饂飩頑陣 本店 (2023/04)


名前饂飩頑陣 本店

場所:〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-74
地図はこちらからどうぞ

交通手段:横浜市営地下鉄線 関内駅 徒歩2分

営業時間:11:00~14:30 年末年始

また行きたい度:=☆☆☆=ピュアでコクのある出汁と強烈なコシを楽しめるうどんを頂ける一日3時間だけ営業する高級ファストうどんの店

外部リンク饂飩頑陣 本店の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/07/02記載)
2023年4月上旬の平日の昼食に利用。
この日は日中関内エリアで所要があったのだが、少し早めにランチ時間にすることが出来たので周辺のお店を検索。
オシャレなイタリアンの店が比較的多くヒットするものの間違いなくワインが飲みたくなるのでパス。
そんな中、日中3時間しか営業しないうどんの専門店、かつチェーン店とは違い少し価格設定が高めのこちらのお店を発見。
折角なので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所はJR線・横浜市営地下鉄線いずれも関内駅が最寄りになる。
横浜市営地下鉄線であれば9番出口を出るとそこから2分程度でアクセス可能な立地。
9番出口を出ると目の前には馬車道が見え、その右手側には十字路が見えるのでそちらに向かう。
9番出口を背にして左折して少し細い常葉町通りを進み、2つ目の十字路を過ぎた先すぐのT字路を右折、その先20メートルほどで右手に見える。
この辺りは細い道が多いので曲がるところを間違えないように注意が必要。


こちらが店舗外観。
裏通りからさらに路地に貼ったところにあるので一見少しわかりにくい場所にある。
ただ、お店の前には大きなうどんのマークのある看板などが置かれているので、近くまでくれば迷う事なく見つけられる。


店先にはベーシックメニューや麺の量が選べること、生玉子が入れ放題であることが書かれた看板が置かれている。

<混雑状況・店内の様子は?>
事前に調べてみると11時半を過ぎると地元のサラリーマンで大混雑するようなので、この日は時間もあったので開店時間少し前にお店に到着。
先客はなく、開店と同時に店内に案内された。
その後パラパラと後続客が続くも、11時半前までは店内は4割くらいの客入りであった。
やはり一番混雑するのは12時前くらいからなのかも知れないので、並ばずにスムーズに食べるのであれば開店と同時の入店が良さそう。
店内は割と空間を贅沢に使っており、カウンター席5席、4名掛けと2名掛けのテーブル席が1席ずつの計11席というキャパ。
土間コンのような床やブロックを積み上げたような壁など、無機質でシンプルなイメージの店内。
入口入ってすぐの左側に券売機があるのでそこで食券を購入して店内に入店するスタイルになっている。


こちらが店内の雰囲気。
テーブル席は写真に写っている場所だけとなっている。


そしてこちらがカウンター席。
テーブル席の反対側にあり、中央部分は空きスペースとなっている。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうどん専門店なので、基本的にはアゴだしうどんを提供している。
但し、ご飯ものとしてアゴめしやカレーめしを提供しており、その他に曜日ごとにそれぞれ限定メニューが提供されている。
オーダーは食券を購入する方式なのだが、その券売機がなかなか曲者。
初見だと恐らく何が何だか分からないほどボタンの数が多く、またかなり見ずらい。
上段がこちらのお店のベーシックメニューである「アゴだしうどん」となっており、それぞれ温かいものと冷たいものが用意されている。
横軸にトッピング別にボタンが並べられているので、お目当てのトッピングが乗ったものを探してオーダーする。
また、三段目以下は曜日限定のメニューが並んでいるので該当する曜日以外のメニューはオーダー不可。
なお、曜日メニューについては左から4つが温かいもの、右4つが冷たいものになっているので間違わないように要注意。
今回は事前に券売機の画像を見ていたので何となく理解はしていたがそれでも最終的には迷いながら木曜限定メニューの「極みアゴ出汁・冷(990円)」と「あおさ増し(250円)」をオーダーした。
オーダー後に麺の量を200グラムから500グラムまで100グラム刻みで選ぶことが出来るのだが、今回はとりあえず並である300グラムでオーダーした。


