名前:麺場 浜虎
場所:〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-12-1 鶴屋町第二ビル 1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 横浜駅きた西口 徒歩5分
営業時間:10:00~翌1:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆☆=横浜界隈のコク塩ラーメンの鉄板店
外部リンク:麺場 浜虎の公式HPへのリンク
備忘録:
(2017/04/21追記)
2017年3月下旬の平日に久しぶりに来店した。
店舗外観。
平日13時過ぎ、しかも雨というシチュエーションにも関わらず、横浜駅からは少々離れるこちらの店舗ではあるが店内は9割方埋まっている状況。
運良く待ちなしで入れたが、我々より後の来店者は待ちとなっていた。
店内の雰囲気は開店当時から全く変わっておらず、工事現場の足場を厨房周りに組んだ独特の雰囲気で、店員は基本的につなぎを着ているというスタイル。
JBLのスピーカーからはアシッドジャズ系やソウル系の音楽が流れてくるという、ラーメン店としては異質なお店でもある。
今回は「塩ネギ鶏そば(1000円)」を注文。
麺の量は食券を渡す時に聞かれるのが、無料で大盛りに出来るのでたくさん食べたい時には有難い。
40席程度の店内がほぼ満席ということで、提供までに10分程度かかった。
富士山型の大きな丼には、スライスされた長ネギにゴマが和えられたものがたっぷりと乗せられており、麺やその他の具が見えないほどであった。
そのネギの山をかき分け麺を引っ張りだすと、こちらは平打タイプの太い縮れ麺であった。
程よいもちもち感とたっぷり鶏の出汁が効いているスープの相性は良い。
スープ自体は濃厚という分類ではないが、味は比較的濃い目。
しかし、油感は抑えめであるので、濃い系のラーメンが苦手な女性でも無理なく食べることが出来る味。
具のチャーシューは豚チャーシューではなく鶏チャーシューなのでこちらも脂感は控えめではあるが、それでもササミのようなパサパサ感は一切なく程よいバランス感。
他には味付け玉子が丸々1つはいっているが、濃いめの醤油味と絶妙な半熟具合がとても美味しい。
一口目は玉子だけで、二口目はスープと一緒に食べて味の変化を楽しむ事も出来る。
また、今回は麺を大盛りにしているので食べごたえも十分。
スープをオリジナルの味である程度味わった後には、記載のある通りに調味料を加えてみるのも面白い。
横浜のこの場所に10年近く店舗を構えており、一度も改装等をしていないだけあって味の完成度は抜群。
醤油ラーメンの「維新商店」や西口の九州トンコツの「たまがった」等と合わせて、「塩系のラーメンが食べたくなった時」の鉄板ラーメン屋である。
(2014/04/25追記)
2014年4月下旬、再訪問。
平日の19時過ぎ、ダメ元で行ったが、店内こそ満席であったものの、待ちはゼロであったので並んで待つことにした。
このお店は列に並ぶ前に食券を買わなければいけないので、店内にある食券販売機で買う事にしたら、見慣れない「コク醤そば(740円)」のボタンが。
とりあえず試してみることにして食券を購入、待つこと10分弱で入店できた。
今回は3名ということもあり、4人用のテーブル席に通された。
また、食券の確認時に「大盛り無料ですがいかがしますか?」と聞かれたので、夕食時という事もあり迷わず大盛りを注文。
満席という事もあり、待つこと10分程度でラーメンが提供された。
見た目は通常の(?)醤そばに比べて、明らかにスープの色が濃い。
たっぷり目のメンマと刻みネギ、鶏肉チャーシューが2枚乗っており、ボリューム感たっぷり。
味わいは「濃厚魚介系&鶏系のダブルスープ」のつけ麺汁をラーメンに仕立てたような印象。
スープ自体が噛めるような濃厚さでパンチがあるが、脂っこさは控えめでむしろ甘味さえ感じるような味わい。
太目のややちぢれ麺との相性は良く、適度に粘度のあるスープと程よく絡む。
鶏肉チャーシューもほんのり甘味を感じる照り焼き調の味わいで、パンチが効きつつ甘味のあるスープと絶妙の組み合わせ。
気付けばスープも飲み干してしまう程、ある意味中毒性の高い味わいで、ラーメンの名前こそ「コク」の2文字が付いただけだが、味わいは普通の「醤そば」とは全く異なる異質のものであった。
(2013/11/10記載)
2013年10月中旬に訪問。
こちらの店舗は10年ほど前の開店当初から時々食べに行っていたが、最近はめっきりご無沙汰であった。
店舗外観。
先日、平日の夜に久々に行ったが、その際は平日の19時半にも関わらず、常に待ちが数名いる程度の混雑っぷりであったので断念した。
そのリベンジで、今回は食事時を避けて16時前に訪問してみたが、カウンター・テーブル合わせて30席程度はあろうかという店内はほぼ満席の状態。
実際に、我々が食べているときにも時々待ちが出るほどの混雑っぷりで、いかに人気店なのかは良くわかる。
店内は工事現場をイメージして仮設足場が組まれている。
店員の制服(?)もつなぎというこだわりよう。
この店は、魚介系を強く効かせた「醤そば」や「塩鶏そば」など、ベースはあっさり系であった。
今回は「塩鶏そば(830円)」を注文。
大盛り無料サービスを行っているようなので、迷いなく大盛りでお願いをした。
ほぼ満席状態であったので、提供までは10分弱かかったがそれは致し方なし。
「鶏塩そば(830円)」
少し深めの丼には、鶏ガラベースと思われる少し濁ったスープに油の層が見える。
その上には刻みネギとチャーシューとメンマ、色の染みた味付け玉子が丸々1個、さらには海苔も添えられており、上品な見た目。
スープをすすると、動物臭さを全く感じないあっさりとした味わいの印象を受けるが、塩や鶏ガラの旨みがしっかりと感じられる。
薄いという印象は全くなく、程よいボリューム感であった。
麺は極太の縮れタイプ。
通常、塩ラーメンに使われている細めのストレートタイプとは全く正反対のタイプなので戸惑ったが、意外と相性は良い。
食感としてはモチモチタイプのもので、油が多めのスープと良く絡んで美味しく食べることが出来た。
太麺タイプなのでそれ自体で結構なボリューム感はあるが、大盛りにしたという事もあってか、食べ終わる頃にはかなりの満腹感になった。
チャーシューは柔らかくジューシーな味わいだが、小さ目のサイズのものが1枚なのが残念なところ(チャーシュー麺ではないので当たり前だが)
丸々1個分が入っている味玉は中がしっかりと半熟の状態であった。
また、醤油ベースのつけダレもしっかりと染み込んでおり、ご飯と一緒に食べたくなるような味わいであった。
オリジナルの味を一通り味わった後はテーブルに設置されているニンニク入りの酢をラーメン終盤に少しだけ入れると、確かに全く違った味わいになる。
入れすぎると酢の味だけになってしまうので注意。
家系などの濃いラーメン屋が多い横浜駅周辺で、美味しいあっさり系のラーメンが食べられる貴重な店舗だが、いつ行っても混雑しているのが玉にキズ。
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