ウォルドーフアストリア バンコク宿泊記 (2024/11) =朝食編=


名前ウォルドーフアストリア バンコク

場所:151 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
地図はこちらからどうぞ

交通手段:BTS チットロム駅 徒歩約5分

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=エレガントという言葉がぴったりくるヒルトンブランド最上位のフラッグシップホテル

外部リンクウォルドーフアストリア バンコクの公式ページへのリンク

備忘録

(2025/02/06記載)
2024年11月上旬、バンコク周辺のヒルトンブランドホテルをホッピングした最終滞在先としてこちらのホテルをセレクトした。
ウォルドーフはもともとはヒルトングループではなかったが、ヒルトングループに買収されてからはグループ中の最上位ホテルということで、ホテル名に「ヒルトン」が付かない数少ないホテル。
日本国内にはまだ進出しておらず(2025年度以降に大阪・日本橋に進出予定)、バンコクということもあって比較的お手頃に宿泊できたので、旅の最後を優雅に締めくくることにした。

施設編のインプレはこちらで掲載。

客室編のインプレはこちらで掲載。

今回は素泊まりでの予約ではあったが、ダイヤモンドメンバー特典として朝食が無料となるため、こちらのホテルのメインダイニングである「The Brasserie」で頂くことにした。
なお、こちらのホテルはエグゼクティブラウンジがないので、朝食は「The Brasserie」一択となる。

レストランはレセプションのある16Fにある。
通常、レストランはホテル内複数個所にあることが多いのだが、こちらのホテルのレストランはレセプションのあるこのフロアのみとなる。
それもあり、レストランの規模はかなり広い。
このフロアにはレセプションエリア以外はこちらのレストランのみとなっており、楕円形の建物の半分を使って贅沢に作られている。
レストラン入口からの導線に沿って料理が種類ごとにディスプレイされている。


こちらがレストランの入り口。
若干オリエンタルな雰囲気を感じられるつくりとなっている。


レセプションを抜けるとちょっとしたスペースがあり、この奥からが実際のレストランエリアとなる。

入口側にはチーズや生ハム、ソーセージはベーコン、その奥にはパンやヨーグルト、そしささらにその奥にはフレッシュフルーツやアジア系メニュー、さらに奥にはサラダが置かれている。
窓側には外が見えるように席が配されており、席のタイプも2名掛けから4名のテーブル席など様々な種類がある。
我々が食事を始めた7時半頃はそれなりに空席が目立ったが、8時半頃になるとかなり混雑して好きな席が選べない状況であったので、席を選ぶのであれば早めに食事を始めた方が良い。


各エリアには様々なタイプの席が配されているが、このタイプの席が多い印象。


場所によっては朝日が窓から差し込むようなエリアもあり、気分や人数によって色々な席を選べる。


一部のエリアは円卓となっており、テーブルの種類は豊富。


そして何か所かはこのようなオシャレで広めのテーブルがあるので、空いていればこちらを指定するのもあり。


一番入口側にはチーズやドライフルーツが用意されているが、とにかく種類が豊富。
また、蜂蜜も用意されているが、いわゆるハチミツそのものではなく、巣をそのまま小さくカットしたものだったりと、こだわりが半端ない。


こちらは入口に近いエリアで提供されている料理。
主に温菜系が提供されている。


温菜エリアではいわゆるホテル朝食ビュッフェで提供されるソーセージは玉子料理などが用意されているが、一目見てそのクオリティーの高さがわかるもののみが用意されている。


ソーセージに至っては専用のコーナーが用意されている。
こちらで好きなソーセージを指定すると、その場でカットして提供するというこだわりよう。


その横にはホテル定番の生ハム系が用意されているのだが、こちらもこだわりが半端ない。
コッパ、プロシュートともにその場で原木から切り出したものを提供している。
他のヒルトンラグジュアリー系ホテルでもコッパ等の提供はあるが、やはり原木切り出しの味わいは全く違う。


少し進むとパンやヨーグルトなどを提供しているコーナーがある。


ヨーグルトはあらかじめ小分けの器に盛られての提供。


パンも種類がとても豊富。
バゲットや食パン、クロワッサンなどの定番アイテムに加えて、デニッシュやマフィンも数種類用意されており、すぐ後ろのオーブンで焼きあげての提供。


