くにまつ+武蔵坊 (2024/06)


名前くにまつ+武蔵坊

場所:〒732-0822 広島県広島市南区松原町1-2 ekieダイニング 1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR広島駅直結

営業時間:11:00~20:30(月~木)、11:30~21:30(金~日) 無休

また行きたい度:=☆☆☆=濃厚胡麻ダレと山椒ガッツリの異なる味わいの担々麺専門店が駅近でコラボした一度で二度美味しい汁なし担々麺専門店

外部リンクくにまつ+武蔵坊の食べログページへのリンク

備忘録

(2024/08/27記載)
2024年6月下旬の休日の昼食時間帯に利用。
この日は昼前に広島駅付近に到着予定だったので予め駅周辺で昼食を食べられる場所を検索。
すると、広島ということもあってか出てくるのはお好み焼き屋ばかり。
そんな中、広島では担々麺も有名ということで調べていくと、広島駅に併設されている駅ビルの中に、広島で有名な2軒の担々麺専門店がコラボしたこちらの店を発見。
一度で二度おいしいということもあって行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗はJR広島駅の北口側に隣接した駅ビルである「ekie」の1Fにある。
こちらは広島では名の知れた飲食店が数多く出店している飲食店エリアとなっており、今回利用した担々麺以外にもお好み焼きの店や牡蠣を食べられるなどが軒を連ねる。
バスターミナルから入るとその飲食店エリアの一番奥側にあり、かつ、店舗名こそ書いてあるものの派手さは無いので知らないと見逃してしまう。


こちらが店舗外観。
店先には「くにまつ+武蔵坊」とは書かれているものの、一見すると何の店だか分からない。
また、あまり目立たないので、来店の際は事前に店舗の場所をしっかりとリサーチした方が無難。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の11時15分に到着。
店舗自体は11時からの営業なので休日ではあるが待たずに入れるかと淡い期待を抱いて向かったが、予想通り待ち客あり。
我々が到着した時点で5組が待っており、その後も列は伸びて最大で10組程が待つような状況であった。
到着した時間帯がファーストロットの入れ替えタイミングということもあってか、10分程度で入店出来た。
その後12時になると一旦列は無くなったので、混雑具合はタイミング次第と言ったところ。
なお、店内はカウンター席のみで15席程度のキャパとなっている。
隣席との距離感は比較的狭めなので、2種類の担々麺の食べ比べをするときは少々窮屈かも知れない。


こちらが店内の雰囲気。
カウンター席のみとなっており、かつ、隣席との距離感が少々近め。
大きな荷物を持っている場合は入口に置くよう案内される。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は広島の担々麺専門店として有名な「くにまつ」と「武蔵坊」がコラボしており、メニューはそれぞれの店で提供されている担々麺が準備されている。
それぞれの店のメニューを単品でオーダーすることも可能、また、それぞれのお店の担々麺をハーフサイズでオーダーすることも可能なので食べ比べも出来る。
なお、ハーフサイズでオーダーする場合はプラス170円でライスと味玉が付くセットメニューもあるのでお腹と相談してオーダーが可能。
トッピングについてもメジャーどころは全て取り揃えられているという感じで、単に食べ比べをすることもお気に入りの担々麺をお腹一杯食べることも出来るのはありがたい。
今回は食べ歩きを想定していたのでライスと味玉が付くセットメニューではなく、くにまつと武蔵坊のオススメの担々麺をそれぞれハーフサイズでオーダー。
くにまつは「くにまつ1辛ハーフ(500円)」を、武蔵坊は「ごま1辛ハーフ(500円)」をセレクトした。
なお、待ちがある場合は列に並んだ上で入店時に食券を購入する方式となっており、事前にスタッフの方に声掛けが必要であるが、カード払い等のキャッシュレスに対応しているのもありがたい。


券売機にはそれぞれのお店のオススメメニューが写真付きで乗せられている。
また、それぞれのハーフサイズをセットにしたメニューもあるが、小さいボタンにはなるが、全てのメニューを単品でハーフサイズでオーダーすることも可能。


