Altura Pinot Noir 2022(ボデガ ノートン)



購入場所 エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能
購入日 2023年09月17日
購入金額(税込み) 2002円
テイスティング日 2023年11月09日

ワインデータ:

国名 アルゼンチン
地域 メンドーサ
地区 N/A
ヴィンテージ 2022年
ブドウ品種 ピノノワール100%

コメント:
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30%オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと2800円程度のものを2000円でお得に購入。
色は輝きのある美しいルビー色。
粘度もしっかりとあり、グラスの縁には多くの脚が出てゆっくりと伝わり落ちていく。
香りはピノノワールらしい甘酸っぱさをしっかりと感じられるもの。
その中でもイチゴのような甘味が強めに感じられ、他には摘みたてのラズベリーを思わせるしっかりとした酸のニュアンスも感じられる。
加えてわずかにシナモンのようなスパイス感も見え隠れしている。
アタックは非常に軽やか。
爽やかな酸を中心として赤い果実感のジューシーな味わいが口の中に広がっていく。
香りでは甘味が酸味よりも強めに感じられたが、実際に飲んでみるとフレッシュで爽やかな酸の方がしっかりと主張しているような印象。
ニューワールドのピノしては果実感はしっかりとあるものの飲み口は非常にライト系。
余韻は少し強めの酸がしばらく残るような感じでそれなりに楽しめる。
ピノらしいチャーミングな酸味を中心に軽やかな甘味を楽しめるライトな味わいのニューワールドピノ。
<アルコール度数13%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ルビー

香り 強さ 華やか
果実感 ストロベリー、木苺、さくらんぼ
乾燥果実 イチゴジャム
香辛料 シナモン
味わい アタック 爽やか
甘辛度 やや辛口
酸味 爽やか
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★
総評 ★★★☆


この日は久しぶりに自家製牛すじ煮込みを使って作ったシチューと合わせてみた。
牛すじの煮込みをシチューのルーに入れて仕上げるのだが、牛すじの脂感がシチューのルーの味わいにいい感じで絡み、普通に牛肉を使って作るよりも濃厚な味わいに仕上がる。
合わせるワインはメルローと迷ったのだが、ニューワールドのピノということで酸味抑え目で甘味が強く濃厚なタイプのピノを想像してこちらのワインをセレクトした。
が、意外としっかりとした酸があり味わいも軽やかだったので相性を心配しながら合わせてみたが、相性的には予想通り若干厳しいかも知れない。
牛すじの濃厚な脂感とワインのチャーミングな酸味という正反対な要素を合わせているのだから無理もないが、それでも甘味もしっかりとあるピノノワールということで何とかギリギリセーフという印象。
ニューワールドのピノ=酸味+濃旨というイメージであったのだが、こちらのピノはいい意味でそのイメージを覆してくれる味わいであった。
素直に合わせるのであれば鹿肉や鴨肉のロースト、和食であれば優しい味わいの天つゆで頂く天ぷらと合わせてみても良いかも知れない。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>

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