名前:STAND EIBUN
場所:〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-1-18
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 牧志駅 徒歩8分
営業時間:11:00~売り切れ次第終了 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=カフェのようなオシャレな店内で混雑を避けてEIBUNの味を楽しめるフュージョン系沖縄そばの穴場店
外部リンク:STAND EIBUNの食べログへのリンク
備忘録:
(2023/05/14記載)
2023年4月上旬の平日の昼食に利用。
以前からこちらの本店的なお店である「OKINAWA SOBA EIBUN」にチャレンジしていたのだが、平日・休日・時間問わず常に大行列で挫折すること既に数回。
そんな中、こちらのお店の支店的な店舗が本店のすぐ近くにあるという噂を聞きつけたので、本店がまたダメだった時の第二候補としてとりあえず平日10時45分に本店に向かうもあえなく撃沈…。
急いで目的地を変更してこちらのお店に向かった。
<お店の場所はどこ?>
最寄駅はゆいレールの牧志駅となり、そこからの徒歩が公共交通機関を使った場合のアクセスとなるが、店舗近くにはコインパーキングがかなりあるので車でのアクセスも可能。
公共機関を使ってアクセスする場合は牧志駅から国際通りを県庁駅前方面に進み、むつみ橋の一つ手前の信号のある交差点(ローソンが目印)で左折し、右手に公園とハイアットリージェンシー沖縄を見ながら進み、ファミリーマートが左手に見えるT字路で右折、すぐ先にあるT字路を左折する。
右手には「沖縄そば EIBUN」があるのだがこちらを通り越して50メートルほど進むと右手にお店が見える。
派手な看板はなく、一見するとカフェのような造りになっているため、油断すると見逃してしまう。
こちらが店舗外観。
道路側がガラス張りになっておりオシャレなカフェのような雰囲気になっており、一見するとここが目的地の沖縄そばの店だと気付かない。
店先にはウェイティングリスト置かれているので、こちらに名前を書いて待つスタイル。
なおこのウェイティングリストは朝9時半頃から置かれているようなので、余裕があれば朝記入をして開店少し前に店に戻るスタイルが一番効率的。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の10時45分に到着したがその時点で3組が待っている状況であった。
「OKINAWA SOBA EIBUN」はこの時点で既に20組程度がウェイティングリストに名を連ねている状況であったが、そこから徒歩1分程度の距離にあるにもかかわらず、こちらのお店は平和な状況であった。
ただ、開店時間の11時を過ぎると続々とウェイティングリストへの記帳が始まり、11時半の時点では10組程度が待っている状況であった。
店内はカウンター席のみ14席(通常の高さの席5席、ハイチェアーの席9席)で白を基調として石やアルミなどの無機質感のある造りになっており、柔らかいLED照明を使った今時のオシャレなカフェと言った感じ。
開店と同時にスタッフの方が1組ずつ店内に案内していくのだが、店内にはなぜか3組程度しか案内せず、その後5分程度してから少しずつ入店させるも決して満席にはしないスタイルのオペレーション。
ただ、開店してから30分程度すると基本的には満席まで入れるので、もしかすると常に少しずつ客が回転して一斉入れ替えにならないように調整しているのかも知れない。
とは言え、店内が空いているにも関わらず入店させないオペレーションに戸惑った待客がスタッフの方に確認している場面もあったので、記帳をしたら気長に待つ覚悟をしておいた方が良さそう。
こちらが店内の雰囲気。
石のカウンターにハイチェアというオシャレな造りになっている。
通常のカウンター席も同様の雰囲気になっており、今風のLEDの照明もシンプルながらオシャレ。
<オススメのメニューは?>
事前にそこまで調べていなかったこともありメニューを決めきれずに入店。
メニューを見るとベースは沖縄そばで、ソーキなどの肉がトッピングされた派生メニューもいくつかある。
それに加えてつけ蕎麦や、カレー沖縄そばや期間限定メニューなどの一風変わったメニューもある。
トッピングもフーチバーやパクチーなどの香草や肉系があるのだが、軟骨ソーキ関連のトッピングは素材の入荷が無いとの事で全てNG。
今回はアーサー専用の生麺を使った「EIBUNのアーサーそば」をオーダーしてトッピングで「炙り軟骨ソーキ」を追加しようと思っていたのだが、軟骨ソーキ系の追加トッピングがNGであったので悩んでいると、「STANDそば」であれば軟骨ソーキ、三枚肉が入っており、それにトッピングでアーサーを追加すれば麺は異なるものの何となくは同じようなものになるということで、「STANDそば(1050円)」と追加トッピングで「アーサー(120円)」をオーダーした。
