栄屋 (2025/11)


名前栄屋

場所:〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原3-1-25
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士急行線 富士山駅 徒歩12分

営業時間:8:15~17:00 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=素朴な出汁と柔らかなうどんを楽しめる数少ない早朝営業の店

外部リンク栄屋の公式HPへのリンク

備忘録

(2025/11/06記載)
2025年11月上旬の休日の朝食として利用。
ここ数年間は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの38店舗目の訪問となった。
この日は朝早い時間帯で富士吉田エリアにいたこともあり、そんな時ように残しておいた「朝から吉田のうどんを食べられる」数少ない店であるこちらの店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の富士山駅となる。
お店は幹線道路(国道137号線)から一本入った細い道沿いにあり、ナビで目的地設定すれば迷うことなく到着はできるのだが、いかんせん道が狭いことと店舗が完全に民家に同化しているので、注意しないと絶対に見逃す。
今回は最初に車で向かったのだが、店舗前の2台の駐車場がいずれも埋まっていたこともあり、富士山駅の無料駐車場に車を停めて徒歩で店舗まで向かった。


こちらが店舗外観。
店舗そのものは幹線道路から見えない奥まった場所にあるので、道路沿いにある店舗名の書かれた看板を目印に敷地の奥に向かう。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は朝9時に店舗に到着。
先ほどまで停まっていた車もなくなっており、店内は先客無し。
ただ、その後にバイカーなどが続々と来店し9時20分の時点で満席となり外に待ちが発生した。
こちらのお店は民家の一角を開放したような造りで店内はカウンター席が7席のみとなっている。
そのカウンター席は隣席との距離感もかなり狭く、お店自体もかなり年季の入ったような民家感を強く感じる雰囲気となっている。
朝早い時間から吉田のうどんが楽しめる店は少ないこともあってか、週末の朝は混み合うのかも知れない。


こちらが店内の雰囲気。
家の一角をこのためにアレンジしたような雰囲気で、白いカウンター席が何となくミスマッチしているのが面白い。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどん専門店ということで、メニューは吉田のうどんのみ。
そのうどんの種類は時期的なものもあってか冷たいうどんは無し。
一番シンプルなかけうどんをベースとして、肉と玉子と力(餅)のトッピングを乗せた派生形メニューと100円の大盛メニューのみとなっている。
個人的には吉田のうどんのコシを楽しむために可能な限り冷たいうどんをオーダーするのだが、メニューにない以上は仕方なし。
ということで「肉うどん(550円)」をオーダーした。


こちらがメニュー。
メニューそのものは席には無く、店内の壁にかかっている。

オーダーしてから待つこと10分程度で提供された。


こちらが「肉うどん」。
今回は温かいうどんということで、丼の中には少し濃いめの色合いのつゆとうどん、そして半分に切られた油揚げと肉がトッピングされている。

まずはつゆを少し啜ってみるが、出汁の風味がしっかりと感じられ、出汁ベースの味わいになっている。
そこにカツオの返しの味わいが加わり、醤油感や塩分は控えめ。
それもあり、優しい味わいに仕上がっている。

トッピングの肉は豚肉とのこと。
いわゆる豚しゃぶのような食感に、程よく醤油ベースの味付けがされている。


合わせるうどんは平打ちストレートタイプ。
一般的なうどんと同じくらいの太さのもので、手打ちということで軽い縮れ感がある。
一方で、吉田のうどんらしい強烈なコシは全くなく、つゆに浸かっていることもあってかソフト麺のような感じの食感となっている。
そしてもう一つの吉田のうどんの特徴である塩分は軽めにありそうなのだが、つゆを吸っていることもあってか正直そこまでよくわからない。


テーブルには2種類のすりだねが置かれており、通常タイプのものの他にゴマをたっぷりと効かせたものが用意されている。
いずれもセミウエットタイプで辛さはそれなりにある。
が、そこまで長く続くようなものではなく、比較的サッと辛さが引いていく。

<まとめ>
通常であれば吉田のうどんはその強烈なコシを楽しむため冷たいうどんをオーダーするのだが、こちらの店は冷たいうどんが無いため、やむなく「肉うどん」をオーダー。
そのつゆは出汁の風味がしっかりと感じられ出汁ベースの味わいになっており、そこにカツオの返しの味わいが加わる。
醤油感や塩分は控えめで、それもあって優しい味わいに仕上がっている。
合わせるうどんは一般的な太さの平打ちストレートタイプで軽く縮れたもの。
ただ、吉田のうどんらしい強烈なコシは全くなく、つゆに浸かっていることもあってかソフト麺のような感じの食感となっており、塩味についてもそこまでよくわからない。
今回は肉うどんをオーダーしたのでトッピングに肉が乗っているのだが、その肉は豚肉とのこと。
いわゆる豚しゃぶのような食感に、程よく醤油ベースの味付けがされている。
イメージしている「吉田のうどん」とは全体的に方向性が異なるのだが、この独特の雰囲気の中で客が身を寄せ合ってうどんを啜るというシチュエーション、そして出汁ベースの優しいつゆと柔らかいうどんは朝食として楽しむには最適なうどんであった。

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栄屋うどん / 富士山駅富士急ハイランド駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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