ヒルトン横浜宿泊記 (2024/05)=客室編=


名前ヒルトン横浜

場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-13
地図はこちらからどうぞ

交通手段:みなとみらい線線 新高島駅 徒歩5分

また行きたい度:=☆☆☆☆=最低31平米の部屋で洗練されたゴージャス感を感じながら寛げる横浜エリア唯一のヒルトンブランドホテル

外部リンクヒルトン横浜の公式ページへのリンク

備忘録

(2024/06/11記載)
こちらのホテルは2023年開業後、既に10回以上利用しており、ダイヤモンドメンバーということもあって毎回39平米の「プレミアム」タイプの部屋、もしくはアップグレード専用で一般予約は開放していない46平米の「リバービュールーム」のいずれかにアップグレードされるのだが、今回は「デラックスキング・エグゼクティブフロア」にアップグレードされた。
もとから予約していた「デラックス」タイプの部屋からすれば3ランクのアップグレードではあるが、ダイヤモンドメンバーなのでラウンジアクセスはどのタイプの部屋でも可能であることを考えると、単に高層階へのアップグレードがされたという程度。
また、普段は31平米の「デラックス」タイプの部屋でも必ず39平米の「プレミアム」タイプの部屋にアップグレードされることもあり、こちらの部屋は利用したことがないのでレビューを掲載することにした。

「プレミアム」タイプの客室インプレはこちらで掲載。

「リバービュールーム」タイプの客室インプレはこちらで掲載。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルはデラックス(31平米)・プレミアム(39平米)の2種類がベースとなっており、それぞれ16~21階の高層階指定が出来るクラスもある。
これらに加えて3名で利用可能なファミリールーム(39平米)やエグゼクティブラウンジが使えるエグゼクティブタイプの部屋もあり、ファミリータイプを除いた全ての部屋はそれぞれツインとキングの設定がある。
また、最上位クラスとして81平米の広さがあるエグゼクティブスイートもあり、予約クラスとしては8タイプ・14種類となっている。
公式HP上にはこれらの部屋の他に今回予約していたリバービュールーム(46平米)があるのだが、こちらの部屋は各フロアの角に1部屋のみの設定ということで、アップグレード等でのアサインのみの部屋としてアサインしているとのこと。

さて、ホテルの立地だが、こちらは交通のアクセスが良いとは少々言いにくい場所にある。
元々は「マリノスタウン」という名前のサッカー練習場があった場所で、最寄駅はみなとみらい線の新高島駅となる。
アクセスのしやすいJR線の桜木町駅や横浜駅からだとそれぞれ15分程度かかる場所となり、その点で他のみなとみらいラグジュアリーホテルには劣るが、逆に「Kアリーナ横浜」という世界最大級の音楽専用アリーナに併設する形で建てられていることもあって、そちらを利用する際の宿泊施設という意味では非常に便がよい。


こちらがホテル外観。
ホテル的にはこちらが裏側になるのだろうが、みなとみらいエリアからアクセスした場合はこのような感じで見える。


正面の階段を登っていくとHiltonと書かれた小さな看板が見えるのでこちらから入り3Fのロビーエリアに向かう。
なお、ロビーエリアーは写真で見えているガラス張りのエリアとなる。


なお、チェックイン後はロビーに向かう入口と正反対の場所にあるこちらの入口から客室の鍵を使うことによって中にあるエレベーターから直接客室に出入りすることが可能。
こちらには目立つようなサインは無く、さしずめ秘密の入口と言ったところ。


ロビーエリアは比較的煌びやかでゴージャス系。
モノトーンのベースとしており何となくカハラリゾートの雰囲気と被る。

今回は「デラックスキング」の部屋を予約していたが、最終的には部屋タイプは変わらず「デラックスキング エグゼクティブルーム」の部屋がアサインされた。
部屋のサイズ的には31平米から変わらず、高層階のエグゼクティブフロアの23階の2307号室であった。


5Fのエグゼクティブラウンジでチェックインの後、アサインされた客室へ向かう。
エレベーターにはセキュリティーがかかっており、カードリーダーにカードキーをかざすと宿泊階に向かう事が可能。
ヒルトンアプリをスマホに入れている場合はスマホをデジタルキーとして使うことで宿泊フロアへアクセスすることも出来る。


エレベーターを降りると部屋に向かう廊下は落ち着いた雰囲気。
白系と黒系のコントラストを効かせた雰囲気はロビーエリアと共通で、エグゼクティブフロアと一般フロアでもその差は無し。


