一白水成 山田錦 秋 純米吟醸



購入場所 はせがわ酒店グランスタ東京
購入日 2025年09月29日
購入金額(税込み) 2090円
テイスティング日 2025年10月20日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 純米吟醸
使用米種 山田錦100%
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:
何か日本酒が欲しくなりこちらの店を巡回したときに発見。
山田錦を使ってこちらの酒蔵が作っているお酒はあまり見かけない気がしたので試してみることにした。
色はクリアで輝きがある。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に涙が出る。
香りはしっかりとした甘味と旨味を感じられつつも程よい酸もあり、また香り全体が強すぎず上品なバランス感を保っている。
その甘味は洋ナシやブドウのような果物を連想させ、穀類のニュアンスは控えめ。
口に含むと穀類の味わいをしっかりと感じられる米の旨味が一気に広がる。
その味わいは香りから感じられるような甘味メインではなく、しっかりとボディーのある日本酒らしい味わいではあるが雑味はなくピュアな飲み口。
中盤も同様にしっかりとした味わいを感じさせつつも、フレッシュな酸が絶妙なバランス感を構成する。
キレはよく、程よく甘味と酸味を印象を残した後はスッと消えていく。
香りはジューシーで味わいはピュアながらパンチのある季節限定の純米吟醸酒。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>


この日は丹波産の黒大豆茶豆、厚揚げの出汁煮、筑前煮という、コテコテな和食と合わせてみた。
黒大豆茶豆は少し固めに茹で揚げ軽く塩をまぶしたものだが、豆の濃厚な味わいがしっかりと感じられるもの。
合わせる日本酒も思っていた以上にしっかりとした骨格があるタイプなので味わいのバランスは丁度良い。
厚揚げの出汁煮は比較的柔らかい味わいではあるが、出汁の風味が日本酒の甘味とマッチする。
そして筑前煮は自家製干しシイタケの煮汁の風味がガッツリと効いた濃厚なもの。
こちらも日本酒との相性は良く、日本酒の味わいが引き立つような印象。
日本酒単体だと少しやんちゃ感がないわけではないが、食事と合わせることによってそのポテンシャルを発揮するような味わいなのかも知れない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.