そして、そのまま奥に進むと、フルーツやアジア料理を提供しているエリアがある。
また、一番奥には半個室的なエリアもある。
こちらは朝食時に開放しているのかは不明。


フルーツの種類も豊富、かつ、南国と言えば思い出すようなパッションフルーツやグアバ、マンゴスチン、マンゴーなどフレッシュなものが提供されている。


一番奥のコーナーはアジア系料理ということで、焼きそばやチャーハンなどが提供されている。


その他にも豚肉の炒め物や牛肉の揚げ物なども用意されている。


また、おかゆ系のメニューも用意されており、中華系のメニューが比較的充実している感じもある。


その他にもエビのオイスターソース炒めや白身魚の蒸し物など、手の込んだ料理が数多く提供されている。


その他にはタイらしく、マッサマンカレーも用意されている。


そして一番奥にサラダコーナーがある。
こちらもヨーグルトと同様に小さなボウルにう小分けになったものも用意されているが、適宜様々な野菜を好きなように盛り付けることも可能。


こちらのレストランはハーフビュッフェスタイルとなっており、定番の卵料理か選ぶことができる。
しかしながら流石にヒルトン最高峰のホテルということもあり、メニューは充実している。


また、ホットドリンクはコーヒーや紅茶が準備されているのだが、そのほかにもフルーツジュースやスムージなども用意されており、オーダーベースでの提供となっている。
紅茶についてはフランスの有名ブランドである「マリアージュフレール」のものが用意されており、その種類も豊富。


いわゆるホテルの朝食ビュッフェで提供される肉料理を盛っただけだが、やはり高級感を感じられる。


こちらは原木切り出しのコッパやスモークサーモンを盛り付けたもの。
朝からシャンパンとともに楽しみたくなる。


こちらは小分けになった状態のサラダボウルにズッキーニを加えたもの。
これだけでもオシャレ感がある。


タイ名物のマッサマンカレーは辛さ控えめ。
鶏肉は骨なしのもの肉が入っており、甘味とスパイスのバランスが絶妙で普通に専門店で頂くような味わい。


別途オーダーした玉子料理のタイ風オムレツやトリュフエッグと共に撮った朝食メニュー。
これでも全ての料理を撮り切れていないが、とにかく種類が豊富。


こちらは別途オーダーの玉子料理の「トリュフエッグ」。
しっかりとしたトリュフの味わいもありつつ、トッピングされているキャビアもアクセントになっている。


そしてこちらはタイ風オムレツ。
薄くサクサクに揚げられたかき揚げという感じで、とにかく軽い食感が特徴。
中にご飯が入っているで合わせて食べると美味しいのだが、意外とボリューム感があるのでお腹が満たされてしまう。


ちょっとした葉物とコッパを盛っただけでも絵になる。


そしてこちらはフレンチトースト。
パンコーナーでオーダーすると、出来立てのものを席で提供してもらえる。


折角なので中華系メニューからシウマイとチャーハンを頂いたが、こちらはそれなりという感じ。


そして「インドカレー」と書かれていたものを頂いたが、辛さはかなり控えめ。
その代わりスパイスの風味が効いており、野菜の旨味がしっかりと感じられるもの。


こちらはマンゴー。
カットされた状態のものが提供されるわけではなく、都度都度フレッシュマンゴーをその場でカットしての提供。
それもあり、甘味とジューシー感は格別。


そして南国定番のパッションフルーツとマンゴスチンもフレッシュなものが提供されている。
マンゴスチンは日本だとほぼ冷凍ものしか食べる機会がないが、フレッシュなものはその甘味とねっとりとした食感が特徴的でクセになる。


最後は紅茶とデニッシュで締め。
普段はコーヒーなのだが、マリアージュフレールの紅茶ということで、ハーバルティーの中からレモングラスジンジャーを頂きながらブルーベリーデニッシュで優雅に朝食を終了した。

ハーフビュッフェスタイルの朝食ではあるが、オーダーベースの卵料理の存在を忘れてしまう程、ビュッフェコーナーの料理の充実度、クオリティーは半端なかった。
提供されているメニューそのものが特段凝っているというわけではないのだが、そのクオリティーやディスプレイ方法が素晴らしく、また、スタッフの方の気配りや気付きも半端なく、やはりヒルトンブランド最高峰のホテルであると再認識させられた。
どの料理も素晴らしいのだが、個人的にはタイならではのフレッシュフルーツや、タイオムレツなどがとても印象的であった。
選ぶのに困るビュッフェコーナーの料理を丁度良いサイズ感のオーバル型のオシャレな器に盛るといくらでも食べられてしまいそうな錯覚に陥るので、営業開始と同時に入店してゆったりと優雅な朝食を楽しみたい。

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