照喜名製麺所 (2023/04)


名前照喜名製麺所

場所:〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1-6-5
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 牧志駅 徒歩15分

営業時間:4:30~17:30 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=沖縄県内の有名沖縄そば店でも使用されている強烈な縮れ具合が特徴的な沖縄そばを製造・販売する製麺所

外部リンク照喜名製麺所の食べログへのリンク

備忘録

(2023/05/15記載)
2023年4月上旬のお昼時間に訪問。
こちらのお店は製麺所ということで沖縄そばを食べられるわけではないのだが、以前2023年3月に沖縄に来た際に立ち寄ったうるま市の沖縄そば店「帆掛きそば」で食べた沖縄そばの麺がかなり特徴的で印象的だったので調べたところこちらの製麺所の麺を使っている事が判明。
改めてこちらの製麺所の所在地を調べてみると実は那覇市内でかつ国際通りエリアから徒歩圏内にある事がわかり、直接製麺所に行って購入することにした。

<お店の場所はどこ?>
公共交通機関でアクセスは決して良いとは言えず、最寄りはゆいレールの牧志駅となる。
細い路地をくねくねと進んでいくのが最短ルートではるが沖縄の路地に慣れていないと迷う事間違い無し。
よって、牧志駅から国際通りを県庁駅前方面に進み、むつみ橋の一つ手前の信号のある交差点(ローソンが目印)で左折し、右手に公園とハイアットリージェンシー沖縄を見ながら進み、ファミリーマートが左手に見えるT字路で右折、すぐ先にあるT字路を左折し、右手に混雑することで有名な沖縄そばの店「沖縄そば EIBUN」を見て突き当りまで進む。
突き当りのT字路を左折し、二つ目の信号のある交差点「開南」を道路を渡ってから右折、その先100メートル少々で右手にビルが見える。


外観はかなり年季の入ったビルで、パッと見は一般客を寄せ付けない独特のオーラを放っている。
また、沖縄そばを思わせるようなのぼりなど店先には出されておらず、唯一こちらの店が目的の店だとわかるのがビルの壁に書かれた「照喜名製麺所」の名前のみ。


本当に小売りしているのかドキドキしながら建物に近づくと、引き戸に「営業中」と書かれた看板がある。
が、窓にはミラーフィルムが貼ってあり中の様子は伺い知ることが出来ない。

<混雑状況・店内の様子は?>
こちらは沖縄そばを提供しているお店ではなく、あくまで製麵所ということで今回訪れた平日の12時前でも特にそばを購入している先客は無し。
また、その後も特に購入しに来る客もない。
ミラーフィルムが貼られている引き戸を恐る恐る引いて店内に入ると、その先には2畳くらいのスペースがあり、こちらの製麺所のダシや麺の価格表が貼られている。
キョロキョロしていると奥からスタッフの方が出てきたので「麺購入できますか?」と確認すると大丈夫ですよ、との事。
1袋が500グラムとそれなりにあり、また賞味期限も4日程度なので今回は「生麺(182円)」と「だし(183円)」を購入。
発送可能かを確認してみるとNGとのこと、また製麺所以外ではあまり購入することは出来ない(地元のイオン等で時々見かける)ので、こちらで直接購入する必要がある。


こちらが店内の雰囲気。
製麺所ということで基本的には製麺工場になっているが、引き戸を開けたすぐの2畳程度の場所が販売エリア?になっている。

<オススメのメニューは?>
こちらは製麺所なので販売しているものは沖縄そばとだしのみ。
沖縄そばは500グラムで182円、だしは183円で販売されている。
本当であれば2袋購入したいところではあったが、生麺ということで賞味期限が購入日からおよそ4日前後なのでそれを考えると1袋が限界。
あわせてだしも購入したが、だしはイオンでも時々見かける。
要冷蔵アイテムなので購入後はホテル等の冷蔵庫での保管が必須、かつ、持ち帰る際には保冷バックと保冷剤も必須なのでそれなりに手間暇かけて持ち運ぶ必要がある。


こちらが今回購入した「沖縄そば」と「だし」。
沖縄そばの賞味期限は4日前後かつ要冷蔵ではあるが、だしは液体のものながら常温保管可能かつ賞味期限も1年弱ある。


今回は自宅に戻ってからこちらの沖縄そばとだしを使い、更に以前購入した沖縄の「あさひ屋」の「炙りソーキ」をのせて沖縄そば風に仕上げてみた。
少し濃いめのスープに浸かるこちらの製麺所の特徴である強烈な縮れ感のあるそばの存在感が半端ない。
また、レトルトながらしっかりとしたボリューム感のある軟骨ソーキも華を添えており、自宅で作った割には沖縄そばっぽさを感じられる仕上がりになった。

スープは一般的な沖縄そばの味わいよりも動物系の脂や出汁が強めな印象。
ただ、沖縄そばの特徴であるカツオ出汁の風味もしっかり効いており、全体的にバランスよくコクもある味わい。
インスタントスープとしてはかなりレベルが高く仕上がっている。

また炙りソーキだが、醤油ベースの煮汁で少し濃いめな味わいとなっている。
沖縄そばにトッピングとして乗せても良いが、普通にご飯と一緒頂いても美味しい事が間違いない味わい。
肉そのものもトロトロに仕上げられており、軟骨はもはやコラーゲン状態になっている。
少しコリコリした食感が好きな人には物足りないかも知れないが、こちらもレトルトであることを忘れてしまうクオリティーであった。


こちらが麺。
やや太めの平打ちタイプ。
ただ、それに加えてこちらの製麺所の麺の特徴である強烈な縮れ感が半端ない。
そばを啜るとそのうねりが唇を刺激するほどの強烈でしっかりとした縮れ感は一度食べたら忘れない。
既に一度茹でてあるタイプではあるが強烈な縮れの影響か、一般的な沖縄そばよりもしっかりとした食感を楽しめるのだが、唯一の難点はそ縮れの影響でうまく麺を啜らないと周囲にスープが飛び散ること。
そして製麺所直売ということもあるかも知れないが、500グラムで182円というコスパも秀逸。

<まとめ>
一見するとかなり近寄りがたい雰囲気の店舗ではあるが、中に入るとスタッフの方が丁寧に接客してくれる特徴的な麺を販売する製麺所。
以前立ち寄ったうるま市の「帆掛きそば」をはじめ、那覇市内の沖縄そばのお店でも「照喜名製麺所の麺を使用」と謳っている店舗もいくつか見かけるほど、本格的な沖縄そばを作っている。
こちらの麺は基本的には製麺所のみでの購入となり、公式通販や地方発送は行っていないので那覇周辺を訪れた際にはお土産として購入するのもアリかも知れない。
その強烈な縮れ麺はビジュアル的にも食感的にも一度味わったら絶対忘れることのない特徴的なもので製麺所で購入の場合は1袋500グラム入りで182円というコスパも秀逸。
要冷蔵の生麺かつ賞味期限が購入後4日程度と持ち運びには気を使うが、それでも那覇を訪れた際には毎回必ず購入したアイテムの一つ。

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照喜名製麺所沖縄そば / 牧志駅安里駅県庁前駅

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.8

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