
名前:コンラッド バンコク
場所:87/3 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
地図はこちらからどうぞ
交通手段:スワンナプーム国際空港から車で約40分
また行きたい度:=☆☆☆☆=バンコクのビジネスエリアに位置する風格あるタイオリエンタルなラグジュアリーホテル
外部リンク:コンラッド バンコクの公式ページへのリンク
備忘録
(2023/12/26記載)
2023年12月にバンコクを訪れた際に滞在した。
最近はヒルトンのダイヤモンド資格を取得したこともあって国内外問わずヒルトン系のホテルに宿泊する機会が多く、今回は国内で宿泊すると普通に一泊6万円以上するヒルトンブランドの中でもラグジュアリーホテルのカテゴリーになっているこちらのホテルに宿泊してみる事にした。
客室編その2のインプレはこちらで掲載。
ラウンジ編のインプレはこちらで掲載。
朝食編その1のインプレはこちらで掲載。
朝食編その2のインプレはこちらで掲載。
こちらのホテルは大きくプレミアム・グランドプレミア・エグゼクティブ・スイートの4クラス制に客室が分かれている。
スイートはさらにエグゼクティブ・テラス・コンラッド・コンラッドプレミアム・プレジデンシャルの5種類に分かれており、最低でも71平米、最大で238平米というとんでもないサイズ感となっている。
スイートを除く3クラスは広さが41平米のプレミアムとエグゼクティブ、53平米のグランドプレミアムの2種類となっており、エグゼクティブタイプはラウンジアクセスが付いた部屋となっている。
なお、予約上は若干の追加料金を払いそれぞれホテル上層階を指定できる予約クラスもあるので、トータル6種類のブッキングクラスがあるよう。
ダイヤモンド会員の特典としてどのタイプの部屋で予約してもラウンジアクセスは付いているので、今回は一番下の「プレミアムルーム」にてブッキングをした。
こちらがホテル外観。
ホテルは単独の建物ではなく、近くにある複合施設のビル「All seasons place」の一角にある。
こちらはメインの道路からの写真となっており、ホテルの建物は一番奥となる。
50メートルほど奥に進んでいくとホテルの建物に到着。
外観はそこまで派手さはない。
メイントランスを抜けてホテル内に入るとロビーエリアは吹き抜けとなっている。
石張りをベースとしたシックながら洗練された高級感のある雰囲気。
その左側にはレセプションがある。
比較的大きなホテルの割にはレセプションが3か所のみとこぢんまりとした感じになっており、チェックインが集中する15時頃は列ができるほど。
今回は深夜便でバンコク入りをしたこともあって、ホテル到着は朝6時過ぎとなった。
タイミングが良いとそのままチェックインが出来るようだが、流石に休日前(かつタイの三連休とも被っていたよう)ということもあってアーリーチェックインは不可。
ただし、部屋は53平米のグランドプレミアムルームにアップグレードされるということで観光をして13時半頃にエグゼクティブラウンジでチェックイン。
15時過ぎまでには部屋が用意されると言われお茶をして待っていたが全く用意される気配が無く16時。
すると、「部屋の用意が出来るまで寛いで頂くために別の部屋を用意しましたのでどうぞそちらへ」ということで、恐らく当初予約していたであろう19階の1912号室プレミアムルームへ案内された。
客室への移動はエレベーター内にあるセンサーにルームキーをかざす必要がある。
エレベーターホールから客室に向かうが、アースカラーをベースとした色使いとなっており、いたるところに鏡が張られていることもあってか、実際よりも広く感じられる。
こちらがホテルの見取り図。
建物は長方形のスタンダードな形。
中央にエレベーターホールがあり、客室への通路は建物をぐるっと囲むような形になっている。
それもあってか方向感覚がつかみにくく、客室までのルートを間違うこともしばしば。
こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。
ただ、こちらの一番スタンダードな部屋でも40平米超ということもあって、入口脇にはトランクを置くスペースやクローゼットのスペースも確保されている。
こちらが客室エリアの写真。
110センチ程度のセミダブルベッドが2台置かれていてもそれなりに余裕のある広さは40平米超の客室サイズならでは。
