琉球茶房 すーる (2023/01)


名前琉球茶房 すーる

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-25-7
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 美栄橋駅 徒歩約5分

営業時間:11:30~15:00 毎週土・日

また行きたい度:=☆☆☆=落ち着いた古民家風の店内で上品な味わいの沖縄そばを頂ける国際通りからのアクセスも便利な沖縄そばの店

外部リンク琉球茶房 すーるの食べログページのリンク

備忘録

(2023/02/22記載)
2023年1月中旬の平日の昼食に利用。
こちらの店は以前から行ってみたい店としてリストアップしていたものの、週末は休みでかつ平日のランチ時しか営業していないというハードルの高いお店であったのでなかなか行く機会が無かった。
今回はたまたま平日の12時過ぎという、ガッツリ昼食時ではあったが時間が取れたこともあり訪問しようと思ったのだが、色々な口コミを見ていると平日でも昼食時間は混雑するとのことで少々ためらいながらの訪問。

<お店の場所はどこ?>
場所はゆいレールの県庁前駅と美栄橋駅のほぼ中間、わずかに美栄橋駅からのほうが近い場所に位置する。
お店はゆいレール沿いの国際通り側にある通り沿いにあるので、美栄橋からのアクセスの場合は県庁前駅方面に、県庁前駅からのアクセスの場合は美栄橋方面に線路沿いに歩いてくかたちになる。
国際通りエリアからアクセスする場合は「那覇文化芸術劇場なはーと」を目指せば場所にもよるが国際通りから5~10分程度でアクセス可能。
なお、周辺にはコインパーキングもあるのでレンタカーでの来店も問題なし。


こちらが店舗外観。
あまり目立つような看板は出ていないが、店先に大きく店名の書かれた看板が出ているので見逃すことは無し。
なお、道路沿い県庁駅方面側にも沖縄そばの店がもう一軒あるので注意が必要。


店先にはウェイティングリストが置かれているので、満席時にはこちらに名前を書いて店先に並ぶのだが、店先の道路は狭いため、並ぶときには歩行者の邪魔にならないような配慮が必要。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の12時過ぎに到着。
様々な口コミでは平日でも12時を過ぎると主に地元民で混雑するとのとだったが、到着したときは1人待ちであった。
ウェイティングリストに名前を書いて店先で待っていると、タッチの差で3組計8名が来店。
いずれも観光客ではあったが、やはり噂通り平日でもかなり混雑するので昼食時間は避けたほうが良さそうな印象であった。
待つこと15分程度でようやく店内に通されたが、店内は古民家風の造りになっておりカウンター席が4席程度、テーブル席は2名掛けと4名掛け合わせて15席程度のキャパ、団体客用の10名程度で使えそうな小上がりが1つの計30名強のキャパとなっていた。
なお、食事を終えて店を出た13時過ぎになると待ち客はなくスムーズに入店できる状況だったので、平日であれば少し遅めの方が良いのかも知れない。


こちらが店内の雰囲気。
土間状の床に木で出来た椅子やテーブルが置かれており、店内の雰囲気は今風の古民家という感じ。


カウンター席の壁には昔の沖縄の写真が飾られているので料理が提供されるまでの間に色々みていると楽しい。

<オススメのメニューは?>
沖縄そばの店なので、基本的には軟骨ソーキや三枚肉そばがメイン。
ただ、ゆし豆腐などもあり、テーブルに置かれているメニューの裏側には数量限定メニューやサイドメニューが書いてあるので要チェック。
なお、数量限定メニューは「まぜそばセット」。
ゆし豆腐に使っているタレをかけて頂くスタイルのよう。
今回は店の外に出されていた看板に記載されているメニューをみて「ソーキそばセット・小(1050円)」をオーダーすることをあらかじめ決めていたので席に置かれているメニューには一切目もくれずにオーダーしてしまったが、数量限定メニューやその他のサイドメニューが気になる場合は注文前にメニューを裏返して確認するのがおすすめ。


こちらが通常メニュー。
淡すいそば(いわゆる豚バラ肉が入った沖縄そば)とそーきそば、そして何も具材が乗らない素そばと、そこにゆし豆腐を使ったメニューが加わる計4種類ととてもシンプルなラインアップ。


ただ、そのメニューを裏返すと数量限定メニューやサイドメニューが記載されているので要チェック。

スタッフの方にオーダーして待つこと5分程度で着丼。


こちらが「そーきそばセット・小」
小と言ってもしっかり1人前サイズのそばと少し大きめの丼に入ったジューシー、漬物と紅しょうがワンプレートで提供される。


こちらが「そーきそば・小」。
比較的透き通ったスープの上に厚くスライスされたチキアギー(さつま揚げ)が2枚、程よいサイズ感のソーキが2つと刻みネギが乗せられたシンプルなもの。

スープはその色合いから想像できるシンプルながら上品な味わい。
いわゆる沖縄そばのスタンダードな味わいスープながら魚の臭みは一切感じさせず上品なカエシがしっかりと効いている。
控えめに効いている獣系の出汁の風味が全体的にすっきりとした味わいにコクを加えている。
何か捻りを効かせたスープではなく、シンプルに「これぞ沖縄そば」という味わいを楽しめる。

ソーキは軟骨ではなく通常の骨つきタイプのもの。
サイズ感としては中ぶりで、3〜4口程度で食べられるもの。
骨からの身離れはよく、味付けは控えめで豚肉の風味がしっかりと感じられるタイプ。


そしてこちらが麺。
ほぼストレートの平打ちタイプの麺はいわゆる沖縄そばで一般的に使われているもの。
湯通しして提供されたものと同じような食感で、そこまで特徴的な味わいがあるものではない。


こちらがセットで提供されたジューシー。
細かく刻まれたごぼうや椎茸、にんじんがたっぷりと入っている。
具材としての肉感はあまりないのだが比較的しっかりとした味付けと、固めに炊き上げられたご飯のコンビネーションは好きな部類に入る味わい。

<まとめ>
今回は定番の「そーきそば」と「ジューシー」がセットになったメニューをオーダーしたが、いずれも何か一捻り入ったような特徴的な味わいではなくいたってスタンダードな沖縄そばとジューシーであった。
そーきそばのスープは魚の臭みは一切感じさせず上品なカエシがしっかりと効いており、控えめに効いている獣系の出汁の風味が全体的にすっきりとした味わいにコクを加えているいたってスタンダードな味わい。
また、ストレートの平打ちタイプの麺は湯通しして提供されたものと同じような食感で、一般的な沖縄そばの店で提供されている麺であった。
セットメニューとして提供されたューシーには細かく刻まれたごぼうや椎茸、にんじんがたっぷりと入っており比較的しっかりとした味付けと、固めに炊き上げられたご飯のコンビネーションは好きな部類に入る味わい。
国際通りからのアクセスも良く、いわゆるスタンダードな沖縄そばを古民家風の落ち着いた店内で楽しめる外さないお店ではあるが、平日のランチ時しか営業していないので観光等の限らた時間の中で行くのが難しいお店であった。

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琉球茶房 すーる沖縄そば / 県庁前駅美栄橋駅旭橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.1

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