桜井うどん (2022/07)


名前桜井うどん

場所:〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田5-1-33
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士急行線 月江寺駅 徒歩10分

営業時間:10:00~14:00 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=風情のある店内で小麦粉の風味をたっぷりと感じられるワイルドな極太うどんを楽しめるローカル感たっぷりの吉田のうどんの専門店

外部リンク桜井うどんの公式HPへのリンク

備忘録

(2022/07/31記載)
2022年7月中旬の休日ランチタイムに利用。
この日は外で食事をする予定はなかったのだが、富士吉田エリアに買い物に来たタイミングが丁度昼過ぎということもあり、折角ならこのエリアで楽しめるランチをということで探してみた。
色々考えてみたが、富士吉田エリアと言えばコシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークの「吉田のうどん」ということで探してみると近くに美味しそうなお店が数店舗。
まずは第一候補の店に行ってみるものの、営業時間にもかかわらず「完売」の札が出ており撃沈。
ということで、同じエリアにあるこちらのお店にチャレンジしてみることにした。

<お店の場所はどこ?>
公共交通機関でもアクセス可能な場所ではあるが、今回は車で富士吉田方面から向かった。
道そのものは非常に分かりやすく、138号線を使った場合は「上宿」の交差点を富士吉田方面に曲がり、そのままひたすら下り道を下るだけ。
途中、「曙町」の交差点を過ぎたら3つ目信号のない交差点の右折すると10メートルほど先の左側に店舗が見える。
右折する場所は注意しないとよくわからないのだが、「小池時計店」を目印にするとわかりやすい。
なお、駐車場は店舗を過ぎて突き当りの一方通行を左に曲がってすぐの場所にある。


こちらが店舗外観の写真。
外から見るとお店感はほぼなく、普通の家の玄関先に暖簾とのぼりがあるのでお店と認識できるほどローカル感がある。


なお、店舗前には駐車場はないので、店舗から30メートルほど離れた専用駐車場を利用可能。
最大で5台程度は停められるスペースではあるが、停め方にはなかなかコツが必要。


場所はこのような感じ。
店舗前の道路は比較的狭いので大型車での来店だと駐車場にたどり着くまでに少し苦労する。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は週末の閉店時間間際の13時45頃に到着したが、その時点で駐車場は満車。
ただ、タイミング良く帰る人がいたので入れ違いで車を停めてお店に向かうと店内も丁度入れ替わりのタイミングだったこともあり待ち時間なく入店出来た。
こちらのお店は外観同様に店内も民家をそのまま改造して小上がりにしたようなとてもローカル感の強い雰囲気で、店内には詰めて6名が座れるような座卓が4卓配されている。
キャパとしては30名弱という感じだが、閉店間際でもほぼ満席が続き、13時50分頃になってようやく客足が収まったという感じ。
また、週末の昼食時は入店待ち以上に5台しか停められない駐車場待ちが心配という感じであった。


店舗内も外観同様に普通の家の部屋を小上がりに変えたような雰囲気。


詰めれば6人が座れる座卓4つ、キャパ的には30名弱という感じ。
混雑時は基本的には相席となっている。

<オススメのメニューは?>
来店前に調べてみると、こちらのお店はうどん一種類のみとのことであった。
店内の席にメニューはなく、唯一選べるのが、温かいか冷たいかだけで、冷たい場合にはつけ麺タイプということでつけダレも温かいものか冷たいものかを選ぶ事ができる。
また、大盛りはなく、その代わりに替え玉(150円)を追加で注文する方式になっているよう。
いくら富士吉田周辺が涼しいとはいえ、やはり流石に温かいのは注文する気になれなかったので、今回は「冷たいうどんと冷たいつけダレ(450円)」をオーダーした。


こちらは店内に貼ってあるメニュー。
最近値上げしたようだが、それでも450円という価格はかなりお買い得。

注文してから待つこと5分程度で着丼。


こちらが「冷たいうどんと冷たいつけダレ」。
うどんの皿には茹でキャベツが添えられた「吉田のうどん」テッパンスタイルのもの。


つけダレは魚系の出汁で仕上げたもので、見た目からは獣系の脂感は一切感じられない。
そのタレには細く切られた油揚げが4切れ浮いているだけというとてもシンプルなもの。

一口頂くが、見た目の通りの味わいで煮干し系の風味がほどよく効いた醤油ベースのつけダレであまり味わったことのないタイプ。
つゆとして頂くにはちょっと濃い目だが、つけダレだと少しうどんに負けてしまうかもしれないという微妙な立ち位置のつけダレ。
そんなこともあってか、物足りない人は醤油を少し加えて頂くのもおすすめのよう。


そしてこちらがうどんの丼。
かなり太めで一本一本がかなり長め。
手打ちということもあって太さが不均一なのはご愛嬌。
うどんの横には千切りにして茹でたキャベツがたっぷりと添えられている。


うどんは塩分がしっかりと効いたワイルドな味わい。
コシというよりも、小麦粉の味わいをそのまましっかりと頂くという、素材の味わいをダイレクトに感じられるもの。
一般的なうどんのお店で食べるうどんとは味わいも食感もかなり異なるので、食べる人を選ぶかもしれない。


こちらが「温かいうどん」。
冷たいうどんをそのまま丼に入れて、温かいつゆで頂くスタイルで、味は変わりなし。


なお、テーブルにある味変用の辛みだが、これが少量でもかなり辛いので要注意。
普段と同じ感覚で入れるとその辛さにびっくりする。
かなりピリッとしているので、まずは少な目に入れるのがオススメ。

<まとめ>
一杯450円というリーズナブルな金額、そしてシンプルにキャベツのみをトッピングした吉田のうどんのスタンダードなビジュアル、さらには風情のある店内など、地元の名物うどんを楽しむという意味では一度は訪れたいお店であった。
また、うどんそのものも素材の味わいをしっかりと楽しむ少し塩分の強めのワイルド系で、シンプルな醤油と煮干しベースのつけダレよりもガッツリと主張してくるタイプで、いわゆる普通のうどんを想像するとちょっとイメージと異なるかも知れない。
非常に個性的でうどんだけでも美味しく頂ける吉田のうどんではあったが、個人的には肉系のトッピングもあった方が味変して楽しめたりするので、バラエティーという点では少し物足りなさを感じた。

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桜井うどんうどん / 月江寺駅富士山駅下吉田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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