こちらのホテルは一番シンプルな長方形の建物の両サイドに部屋がアサインされるタイプ。
建物の構造上、エレベーターホールは建物の端に設けられている。
今回アサインされた部屋はエレベーターホールと正反対の角部屋だったが、建物そのものがそこまで横長では無いこともあって、アクセス的にはそこまで不自由さは感じない。
なお、写真上側にはプレミアムタイプの部屋がアサインされており帷子川・東京方面を臨めるリバービュー、下側はデラックスタイプの部屋がアサインされておりみなとみらい方面を臨める。


客室に入ると、写真右側が水回り、奥が客室という一般的なアレンジになっている。
この辺りはプレミアムタイプもデラックスタイプも大差なし。


一方で、プレミアムタイプの部屋には入口近くに専用のエリアが設けられているミニバーコーナーがデラックスタイプの部屋には無し。
代わりにテレビボードの一角にコーヒーマシン含めて収納されており、必要に応じて取り出して使うというコンパクトなスタイルになっている。


こちらが客室エリア。
31平米ということもあって、180センチのキングベッドが入り、奥には2名で利用できるソファーが配されているがそれでも窮屈感はない。
ただ、39平米のプレミアムタイプの部屋と比較するとどうしても客室のゆったり感は足りない印象。


ベッド両サイドにはコンセントと充電用のUSBポートがあるのだが、USBポートはタイプCとなっている。


こちらが部屋の奥側からの写真。
50インチクラスのテレビがベッドと反対側に壁掛けで配さているので、ベッドで寛ぎながらテレビを見ることが出来るのは同じだが、やはり部屋全体のスペースはプレミアムタイプの方がかなりゆったりとしている。


作業用テーブルはパソコンを広げて作業するには十分なスペースで、感覚としてはプレミアムタイプの部屋に置かれているものと同じ広さ。
なお、壁側にコンセントが2口設けられているので、充電しながらの作業も可能。


窓側にはソファーが置かれているが、2名で使えるようなタイプのものが1つのみ。
プレミアムタイプの部屋にはオットマン付きの1人用ソファーとオットマン無しの1人のソファーが独立して置かれていても余裕があるので8平米の差は大きい。


こちらが窓からの景色。
今回アサインされた部屋エグゼクティブフロアということで最上階に近い部分。
一応みなとみらいビューではあるが、マンションや商業ビルが見えるだけで、開放感はあるものの特に眺望は望めない。

さて、水回りだが、こちらは一般的にはホテルと同様の造り。
正面に洗面エリアがあり、左側にはバスタブ、右側にはトイレが配されている。
プレミアムタイプの部屋の場合、トイレは扉で区切られる個室タイプのもので、シャワーについてはバスタブとシャワーが分かれたタイプになっており、個人的には水回りが一番大きな違いという印象。


こちらが洗面・シャワーエリアの写真。
白を基調としており洗練された清潔感があるのはプレミアムタイプの部屋と同じだが、いわゆる普通のホテルのユニット系の造りなので、トイレと水回りの同時利用は出来ない。


また、シャワーはバスタブと一体になった一般的なもの。


オシャレな雰囲気にはなっているものの、シャワーとバスタブが分かれているプレミアムタイプの部屋と比較すると、ラグジュアリーブランドホテル感が若干薄れる。


こちらがアメニティー。
歯ブラシやボディータオル、その他にマーガレットジョセフィンの化粧品セットやマウスウォッシュはプレミアムタイプの部屋と同じだが、バスソルトは置かれていない。
ハンドソープとボディーローションは大きなボトルタイプのものが用意されている。


シャンプー類はヒルトン系でよく見かけるJTB商事が取り扱っている「クラブツリー&イヴリン(Crabtree&Evelyn’)」のものでプレミアムタイプの部屋と変わりなし。
香りは外資系ラグジュアリーホテルでよく見かけるウッディー感を感じられるタイプのもの。
爽やかなウッディー感のあるタイプで個人的にはなかなか好みであった。
シャンプー単体だと洗いあがりは若干キシみがあるが、コンディショナーも合わせて使えば全く問題なし。

今回はアップグレードされたのが上層階のエグゼクティブフロアで部屋そのものはアップグレードされていなかったが、結果的にはこちらのホテルはプレミアムタイプの部屋が一番バランスが良いという事がよくわかった。
部屋の広さとして8平米変わるが、これが水回りのラグジュアリー感と客室のゆったり感にとても効いている。
特に水回りは言ってしまえばビジネスホテルの造りと変わりのないユニットタイプということもあり、複数名で宿泊した際にはかなり不便感がある。
最安値での予約であればデラックスタイプとプレミアムタイプの差額は4000円弱なので、折角ラグジュアリーホテルに泊まるのであれば少しプラスしてプレミアムタイプに泊まりたいところという印象であった。

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