名前:天作
場所:〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原4-5-10
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 富士急ハイランド駅 徒歩12分
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=洋館風の店構えで頂く艶やかな吉田のうどん
外部リンク:天作の食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/11/13記載)
2025年11月上旬の休日の朝食として利用。
ここ数年間は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの39店舗目の訪問となった。
そろそろ未訪問店舗も少なくなってきたこともあり、この日は残りの未訪問店舗のうち、確実に営業している店舗に訪問することにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の富士急ハイランド駅となる。
今回は車でアクセスしたが、ナビで設定すれば迷う事なく到着できるのだが、国道139号から店に向かうために入る脇道がかなり狭い。
川沿いを通る道なのだが、大型車同士だとすれ違う場所を選ばないとうまくすれ違えないので注意が必要。
なお、店舗は吉田のうどんを提供しているお店の外観をイメージすると間違いなく通り過ぎる。

こちらが店舗外観。
洋館のような外観の建物にはうどんやそばを提供しているお店の印象は皆無。
暖簾も出ていないので、知らなければここが吉田のうどんを提供する店だとは絶対に気付かない。

店先には黒板に書かれたメニューが出されているのだが、こちらも黒板自体の雰囲気が完全に洋。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ということもあって早めに来店。
11時半前で先客はゼロ。
店内はレトロな純喫茶を思わせる雰囲気で4名テーブル3卓と6名テーブルが1卓、トータルキャパは20名弱と言ったところ。
よく言えばレトロ、言い換えると少し古さを感じさせる店内には石油ストーブの独特の匂いが漂い、本当にここでうどんが食べられるのかと戸惑ってしまうほど。
店内は店主のワンオペということもあり、待っている場合は提供までに時間がかかりそうだが、我々が入店してから新規で3組、7名での予約が1組と、流石に休日のランチタイムということで満席になった。
普段の混雑具合は何とも言えないが、休日のランチタイムでも予約は可能なようなので、確実にこちらの店で食事をするのであれば予約をした方が良さそうではあった。

ビニールクロスが引かれたテーブルとアンティークな感じの椅子の組み合わせはもはやうどんを提供するお店のイメージからかなり離れている。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどんも提供しているが、その他にそばやラーメン、そして鶏の唐揚げやら餃子などなど、そしてカレーライスまで幅広いメニューを提供している。
夜営業をしているからという事なのかも知れないが、それにしてはかなり幅広く、うどんやそばに関しても同様に種類が豊富。
トッピング系で派生しているメニューもあるのだが、うどんについては柚子や山椒、ローズ&バジルなどの様々な材料を練りこんだ派生メニューもある。
このようなメニューは珍しく試してみたくなるのだが、今回は初回訪問ということで、うどんの味わいを確かめるべく「冷たいうどん」をチェック。
すると、「せいろうどん(700円)」というシンプルメニューがあったのでこちらをオーダーしてみた。

こちらがメニュー。
そば、うどん共に温かいメニューと冷たいメニューがあり、メニューの種類もかなり豊富。

その他にラーメンや担々麺、カレーライスや一品料理など、とにかくメニューの種類が半端ない。
店主にオーダーしてから待つこと18分程度で提供された。

こちらが「せいろうどん」。
通常の吉田のうどんだと茹でキャベツと肉がセットで提供されるのだが、こちらはシンプルにうどんのみ。
まずはつけダレから頂くが、甘めに仕上げられたもの。
カツオの返しが程よく効いており、醤油感は控えめ。
それもあり塩味はほどほどで、言うなれば少し濃いめの麺つゆに近いイメージ。

合わせるうどんは平打ちでほんのりと縮れたもの。
一般的なうどんと比較すると白さが際立ち、色も艶やか。
食感は見た目通りの印象でツルツル系のもの。
吉田のうどんらしく程よいコシで、しっかりとした塩味も感じられる。
パワフルなコシで勝負という感じではないが、ツルツルっとした舌ざわりに程よいコシのコンビネーションはなかなか。
<まとめ>
こちらの店は吉田のうどんだけでなく蕎麦やラーメン、カレーライスなども提供するオールマイティーなお店だが、それであってもうどんについてはなかなかクオリティーの高い味わいであった。
今回はシンプルに冷たいうどんから「せいろうどん」をオーダーしたが、そのうどんは平打ちでほんのりと縮れたもの。
一般的なうどんと比較すると白さが際立ち、色も艶やかで、食感は見た目通りの印象のツルツル系。
コシと塩味も吉田のうどんらしく感じられるが、パワフルなコシで勝負というよりもツルツルっとした舌ざわりとのコンビネーションが特徴という感じ。
一方で、つけダレは甘めに仕上げられたもの。
カツオのカエシが程よく効いており、醤油感は控えめなので、それもあり塩味はほどほど。
今回は初回という事でシンプルに「せいろうどん」をオーダーしたが、こちらの店は柚子や山椒、ローズ&バジルなどの様々な材料を練りこんだ派生メニューもあるので、次回来店の機会があればその中から何かを選んでみるのも面白いかも知れない。
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