購入場所 | うきうきワインの玉手箱(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年06月30日 |
購入金額(税込み) | 1042円 |
テイスティング日 | 2021年03月08日 |
ワインデータ:
国名 | アルゼンチン |
地域 | トゥルムヴァレー |
地区 | N/A |
ヴィンテージ | 2019年 |
ブドウ品種 | シラーズ60%、マルベック 40% |
コメント:
色はしっかりとした濃厚なチェリーを思わせる色。
脚もしっかりと長い脚が出ており、粘度もしっかりとある。
スワリングするだけでジューシーで豊かな果実感が辺りに漂う。
グラスに鼻を近づけると濃厚なプラムやチェリーの果実感や甘味、それに加えて胡椒のようなスパイス感も感じられる。
口に含むとダークチェリーの甘味が凝縮された果実感と共に一気に広がる。
ボディーはこの甘味にフレッシュな酸味が加わり、なかなか厚みのある味わい。
余韻には樽のニュアンスとチェリーの甘味が長く続き、若干若さを感じる渋みとスパイス感が甘ったるさを感じさせない。
マルベックとシラーの特徴を良く活かした濃厚で甘味のあるブドウの味わいをメインに、文字通り少しスパイスを効かせた味わいは甘さがありつつもキレの良い味わい。
1000円という価格帯でもあるのでコスパの非常に高い普段使いの家飲みワインとして十分に楽しめる。
インプレッション:
外観 | 清澄度 | 鮮やか |
色の濃淡 | やや濃い | |
粘度の高さ | 脚が出来る | |
発泡度 | 無し | |
気泡大きさ | 無し | |
色調 | ブラックチェリー |
香り | 強さ | 豊か |
果実感 | ブラックベリー | |
乾燥果実 | レーズン、干しプルーン | |
香辛料 | クローブ、胡椒 |
味わい | アタック | 爽やか |
甘辛度 | やや辛口 | |
酸味 | 適度な | |
タンニン | 適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★☆ |
コスパ | ★★★★ | |
総評 | ★★★★ |
この日はメニュー的には和食なのだが、味わい的にはワインにもいけそうと思ったので合わせてみることにした。
さつまいもとレンコンをニンニクと醤油ベースで合わせた炒め物と、前日に食べた和牛の炒め物で残った汁で甘めに仕上げた肉じゃがという組み合わせ。
青森県産の香りと味わいの濃いニンニクで仕上げた炒め物は想像通りパンチのある味わいだが、シンプルな味付けでさつまいもの甘味を活かした料理ということもあって、その甘味が思いのほかワインとマッチする。
肉じゃがはやはり前日の和牛の出汁ががっつりと効いておりこちらも濃厚な味わい。
それを甘めに仕上げたこともあってか、さつまいもとレンコンの炒め物同様に相性は悪くない。
和食と赤ワインが違和感なくうまくマッチングできた珍しい事例であった。
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