こちらがその券売機。
ボタンの数がとにかく多く初見だと悩む事間違い無し。
せめて曜日限定メニューについては該当する曜日を囲む等してもらえるともう少し見やすくなりそう。


席に着くと目の前には入れ放題の揚げ玉と生卵がたっぷりと準備されている。


また、こちらのお店にはだしソムリエがいるらしく、お店で使っているこだわりのダシが全て記載されている。

オーダーして待つこと5分程度で着丼。


こちらが「極みアゴ出汁・冷」のあおさ増し。
提供されるまでわからなかったのだが、デフォルトで海老とかしわの天ぷらが2つずつ、計4つ乗ってくるよう。
そこに追加でオーダーしたあおさがたっぷりと盛られており、かなりボリューム感のあるビジュアル。

まずは出汁を一口頂くが、手間暇かけて作っているのが一発でわかる素直にうまいと言える味わい。
何か一つの素材の味わいが突出することなく、甘みや旨み、そしてコクなどの要素が全てバランスよく詰まった上質な味わい。
今回は木曜限定の「極みアゴだし」であったが通常メニューの「アゴだし」とどのような味の違いがあるのかは気になるところ。
今回はあおさ増しにしたこともあり、時間と共にスープに溶けていくあおさの程よい潮の香りが出汁に塩味を加えてくれる。
また、揚げ玉や生卵が入れ放題という事ではあるが、この繊細で上質な味わいは味変せずに楽しみたいところ。

そしてデフォルトで入っている海老とかしわの天ぷらだが、こちらもかなりレベルが高い。
薄めの衣ながらしっかりと味付けされており、海老はプリプリの食感と共に、かしわは肉に下味としてつけられている塩胡椒と共にジューシーな味わいを楽しめる。
両方ともそれなりのサイズ感でかつ2つ入っているので、これだけでもボリューム感はそれなりにある。


うどんはしっかりとした存在感のある太めのタイプのもの。
自家製麺という事あってか、とにかくコシが半端ない。
啜るというよりもよく噛んで食べるというタイプで、小麦粉の風味をしっかりと感じられる。
口当たりはツルツル、いざ噛んでみると半端ないコシというとても特徴的なうどんであった。
今回は300グラムでオーダーしたが、海老とかしわのトッピングが無ければ400グラムが丁度良さそうであった。

<まとめ>
うどんで1000円と言われるとちょっと高いという感覚であったが、実際に食べてみるとその金額設定にある程度納得。
今回は曜日限定の「極みアゴだし」をオーダーしたが、まずはその出汁のレベルがかなりのもの。
何か一つの素材の味わいが突出することなく、甘みや旨み、そしてコクなどの要素が全てバランスよく詰まった上質な味わいで手間暇かけて作っているのが一発でわかる素直にうまいと言える味わい。
そしてデフォルトで入っている海老とかしわの天ぷらだが、薄めの衣ながらしっかりと味付けされており、海老はプリプリの食感と共に、かしわは肉に下味としてつけられている塩胡椒と共にジューシーな味わいを楽しめる。
両方ともそれなりのサイズ感でかつ2つ入っているので、これだけでもボリューム感はそれなりにある。
メインのうどんは自家製麺という事あってか、とにかくコシが半端ない。
啜るというよりもよく噛んで食べるというタイプで、小麦粉の風味をしっかりと感じられる。
素材にこだわった上質なうどんをリーズナブルにサクッと食べたい時におすすめお店ではあるが、とは言え、何となくではあるがうどんを400グラム、かつ生卵と揚げ玉を使う前提の価格設定であるような感じは否めない。
次回は月曜限定の「濃厚アゴ煮干し」か日曜限定の「豚ばらうどん」にチャレンジしてみたい。

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饂飩頑陣 本店うどん / 馬車道駅桜木町駅関内駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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