shibaF (2025/08)


名前shibaF

場所:〒604-8217 京都府京都市中京区西六角町105
地図はこちらからどうぞ

交通手段:地下鉄烏丸線 烏丸御池駅 徒歩10分

営業時間:11:00~17:00 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=生麩とピザがコラボした斬新なイタリアンをオシャレな店内で味わえる老舗生麩専門店が経営母体の店

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備忘録

(2025/08/22記載)
2025年8月上旬の休日の昼に京都を訪れた際に利用した。
この日は事前にあまり事前にお店を選定する時間がなく、急遽慌ててランチのお店を検索。
休日の京都、かつ夏休みということもあり、有名店は長蛇の列になっているだろうとそもそもの検索対象から除外した。
また、暑さも半端ないので、予約が出来て京都っぽい食事を楽しめる店として探していたところ、生麩を生地として使ったピザを提供しているこちらの店を発見したので予約をして行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は公共交通機関だと地下鉄烏丸線であれば烏丸御池駅、阪急京都線であれば烏丸駅からそれぞれ10分程度の場所にある。
今回は京都駅から向かったので烏丸御池駅からアクセスしたが、6番出口を出て右に進み、二つ目の信号のある交差点を右折して六角通りを2ブロック程進み緩い下り坂を進んだ先右手に店舗がある。
このエリアは良い感じで京都感のある建物が密集しており、店舗もその一つに同化するような感じとなっている。


こちらが店舗外観。
京都らしい外観の建物ということもあり、注意しないと普通に通り過ぎてしまう。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は夏休み時期の日曜のランチということもあって、予約をしないとどこの店も入れないと思い、予約可能な店を検索。
こちらの店はどういうわけか普通に当日の朝でもランチ予約が可能であったので予約して店舗に向かった。
店内の雰囲気は店舗外観から感じられる雰囲気と同じく、床の間があったり坪庭があったりと和のテイストを活かしつつも、程よくカジュアルでオシャレな雰囲気に仕上げられている。
今回は1Fに通されたのだが、カウンター席が8席程度、4名掛けのテーブル席が4席のトータルキャパは20席強となっている。
飲食スペースは2Fにもあるようだが詳細は不明。
予約した12時半の時点で先客は2組だけど、思っていたよりかなり空いている印象だったが、13時前になると3組程度が来店し、店内は7割程度が埋まっているという状況であった。
京都の週末のランチ時というと混雑する印象が非常に強いのだが、こちらの店はそういう点では穴場かも知れない。


店舗内は和と洋が上手くバランスした雰囲気になっている。
写真には写っていないが、店舗の奥には京都らしく坪庭もあり、ゆったりと過ごすことが出来る。


なお、店内入口ではこちらお店の経営母体である生麩専門店の麩が販売されている。
冷凍なのが持ち帰りに困るところだが、オシャレな麩が目を引く。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は生麩で作るピザ専門店ということで、メニューはほぼ生麩ピザという感じ。
ただ、サイドメニューとしてピザと相性の良さそうなカマンベールチーズフライやオリーブのハーブマリネなどのおつまみも用意されている。
また、ピザ価格に600円追加することで「サラダ・ドリンクセット」にすることも可能。
こちらのセットにするとバーニャカウダとドリンクを追加で選ぶことが出来る。
計10種類と種類の豊富なピザの中から選ぶのはなかなか大変だが、今回は和テイストの生麩生地に合うだろう「紫蘇香るペリーラとレモンしらす(2100円)」と、「生ハム・サラミ・ベーコンの三種の神器 温玉のせ(2100円)」をセレクト。
そして、折角なので1つを600円追加して「サラダ・ドリンクセット」としてみた。


