名前:金月そば 国際通りむつみ食堂店
場所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-1-16
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール線 牧志駅 徒歩6分
営業時間:11:00~17:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=軟骨ソーキ好きならば絶対に食べておきたい「炙り軟骨ソーキ」がオススメの特徴的な生麺を使った沖縄そばの店
外部リンク:金月そばの公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/05/06記載)
2023年3月上旬の平日の昼食時間帯に訪問。
この日はもともと他の沖縄そばの店に行こうとしており開店30分後にお店に到着したのだが既に20組程度が待っているという混雑っぷり。
事前に調べた際にかなり混雑することは分かっていたので第二候補として予め選んでおいたこちらの店に急遽予定変更して向かった。
レビュー公開の順番待ちをさせていたら2023/5/2の「マツコの知らない世界 沖縄そばの世界」の企画でこちらのお店が紹介されたよう。
<お店の場所はどこ?>
お店は国際通りから路地を一本入った場所にあり、国際通り周辺を観光しているときにはアクセスしやすい立地。
県庁前、美栄橋、牧志のいずれの駅からもアクセスは可能だが、一番近いのは牧志駅となる。
牧志駅からのアクセスであれば、駅を降りて国際通りを県庁前駅方面に向かい400メートルほど進み右手に飲食店が多数入る「国際通りのれん街」の建物の先の小道を右折する。
その先50メートルほど進むと右手にお店がある。
なお、お店の前は時間貸しの駐車場となっているので、車でのアクセスもとても良い。
こちらが店舗外観。
長屋のような建物の一角にお店があるのでそこまで目立たない。
が、週末のランチ時であれば店の前には行列があるのでそれが目印になる。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時半頃に到着したが、それでも4組10名程度が並んでいる状況。
我々が並んだあとも続々と列が長くなり、常に10名以上が並んでいるような状態であった。
待つこと20分程度でようやく入店。
店内は泡盛などが飾られているがいわゆるラーメン店のような雰囲気で3名か4名で使えるテーブル席が5席程度でトータルキャパは20名弱とそこまで広くない。
また、1名客の場合は相席はさせないのでその分回転は落ちてしまう。
こちらが店内の雰囲気。
壁際に置かれているテーブルは席が3席セッティングされてはいるが、実際には3名で利用するには少し狭いイメージ。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄そばの店なので当然メニューは沖縄そばが中心。
ベースメニューの沖縄そばを中心としてソーキやゆし、中味(モツ)などのバリエーションメニューがある。
また、一日15食限定の本ソーキそばや沖縄県のブランド麦である「島麦かなさん」を使った沖縄そばなど、興味をそそられるメニューもある。
ソーキ好きとしては限定メニューの本ソーキそばを食べたいところではあったが、どうやら昨年夏から420円!もの値上げがされているようで、ちょっと食べる気が…。(2022/8月時点では880円)
ということで、あまり他の店では見ない「炙り軟骨ソーキそば(900円)」をオーダーすることにした。
なお、こちらの店は混雑時は店内に席が空いた段階でスタッフの方が声をかけてくれるので、その際に入口入った右側にある券売機で食券を購入してスタッフの方に渡して席に着く方式。
こちらがメニュー。
オススメと限定のメニューが一番上に大きく配されており、その下はベーシックな沖縄そばを中心として派生系メニューがリストアップされている。
スタッフの方にオーダーして待つこと15分少々で着丼。
こちらのお店はあまり回転のことを気にしていないようで、席が空いてから客を案内、オーダーを聞いてから作るというスタイル。
混雑時は提供までにそれなりに時間がかかるので、時間には余裕を持った方が良さそう。
こちらが「炙り軟骨ソーキそば」。
通常は軟骨ソーキがそばの上にトッピングされて提供の場合が多いが、こちらは炙り軟骨ソーキが別皿で提供されている。
まずはスープから頂くが、ガッツリとカツオの出汁が効いたシンプルな沖縄そばスタイル。
動物系の味わいは少なくアッサリ系ではあるが、出汁がしっかりと効いていることもあって薄いという感覚は無くシンプルながらしっかりとしたコクのある味わい。
濃い系や動物系の味わいをしっかりと感じたい人には若干物足りなさがあるかも知れない。
そしてこちらが別盛りの「炙り軟骨ソーキ」。
こちらは4切れ盛られており、いずれも2口程度のサイズ感なのでトータル的にみると、デフォルトで乗ってくるトッピングとしては比較的しっかりとしたボリューム感。
しっかりと醤油ベースで濃いめに味付けされており、メニューの名前の通り炙り感もある。
ただ、軟骨と記載はあるものの、もはや軟骨感は全くなく、脂身・肉・軟骨がとにかくトロトロに仕上げられている。
これまでトッピングを別盛りで提供するケースはあまりなかったのだが、実際に食べてみて納得。
味付けがかなり濃厚なのでそのままそばにトッピングすると間違いなく味わいが変わってしまう。
なお、濃厚な味わいなのでシンプルな味わいのそばに入れて味変してもよし、そのまま食べるもよし、そして白いご飯に乗せて食べるもよしの、これまでの沖縄そばのソーキで一二を争うレベルの味わい。
そしてこちらが麺。
今まで見たことが無いような不思議なタイプ。
写真だとわかりにくいが、細麺ややちぢれを2本繋げたような独特の平打ちタイプ。
全粒粉使ってるのか、ところどころに小麦の胚芽や表皮が見える。
生麺ということでいわゆる湯通しをしたタイプではなく、プリプリした食感を楽しめる。
量は特に多いわけではなく、ソーキなどのトッピングを加えると丁度良いボリューム感となる。
<まとめ>
こちらのお店の特徴は何といってもトッピングの「炙り軟骨ソーキ」と生麺。
スープは動物系の味わいは少なくアッサリ系ではあるが、出汁がしっかりと効いていることもあって薄いという感覚は無くシンプルながらしっかりとしたコクのある味わいで、いわゆる沖縄そばのスープという感じだが、それに合わせる麺がかなり特徴的。
細麺ややちぢれを2本繋げたような独特の平打ちタイプで全粒粉使ってるのか、ところどころに小麦の胚芽や表皮が見える。
生麺ということでいわゆる湯通しをしたタイプではなく、プリプリした食感を楽しめる。
そして別盛りで提供される「炙り軟骨ソーキ」はしっかりと醤油ベースで濃いめに味付けされており、メニューの名前の通り炙り感もある。
そしてもはや軟骨感は全くなく、脂身・肉・軟骨がとにかくトロトロに仕上げられており、これまでの沖縄そばのソーキで一二を争うレベルの味わい。
軟骨ソーキ好きならば絶対に食べておきたい「炙り軟骨ソーキ」がオススメの特徴的な生麺を使った沖縄そばの店であった。
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金月そば 国際通りむつみ食堂店 (沖縄そば / 牧志駅、美栄橋駅、安里駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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