルームということもあり、部屋の広さもしっかりと取られており、アサインされたのは9Fの907号室であった。
客室自体は6Fから15Fとなっていることを考えると、低層階の客室がアサインされた格好となった。


こちらのホテルは少々独特の造りとなっており、客室にアクセスするためには一旦ロビーのあるULフロアまで向かう。
その後客室専用のエレベーターを使い宿泊フロアまで降りるような恰好になっている。
なお、エレベーター内には部屋のカードキーを使ったセキュリティーがかかっている。


こちらがエレベーターホール。
間接照明を普段に使いオシャレな雰囲気になっている。


客室に向かう廊下はアースカラーを基調としたオシャレでエレガントな雰囲気。


今回アサインされた部屋はコネクティングルームということで、つなげて使う場合には手前の入口が扉代わりになるよう。


こちらがホテルの見取り図。
建物は変則的な曲線を描いた形となっており、スタンダードルームは直線エリアに配されている。
スイートルームは曲線エリアに配されており、フロアによってレイアウトを調整して広さを変えているよう。
なお、周囲にはビルが立ち並んでいることもあり、どの部屋をアサインされても先までヌケた眺望は望めない。


こちらは客室入口からの写真。
扉を開けるとコンパクトサイズながら踊り場的な場所があり、その奥に客室エリアが広がる。


こちらの踊り場にはオシャレなバーエリアがある。


こちらにはエスプレッソマシーンや紅茶などが用意されている。


こちらが入口からの写真。
建物が曲線を描いており、その角を使っていることもあって、掃き出し窓が目の前に広がる。


入口入ったところすぐにリビングエリアが用意されており、普通に4名程度で利用できそうなスペースとなっている。


客室内に入ってしばらくするとウェルカムスイーツとドリングが提供された。


こちらはウォルドーフのシンボルマークが入ったココナッツジュース。
軽く切れ目が入っており、ここをナイフでカットして飲むように案内されたのだが、正直備え付けのナイフでは全く歯が立たない。
少しやっているうちに、ナイフの柄尻の部分でココナッツの頭を叩くと効率的に割れることに気付いたが、初めてだとなかなか難しい。


ベッドは200センチのキングサイズのものが用意されているが、部屋の広さも十分なので、ベッドの大きさを感じさせない。


通常はこのようにセットアップされているベッドだが…。


夜になるとターンダウンサービスが行われる。


ターンダウンサービスの際には水も大量に補充される。


部屋の更に奥、ベッドの横にはダイニングで使えそうなテーブルも用意されている。


このダイニングテーブルの横にはUSBコネクタやインターナショナルタイプのコンセントが2口用意されているので、このテーブルの上でPC等を使った作業も可能。


こちらがダイニングテーブル側からの写真。
この部分だけで50平米クラスの客室であれば水回りを含めた広さという印象。


こちらが客室からの眺望。
特に景色がいいというわけでないが、目の前が掃き出しの窓で全面開放的なのが嬉しい。


こちらが日中の眺望。
5枚の掃き出しの窓からの景色は開放的。


この客室の裏側にはパウダールームとクローゼットも用意されている。


女性客には嬉しい専用のスペース。
大きな鏡と椅子も用意されている。

リビングエリアの奥には水回りエリアが用意されている。


こちらが水回りエリア入ったすぐの場所。
全面大理石張りのこのエリアには、ツインボールのシンクが置かれている。
なお、中央部分はヌケており、奥にはバスタブが設置されている。


なお、アメニティーは全てイソップのもの。
タイということで口をゆすぐための水まで別にしっかりと準備されている。


その他のアメニティーは一通り揃っているという印象。
ただ、バスソルトが無いのは少し残念。


洗面エリアの左側には独立したトイレが設置されている。
なお、ハンドウォッシュの多いタイのホテルながら、こちらのホテルはウォッシュレットが付いていた。


シャワー、バスに向かうには洗面エリアの右側の通路を進むことになる。


こちらはバス・シャワーエリアから洗面エリアを撮った写真。
ブラインドを上げると外の景色が一望できる。


進んだ先の正面の右側にはシャワーエリア、左側には円形のバスタブが設置されている。


こちらのアメニティーもイソップとなっている。


シャワーエリアにも間接照明が入れられており非常にオシャレ。
ただ、カーテンなどは無くオープンスペースになっていることもあって、どうしても水滴が周囲に飛び散ってしまうのはご愛敬。


そしてこちらがバスタブ。
普通に2~3名で使えそうな広々としたタイプ。
なお、壁には埋め込み式のテレビも設置されているので、ゆったりと過ごす事も出来る。


こちらはバスタブから客室エリアを撮った写真。
バスタブの裏側が洗面台となっており、中央部分がヌケているため客室まで見通すことが出来る。

今回は結果的にスイートルームに宿泊出来たが、ヒルトン最高峰ブランドのスイートルームステイは文句無しであった。
部屋の広さといういうよりもヌケのよい総大理石張りの水回りエリアであったり、ターンダウンサービス時のスタッフの方の気配りであったり、滞在そのものがとても優雅であった。
立地的に眺望は望めないのだが、ホテルそのものの雰囲気やホスピタリティーはやはりヒルトン最高峰のもの。
また、客室数もそこまで多くないので、ホテル内が利用者で混雑しているという感じがないのも特別感がある。
そのサービスや雰囲気を他の国と比較するとバンコクであれば比較的リーズナブルに楽しめるので、バンコク旅行の際には必ず1泊利用したいホテルであった。

「ウォルドーフアストリア バンコク」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.