こちらがメニュー。
経営母体である「志場商店」の説明が記載されている。


生麩ピザ専門店ということで、メニューは当然ピザがメイン。


ただ、サイドメニューもそれなりにありアルコール類も用意されている。

スタッフの方にオーダーしてから待つこと5分程度でセットのサラダが提供され、その後5分程度で料理が提供された。


こちらがセットのサラダ。
生野菜が盛りだくさんでここにも生麩が入っている。


バーニャカウダのソースは冷たくペースト状になっているもの。
ニンニクの風味とアンチョビの塩分がフレッシュなサラダと相性抜群。


そしてこちらはミネストローネスープ。
しっかりと濃厚な味わいのスープの中に、こちらにも生麩が隠れている。


最初に提供されたのが「紫蘇香るペリーラとレモンしらす」。
見た目は普通のピザとはちょっと生地感が違うのと、特に異なるのがコルニチョーネの部分。
普通の小麦粉を使った生地の場合はふっくらとしたコルニチョーネと柔らかい生地の部分がはっきりと分かるのだが、生麩の場合はコルニチョーネ感はあまりなく、全体的にこんがりと焼きあがっているという感じ。

実際に生地をカットしてみると小麦粉のピザよりも更にカリカリ感がしっかりとした状態に焼きあがっている。
食感も見た目通りかなりカリッとしている一方で、具が乗っている部分はしっとりしたまさしくピザのような食感となっている。
これはこれで非常に面白い食感で、確かに小麦粉を使った生地のピザとは違うものの、十分にピザとして通用するクオリティーであった。

そして肝心のトッピングを含めたピザの味わいだが、しらすの塩分とレモンの爽やかな酸のコンビネーションは抜群。
そこに紫蘇の味わいが加わり、ピザとしての完成度も高い。


続いて「生ハム・サラミ・ベーコンの三種の神器 温玉のせ」が提供された。
こちらにはその名の通り生ハムとサラミとベーコンが乗せられているのだが、それらの具材の味わいが濃厚でボリュームも盛りだくさん。
温玉が味わいを濃厚にしてさらにボリューム感も増し、こちらもピザとしてのクオリティーが高い。

<まとめ>
今回は京都らしいランチを食べたいと思っていたものの、前日におばんざいを食べてしまったこともありコテコテの和食ではなく他のものを探していたのだが、生麩とピザのコラボは非常に新鮮、かつ味わいも新鮮であった。
生麩を生地に仕立ててピザをつくるという斬新なアイディアなのでそのアイディアに味わいが付いてきているかと思い心配ではあったが、結果としては非常に高いレベルのコラボであった。
焼きあがったピザの見た目は普通のピザとは確かにちょっと生地感が違うという印象。
そして、特にコルニチョーネの部分は普通の小麦粉を使った生地の場合はふっくらとしたコルニチョーネと柔らかい生地の部分がはっきりと分かるのだが、生麩の場合はコルニチョーネ感はあまりなく、全体的にこんがりと焼きあがっているという感じ。
その生地の味わいだが、非常に面白い食感。
普通のピザ以上にカリカリっとした食感で、確かに小麦粉を使った生地のピザとは違うものの、十分にピザとして通用するクオリティーであった。 
肝心のトッピングを含めたピザの味わいだが、ピザとしての完成度もとても高い。
「紫蘇香るペリーラとレモンしらす」はしらすの塩分とレモンの爽やかな酸のコンビネーションが抜群でそこに紫蘇の味わいが加わり和テイストピザとしていくらでも食べられてしまう軽やかさがある。
一方の「生ハム・サラミ・ベーコンの三種の神器 温玉のせ」はその名の通り生ハムとサラミとベーコンが乗せられているのだが、それらの具材の味わいが濃厚でボリュームも盛りだくさん。
温玉がその味わいをさらに濃厚にする。
金額的には若干高い感じもあるが、生麩と京都感・和テイスト溢れる食材とイタリアンの融合というなんとも面白いコラボは体験する価値のある味わいであった。

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shibaFピザ / 烏丸御池駅烏丸駅四条駅(京都市営)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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