名前:菊地漁業部
場所: 〒088-0600 北海道釧路郡釧路町仙鳳趾村7
地図はこちらからどうぞ
交通手段:釧路市街地から車で約40分
営業時間:8:00~16:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=特徴的なプリプリ食感のカキを格安で購入出来る仙鳳趾ブランドカキ専門の直売所
外部リンク:菊地漁業部の食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/09/21記載)
2024年6月上旬の休日に訪問。
釧路と言えばカキが有名だが、そのカキの有名産地として厚岸と今回訪れた仙鳳趾の2つを有するカキ好きにはたまらない地域。
今回はこちらのエリアを訪れる前日に仙鳳趾産の生ガキを食べて、その美味しさに感動して何とか直売所で剥き立ての生ガキを味わえないかと色々検索。
仙鳳趾エリアでいくつかの直売所がヒットするものの、直売所ということでやはり飲食用の提供をオフィシャルに公言している場所はなく、その中でもこちらの直売所のみがその場で味わえそうであったのでダメ元で行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は釧路エリアからだと車で40分程の距離となり、公共交通機関での訪問はほぼ不可能。
今回はレンタカーで移動したが、ナビで住所検索をすると迷うことなく目的地付近まではたどり着き、仙鳳趾漁港に案内される。
目的地はその仙鳳趾漁港の中にあるトタン造りの平屋となっており、周辺には他に目立つ建物は無いので外観の写真を参考すれば迷うことはない。
こちらが直売所の外観。
トタンづくりの簡易的な建物で、文字通り直売所という雰囲気。
飲食用のカキをその場で提供しているという雰囲気は皆無。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日の11時前に到着。
直売所ということもあり特に観光客が来ているという感じはなし。
建物内にはカキを入れておく生け簀があり、その場で食べさせるという感じではなく普通に買って帰るか発送をするかという感じ。
我々が到着した後しばらくしてから1組到着したが、発泡スチロールの箱を持参の上、その場で購入して帰る感じであった。
こちらが建物内の雰囲気。
カキの生け簀と出荷作業用のスペースがあるだけという感じで、その場で食べられるような雰囲気はなし。
<オススメのメニューは?>
直売所ということで飲食メニューは当然無し。
あるのはサイズ別のカキの値段が書かれた表と発送用梱包資材の金額のみ。
ものは試しでこちらで生ガキを頂くことは可能かどうかを確認してみると「少しならOK」ということで、「生ガキLサイズ(210円)」を2つ剥いて頂いた。
なお、Lサイズは200~250グラムということで、イメージとしては都心で普通にオーダーして提供される生ガキの1.5倍程度のサイズ感。
300~350グラムの3Lサイズでも270円とかなり安い金額で提供されているのは直売所ならでは。
店内に貼られているカキのサイズ別の金額表と梱包資材代。
発送の際には商品代金に加えて2000円程度(関東地方の場合)の発送料がかかる。
お願いをするとすぐに生け簀からカキを取り出し、目の前で手早く剥いてそのまますぐに提供して頂いた。
こちらが今回試食させて頂いた「生ガキLサイズ」。
殻は15センチ程度のサイズ感でそもそもがそれなりに大きいのだが、それにも増して身入りが凄くボリューム感満点。
直売所ということで剥いたものをそのまますぐに出していただき、それを箸やレモン汁、ポン酢などを一切使わずそのまま頂くワイルドなスタイル。
生け簀から上げてすぐの状態ということもあってか、普段頂く生ガキよりも塩味がしっかりと効いていたのが印象的。
お店方曰く、「今の時期はまだ卵が入ってないからクリーミーな感じは少な目だけど、逆にこの引き締まったプリプリっとした食感が好きという人もいる」との事。
確かに濃厚なカキの味わいを楽しめるかというとそこまでではないが、それでもカキの旨味はたっぷりと感じられる。
それにも増して、文字通りプリプリっとした食感はいままで食べたことが無い味わいであった。
<まとめ>
こちらはあくまで直売所ということもあり、大人数で訪れて何十個もその場でカキを食べるという場所ではないという大前提はあるものの、1つ2つ程度の試食なら対応可能という感じであった。
そのカキは値段も味わいも直売所ならではと言ったところ。
生け簀から上げてすぐの状態ということもあってか、普段頂く生ガキよりも塩味がしっかりと効いていたのが印象的。
時期的にまだ卵が入っていないので濃厚でクリーミーとまではいかないものの、カキの旨味はたっぷりと感じられる。
それにも増して、仙鳳趾の牡蠣の特徴であるプリプリっとした食感はいままで食べたことが無い味わいであった。
もちろん、この直売所から直接カキを配送することも可能なので、食べてみて美味しかったら是非配送したいところ。
なお、インターネット等での販売はしておらず、電話やFAXのみでの受付ということもあって、逆に通好みの隠れ家的な雰囲気もある。
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