酒蔵BAR えん (2024/09)


名前酒蔵BAR えん

場所:〒612-8051 京都府京都市伏見区今町672-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京阪線 伏見桃山駅 徒歩7分

営業時間:11:30~18:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=「蒼空」ブランドの日本酒の酒蔵直営の全ての蒼空を飲みながらアテを楽しめる有料試飲バーコーナー

外部リンク酒蔵BAR えんの食べログページへのリンク

備忘録

(2024/12/04記載)
2024年9月中旬の休日の午後に訪問。
前日の京都駅界隈の割烹で食事をした際に合わせる日本酒として京都のお酒をセレクトした際に、こちら酒蔵の「蒼空 純米吟醸 美山錦」を選び、それが美味しかったので場所を調べてみると京都から遠くない伏見エリアだという事が判明。
折角ならば酒蔵見学を思ったのだが、見学は事前予約制とのこと。
ただ、酒蔵に併設したショップはどうやらバーを兼ねているようで、軽いおつまみと共に蒼空ブランドの日本酒を楽しめるとの事なので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は公共交通機関だと最寄駅は京阪線の伏見桃山駅となるが、その他にも近鉄京都線の桃山御陵前駅からでもほぼ変わらない。
両線からのアクセスの場合は「伏見大手筋商店街」というアーケード街側へ進む。
2つ目の十字路を右折し、しばらく進んで一つ目の十字路を左折。
その先50メートルほど歩くと右手に年季の入った建物が見えるのだが、その一角がショップ兼バーとなる。


こちらが店舗外観。
店舗というか、外観からは味のある建物にしか見えない。


が、少し入ってみると「藤岡酒造」の看板と共に、右側には引き戸があり、そこから店内へと入ることが出来る。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は思い立って突然の訪問ということで、訪問時間は全く事前に検討せず。
週末の15時過ぎ、かつ飲食店ではなく酒蔵の有料試飲スペースというイメージだったのでそこまでの混雑は想定せずにとりあえず向かってみた。
結果、掘りごたつ式のカウンター席が6席、いわゆるちゃぶ台のような小さな円卓で4名が使える席が1席、そしてそことは少し離れた場所に隠し席のような感じでカウンター席が2席の計12席というこぢんまりとした試飲エリアは先客2名のみ。
ただ、その後どういうわけか続々と入店し、15時半の時点で満席となった。
店内にはウェイティングリストもあるので、時間帯によっては待ちが発生するのかも知れない。


こちらが直営ショップの写真。
和をイメージさせる店内に蒼空がオシャレにディスプレイされる。


その時点で取り扱いのある全ての蒼空を購入することが可能。
この中にはネット等では販売しておらず、こちらでしか購入できないものもある。


ショップの横には小上がり的な場所があり、そこで蒼空の有料試飲と共に軽いつまみも楽しむ事が可能。

<オススメのメニューは?>
こちらは飲食店というよりは酒蔵の有料試飲コーナーという雰囲気が強く、当然メニューは蒼空と酒のアテのみ。
と言っても、蒼空は15種類程度とかなりの充実度。
また、つまみもまさに「酒の肴」というメニューばかりが厳選されて用意されている。
全てのメニューが620円というのもわかりやすい。
日本酒の量は100ml程度と少なめにも関わらず金額はそれなりという印象はあるのだが、こちらの日本酒はそもそもが比較的高め(500mlでおおよそ2000円から)であることを考えれば決して高くはない。
なお、平日限定とはなるものの、酒蔵オススメの日本酒3種類の飲み比べを1400円で提供しているよう。
今回はあまり時間が無かったのだが、折角なので日本酒は「純米吟醸 こうじましまし 雄山錦(試験醸造酒)」、「純米生酒おりがらみ 美山錦」、「純米大吟醸 愛山」、「純米大吟醸 生酒おりがらみ 山田錦」の4種類を、つまみには「お漬物盛り合わせ」と「クリームチーズの酒盗のせ」をオーダーした。


こちらがメニュー。
蒼空全銘柄と厳選されたつまみがあり、飲兵衛ならいくらでもここで過ごす事が出来そう。

オーダーしてほどなく日本酒から提供された。


こちらは写真左側が「純米生酒おりがらみ 美山錦」、右側が「純米吟醸 こうじましまし 雄山錦(試験醸造酒)」。
蒼空の美山錦はこちらの酒蔵定番のお酒で好きな味なのだが、それが生酒おりがらみとなることで一層フルーティ感と甘味が増した味わいとなる。
雄山錦は毎年酒蔵の杜氏が文字通り試験的に作るお酒の今年版ということで、使う麹の量を増やしたものとのこと。
味わいに厚みと深みがあり、麹増し風味を楽しめる。


ほどなくして「お漬物盛り合わせ」が提供された。
きゅうり、かぼちゃ、山芋の3種盛りとなっており、ボリューム感もそれなりにある。


こちらは追加でオーダーした「クリームチーズの酒盗のせ」。
さいの目状にカットされたクリームチーズの上にカツオの塩辛が乗せられており、おつまみとしても秀逸だが、日本酒と合わせてもクリームチーズのお陰なのか不思議とカツオの塩辛の生臭さは感じられない。


酒造の有料・無料問わず試飲コーナーというと、シンプルに日本酒を提供してまさに「試飲」という感じのケースがほとんどだが、こちらはつまみも楽しめるので飲兵衛であれば普通にいくらでも時間を過ごすことが出来そう。

<まとめ>
前日の夜に思いついての訪問、かつ休日ということで混雑を心配していたが、直営ショップについては全く問題なし。
一方で試飲コーナー(バーコーナー)については、たまたま我々が到着した時間は問題なかったのだが、その後は一気に満席となった。
予約は不可なので、こればかりはタイミング次第というところではあるが、日本酒好きであれば絶対に押さえておきたい場所であった。
蒼空ブランドの全日本酒を原価に近い金額で楽しめ、かつ、有料で日本酒との相性が抜群のつまみも楽しめるので、時間さえ許せば普通に長時間日本酒を楽しむ事が出来てしまう。
また、酒蔵での販売価格に800円追加することでボトルを持ち込んで楽しむ事も出来てしまうので、大人数の場合はそちらで「試飲」を楽しむのもアリかもしれない。

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酒蔵BAR えん日本酒バー / 伏見桃山駅桃山御陵前駅丹波橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.6

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