
購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2025年08月18日 |
購入金額(税込み) | 1705円 |
テイスティング日 | 2025年08月18日 |
日本酒データ:
地域 | 千葉県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | - |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
この日は夕食が和食と決まっていたものの、最近は日本酒のストックがなくなっており、急遽近所の酒屋まで出向いて探すことに。
こちらの酒屋は色々とマニアックな酒が普通に陳列されており、最近ハマっている寒菊醸造のコーナーを見てみると「爽やかなキレがあるタイプ」として売られているこの日本酒を発見。
この日の夜は自家製焼売であったので、いわゆる甘味や旨味が強いタイプではなく、どちらかというとドライ系のものを探していたので試してみることにした。
色はほぼクリアでほんのりとグリーンのニュアンスが感じられるもの。
そしてグラスの内側には細かい気泡がみられる。
粘度はそれなりにあり、グラスの内側にはしっかりとした涙がみられる。
香りは熟した青りんごのような果実感と酸味が豊かに入り乱れている印象。
日本酒感は控えめで、僅かに澱由来の香りも感じられ、フレッシュで爽快感あふれる香り。
アタックは爽やかさと旨味・甘味が複雑に絡み合う特徴的なもの。
口に含んだ瞬間はドライでシャープな味わいという印象があるものの、すぐにジューシーな甘味が追いかけてくる。
中盤にはそのジューシーな米の旨味と爽やかな酸の刺激がバランスよく感じられ、ボディーもそれなりに厚めで飲みごたえがあるタイプ。
余韻はそれなりにあるが、決してしつこさは感じさせず、程よいイメージを口の中に残していく。
程よい旨味と程よい酸味と酸の刺激がバランスよく感じられるドライでジューシーな季節限定酒。
<アルコール度数15%、精米歩合55%>
この日は自家製シウマイや京都で購入した生姜の奈良漬け、桜エビ山椒など、バリエーション豊かな料理たちと合わせてみた。
自家製シウマイは肉の味わいとシイタケや干し貝柱の旨味をギュッと圧縮した素材の味わいを活かしたもの。
それもあって比較的主張する味わいなので、日本酒が若干押され気味のような気がしなくもない。
「京都田中長奈良漬店」の「都錦味淋漬 しょうが」は時間の経過とともに奈良漬け感が強くなり、生姜の辛さよりも奈良漬けの甘味が強くなってきたこともあり、こちらとの相性は悪くはない。
そして桜エビ山椒だが、桜エビの濃厚な味わいにピリリと効いた山椒の風味が特徴的だが、比較的個性の強い味わいながらも相性は悪くない。
総じて、個性が強い食材との相性は悪くはないものの、味付けが濃いめの食材だと負けてしまうという印象がある日本酒であった。
それを考えると、シンプルに塩で頂く野菜天ぷらや、焼き魚などと合わせるのがベストマッチかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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