| 購入場所 |
エノテカ |
| 購入日 |
2020年08月29日 |
| 購入金額(税込み) |
1771円 |
| テイスティング日 |
2020年08月29日 |
ワインデータ:
| 国名 |
ニュージーランド |
| 地域 |
ホークスベイ |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
2019年 |
| ブドウ品種 |
ピノノワール100% |
コメント:
最近よく立ち寄る御殿場アウトレットのエノテカで発見。
店内の割引になっているセール品を見ていると、スタッフの方が「表には出していませんがこれもお得ですよ」と出してくれたのがこちら。
シレニは個人的に好きな造り手でもあったので、ピノで作られたスタンダードランクよりも上のクラスのものということで試してみることにした。
色は上品なローズピンク。
どちらかというとローズのニュアンスが強めで、しっかりとした色合い。
粘度はそこそこ高めでグラスの縁からゆっくりと落ちていき脚を作る。
香りはほどほど。
シレニのワインなのでもう少し華やかさや香りの強さがあるかと思っていたが、思ったよりも力強さはなく、グラスの近くまで鼻を近づけると香りを感じられるレベル。
その香りは酸味が中心で、熟したチェリーのような風味がメイン
その中からもなんとなくソーヴィニヨンブランを思わせるような青さも不思議と感じとることができる。
アタックは香りから感じたような白ワインベースの酸味が強めな味わいではなく、しっかりと熟した甘味たっぷりのさくらんぼのようなイメージ。
その甘味は口の中で大きくなっていき、中盤からはそこに柔らかくも若々しい酸味が加わる。
余韻にはわずかに黒ブドウを思わせるような渋みも感じられるが、全体的にフレッシュな甘味で仕上げられている。
ピノのフレッシュさや酸味、苦みを活かしつつも、熟したさくらんぼのようなジューシーな甘味が加わり、思っていたほどの爆発感はないものの、真夏にしっかりと冷やし、ゆっくりと味わいながら飲みたい上品な印象を受けた。
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
輝いている |
| 色の濃淡 |
中庸 |
| 粘度の高さ |
脚が出来る |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ローズピンク |
| 香り |
強さ |
ほどほど |
| 果実感 |
レモン、ライム、パッションフルーツ、さくらんぼ |
| 香辛料 |
バジリコ、レモングラス |
| 化学臭 |
ミネラル感 |
| 味わい |
アタック |
心地よい |
| 甘辛度 |
やや甘口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
| コスパ |
★★★ |
| 総評 |
★★★☆ |

この日は夕食を済ませていたこともあって、素直にナッツと合わせた。
普通に合うかと思ったら、意外にもマッチングはそこまで高くない印象。
心なしか、ナッツの苦みとワインの苦みがお互いを強調し合っているいるような気がする。
優しい味わいなので、スモークサーモンをディルと合わせたようなおつまみや、白カビ系の中でも優しめでクリーミーな味わいのチーズとの相性がよさそう。
思ったより料理とのマッチングには気を使いそうな味わい。
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