なお、麺はEIBUNオリジナル麺か縮れ生麺(+50円)を選べるとの事なので、今回は「縮れ生麺(50円)」をオーダーした。
こちらがメニュー。
全て日英表記となっており、1枚目は沖縄そばメニューとトッピング、サイドのご飯メニューが記載されている。
2枚目は飲み物メニューがあるのだが、カフェらしくアルコール類に加えてコーヒーもオーダーする事が可能。
なお、トッピングについては基本的にはテーブルにあるのだが、一部メニューについてはスタッフの方にお願いして提供してもらうスタイルになっている。
こちらがテーブルの上にある味変メニュー。
定番のコーレーグースに加えて、胡麻を使ったゴーマーグースや一味唐辛子、変わったところだとカレー粉や自家製黒八味なども置いてある。
また、テーブルに設置されている引き出しを開けると、箸やおしぼりと共に電動式のミルに入った胡椒などの調味料がオシャレに格納されている。
オーダーしてから待つこと15分程度で着丼。
スタッフ1名体制かつ小ロットで作っていることもあり、提供までにはそれなりに時間がかかる印象。
こちらが「STANDそば アーサー増し」。
アーサーの増し方がかなりボリューム感たっぷりで、丼一面がアーサーで覆い尽くされており、スープの香りに加えてアーサーの程よい潮感を感じさせる香りが辺りに漂う。
その上には大きな三枚肉が1つと軟骨ソーキが2つ、ソーキが1つとかなり肉の存在感がある印象。
まずスープを頂くが、とてもまろやかで甘みを強めに感じるタイプ。
カツオのダシがたっぷりと効いたいわゆる沖縄そばのスタイルとは少し違うフュージョン系の味わいではあるが、魚介と動物系の味わいがバランスよくブレンドされており、決して臭みやエグミは感じられないコクのある味わい。
今回はアーサーを増したこともあり、そこのアーサーの塩加減がアクセントを加える。
とてもバランスが良く、王道の沖縄そばを独自に進化させたような新しいジャンルの味わい。
コーレーグースはしっかり辛さあるタイプ。
ただ、スープ自体にしっかりコクがあり、かつ甘味をや旨味を感じられるタイプなので、あえてコーレーグースで味変しない方が美味しく頂けるような印象であった。
トッピングも頂いてみるが、どのトッピングもスープの味を邪魔しない程度の程よい味付けで崩れるような歯ざわりとボリューム感のある満足度の高い味わいであった。
三枚肉は2口大程度のサイズでしっかりとした肉の繊維感を感じつつ、かみしめれば肉の旨味と煮汁の味わいをたっぷりと楽しめるもの。
軟骨ソーキもかなりしっかりと煮こまれているのか身離れはとても良い。
肉はトロトロ、軟骨はコリコリっとした食感で、スープの風味を邪魔しない程度にしっかり醤油ベースでの味付けされている。
そしてこちらもかなり大振りのサイズ感。
3口ほどのボリューム感なので1つでも十分に満足できる。
こちらが麺。
平打ちタイプの程よく縮れたもの。
生麺ということで小麦がしっかりと感じられ、湯通しで仕上げた麺とは異なり麺のモチモチ感やコシをしっかりと感じられる生麺感たっぷりのものでレベルはかなり高い。
<まとめ>
今回は開店時間前なのに既に20組程度がウェイティングリストに名を連ねる本店をパスしてこちらのお店に来てみたが、そのレベルの高さに大満足。
オーダーした「STANDそば」と追加トッピングの「アーサー」のコンビネーションは丼一面がアーサーで覆い尽くされており、スープの香りに加えてアーサーの程よい潮感を感じさせる香りが辺りに漂うもの。
とてもまろやかで甘みを強めに感じるタイプのスープは魚介と動物系の味わいがバランスよくブレンドされており、決して臭みやエグミは感じられないコクのある味わい。
そこのアーサーの塩加減がアクセントを加え、王道の沖縄そばを独自に進化させたような新しいジャンルの味わい。
ここに乗るトッピング達もスープの味を邪魔しない程度の程よい味付けで崩れるような歯ざわりとボリューム感のある満足度の高い味わいであった。
三枚肉は2口大程度のサイズでしっかりとした肉の繊維感を感じつつ、かみしめれば肉の旨味と煮汁の味わいをたっぷりと楽しめるもの。
軟骨ソーキも同様で肉はトロトロ、軟骨はコリコリっとした食感で、そして3口ほどのサイズ感なので1つでも十分に満足できるがそれが計4つというかなりのボリューム感。
麺も生麺ということで小麦がしっかりと感じられ、湯通しで仕上げた麺とは異なり麺のモチモチ感やコシをしっかりと感じられる生麺感たっぷりのものでレベルはかなり高い。
本店の激込み具合を考えると同じクオリティーを比較的混雑なく食べられる穴場的なお店ではあるが、それも時間の問題かも知れない。
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STAND EIBUN (沖縄そば / 牧志駅、安里駅、美栄橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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