また、窓が腰高ではなく掃き出しタイプになっているので解放感もある。
なお、こちらが窓からの景色。
付近には同じ高さ程度の高層ビルが立ち並ぶこともあり、19階という中層階だと周辺のホテルやマンションが部屋から見えるような感じとなっており、完全に開けた眺望は臨めない
こちらは窓側からの写真。
作業用テーブルやテレビボードなども置かれているが、それでもスペースは十分に確保されている。
なお、写真だと少しわかりにくいが、左側奥のガラス張りの部分の向こう側はバス・シャワーエリアとなっている。
今回はツインということで、中央にはベッドサイドテーブルが置かれている。
が、こちらにはコンセントは無し。
作業用テーブルだがパソコンを広げて作業するには十分なスペースが確保されており、椅子はハーマンミラーのアーロンチェアーというこだわりよう。
ただ、コンセントはインターナショナルタイプではあるもののすぐ手の届く場所にはないのでそれなりの長さのケーブルが必要。
この作業テーブルの横にはドリップ式のコーヒーや水が準備されている。
また、海外のホテルらしくミニバーもそれなりに充実している。
ワインはフルボトルながらチリの「Brisa」が赤白準備されておりお値段はなんと2500バーツ(約10000円)!
日本で購入すると1000円程度のワインなので、ホテルでの提供ということを考慮してもタイでのワイン相場がいかに高いかが分かる。
通常のホテルだとソファーやテーブルは窓側に置かれていることが多いのだが、こちらのホテルは入口側に置かれている。
ただ、2名が利用できるソファーと1人用の椅子、そしてそれなりにサイズ感のあるコーヒーテーブルが配されており、空間を有効に活用している。
なお、写真の奥側が水回りとなっており、見ての通りデフォルトではガラス越しに丸見えとなる。
さてその水回りだが、かなり特徴のあるタイプとなっている。
こちらが水回りエリア。
広々としたエリアはユニットタイプではなく、お洒落に作りこまれたラグジュアリーな空間になっている。
正面には洗面台が、その左にはバスタブ、そして右側手前にはシャワーブースが、右側奥にはトイレが配されている。
バスタブは独立した大きめのものがおしゃれに置かれているのだが、見ての通りガラス張りとなっているためデフォルトでは客室から丸見えの状態。
このような配置を行っている他のホテルと同様に利用時はカーテンで仕切ることができるのだが、こちらのホテルは客室側からカーテンを閉める運用となっている。
コンラッド系ホテルはそのシンボルである「コンラッドベア」や「コンラッドダック」を思い浮かべるのだが、こちらはバンコクだけに「コンラッドエレファント」ならぬ象がバスタブに置かれていた。
こちらは客室側からの写真。
バスタブの向かいにはシャワーブースが、そしてその横にはトイレが設置されている。
シャンプー類はBYREDO(バイレード)のものボトルタイプのものが準備されていた。
こちらはヨーロッパのブランドのようで、フレグランスやボディーケア用品を中心に展開しているブランドのよう。
その中の「Mojave Ghost」というラインのものが準備されており、香りはウッド系を中心とした上品なもの。
フレグランス系のボディーケアという感じで、洗い終わったあとにもその上品な香りが香水をまとっているかのように感じられる。
また、シャンプーはきしみも少なく、通常使っているこだわりのシャンプー類が無ければこちらのシャンプーでも全く問題無し。
ネット経由の通常購入も出来るようだが、価格はかなり高額。
その他のアメニティーも歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ等十分に準備されている。
こちらの部屋はこのホテルでは一番スタンダードなタイプではあるが、それでも40平米以上とかなりゆったりとした造りになっている。
調度品・部屋の雰囲気等もタイらしいオリエンタルな雰囲気で上質にまとめられており、さすがコンラッドブランドといったところ。
ただ、バスルームと客室はガラス張りとなっており、必要に応じてカーテンで仕切るタイプとなっていることと、そのカーテンは客室側から開閉を行うというスタイルが少々特殊ではある。
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