店内にはそれぞれのお店の担々麺の特徴とオススメが記載されているので、オーダー時の参考になる。


また、汁無担々麺ということで、提供されてからの食べ方含めて詳細に説明されているので、提供されるまでの間に一通り目を通しておくのがオススメ。


こちらは味変用の薬味たち。
痺れが強い青花椒と辛みの強い赤花椒の2種類が置いてあるのがこだわりポイント。

スタッフの方にオーダーして待つこと10分少々で着丼。


こちら今回オーダーした担々麺たち。
左側が武蔵坊の「ごま1辛ハーフ」、右側がくにまつの「くにまつ1辛ハーフ」。
説明書きによると、武蔵坊の方が胡麻の味わいが濃厚、くにまつの方がアッサリめながら山椒の痺れが効いている味わいとのこと。


まずは武蔵坊の「ごま1辛」から頂いてみた。
手早くしっかりと麺と具材をかき混ぜて頂くが、一番最初に感じるの濃厚な胡麻の風味。
程よい辛さもあるのだが、それよりも胡麻ペーストと八角のような香辛料の風味、そしてひき肉の味わいがとても濃厚で印象的。
そこに青ネギの風味がいアクセントになり、個人的には青ネギをトッピングで追加したいという味わい。
いわゆる王道の「濃厚汁なし担々麺」と言った印象。


合わせる麺は麺細麺でほぼストレート。
汁無しと言うこともあって、提供直後にしっかりと混ぜないとすぐに固まってしまう。
細めの麺が濃厚な胡麻ダレに良く絡み、相性はバッチリ。


続いてくにまつの「くにまつ1辛」を頂いた。
武蔵坊と比較するとわずかではあるが汁気があるような印象。
とは言え、汁なし担々麺の部類なので当然通常の担々麺と比較すると汁気は少ない。
印象的だったのは、混ぜるときに山椒の香りをたっぷり感じられること。
味わいもその印象に近く、ひき肉の旨みと山椒のシビレが特徴的。
一方で胡麻の味わいは抑えめとなっており、武蔵坊とは全く正反対の味わい。
個人的にはこちらの担々麺は麺というよりはご飯にかけて頂きたいという印象であった。


合わせる麺は武蔵坊と比較して若干太めではあるが、それでも中細でやや縮れタイプのもの。
痺れの効いたひき肉ペーストが程よく絡み、これはこれでまた相性は良い。

<まとめ>
当初、汁なし担々麺が広島で熱いとは知らずに2つの有名店をまとめて一ヵ所で味わえるからという理由でこちらの店舗に来てみたのだが、結果としては大満足であった。
やはりあまり時間の無い観光客やビジネスマンにとって、いくら有名店とは言え2店舗を回る時間を確保することも、仮に行けたとしてもフルサイズをそれぞれ食べることはなかなか難しい中、その悩みを一気に解決してくれるこちらの店舗の存在はありがたい。
今回はくにまつと武蔵坊のオススメの担々麺をそれぞれハーフサイズでオーダーしたが、同じ汁なし担々麵ながらも毛色が全く違うものを味わえたのは非常に良かった。
武蔵坊の「ごま1辛」一番最初に感じるの濃厚な胡麻の風味。
胡麻ペーストと八角のような香辛料の風味、そしてひき肉の味わいがとても濃厚で印象的で青ネギの風味がいアクセントになり、個人的には青ネギをトッピングで追加したいという味わい。
いわゆる王道の「濃厚汁なし担々麺」と言った印象。
一方のくにまつは「くにまつ1辛」を頂いたが、混ぜるときから立ち上る山椒の香りが印象的。
味わいもその印象に近く、ひき肉の旨みと山椒のシビレが特徴的で胡麻の味わいは抑えめ。
個人的には汁なし担々麺としての好みは武蔵坊、麺というよりはご飯にかけて頂きたいと思ったのがくにまつであった。
好みは個人によって異なるとは思うが、いずれにしても駅近立地で有名店の汁なし担々麵を一度に楽しめるオススメスポットであることには間違いない。

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くにまつ+武蔵坊担々麺 / 広島駅広島駅(広電)猿猴橋町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.6

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