名前:ザ カハラ ホテル&リゾート 横浜
場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩15分
また行きたい度:=☆☆☆☆☆=圧倒的なみなとみらいの眺望を楽しめるゴージャスで煌びやかなプライベートリゾート感たっぷりのラグジュアリーホテル
外部リンク:ザ カハラ ホテル&リゾート 横浜の公式ページへのリンク
備忘録
(2023/12/14記載)
こちらのホテルは開業した翌月の2020/10に一度宿泊していたのだが、「2万円分のトラベルクレジットプレゼント」というアメックス・プラチナカードのお得なイベントがあったので様々な特典が付く「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルを探しているとこちらのホテルを発見。
前回宿泊した際は開業当初ということもあってプライベート感がウリにも関わらず宿泊客以外の見物客が多く訪れていてかなりごちゃごちゃとした感じであったり、オペレーションがまだ回っていないという状況でそこまで好印象ではなかったので、リベンジも含めて2年後の2023/10に改めて宿泊してみることにした。
なお、「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルでは、公式サイトや旅行サイトの最安値より数%ほど高い金額ではあるものの、当日の空き状況次第ではあるがアーリーチェックイン・レイトチェックアウト・客室アップグレードの特典が受けられ、更に朝食無料提供、ホテルクレジット(多くの場合は$100)は確約という非常に魅力的なサービスを受けられるので、アメックス・プラチナホルダーであれば使わない理由はない。
客室編のインプレはこちらで掲載。
夕食編のインプレはこちらで掲載。
今回は「Fine Hotels + Resorts」特典の一つである朝食無料サービスがあったので追加料金等なく朝食を頂く事が出来た。
なお、大人1名で約5000円という価格設定なので無料となる2名分を考慮すると実質1万円分が無料となっており、「Fine Hotels + Resorts」のオトクさを改めて確認出来る。
さて、こちらのホテルの朝食を色々調べていると、どうやら基本的にはレストランではなく1Fにあるボールルームを朝食の特設会場として開放しそちらで食事をするスタイルのよう。
提供メニューについては賛否両論あるようようで、ドキドキしながら朝食会場に向かった。
なお、特に予約制ではなく到着順での案内のようだが、この日は平日の宿泊の7時半頃ということで会場内は全く混雑しておらず快適に食事を楽しめた。
ただ、8時を過ぎるとそれなりに客数が増え、満席まではいかないもののビュッフェコーナーがところどころ混雑するような状況であったので早目に利用するに越したことはない。
1Fまで降りてボールルームへと向かうが、こちらのホテルらしいゴージャス感がある雰囲気となっている。
ボールルームということで入口は特にレストランらしい感じはないのだが、入ってすぐに観葉植物が置かれており南国感を演出している。
こちらが朝食会場内の写真。
いわゆる宴会場の雰囲気そのもので、プロジェクターにはハワイの映像が流れている。
レストランや客室、その他のパブリックスペースの雰囲気が洗練されており特別感があったこともあり、正直この宴会場の雰囲気丸出しの朝食会場は何となく寂しい感じがある。
なお、写真奥の方にビュッフェコーナーが設置されている。
こちらがビュッフェコーナー。
朝食会場とは切り離された場所に設置されている。
結婚式や宴会等でも使えるようになっており、こちらのボールルームを朝食会場として使うというのはある意味運営上は非常に効率的。
また、会場の一角にはスイーツコーナーも設置されている。
写真奥のプロジェクターの下にあるがスイーツコーナー。
こちらではプリンやアサイーカシスシャーベットなどが提供されている。
こちらはドリンクコーナー。
南国を思わせるトロピカルジュースがデトックスウォーターと共に数種類提供されている。
こちらはサラダやフルーツコーナー。
サラダは葉物1種類にその他コーンやプチトマト、キュウリなどの最低限の定番メニューが準備されており、フルーツについてはピンクグレープフルーツ、オレンジ、パイナップル、キウイフルーツの4種類のカットフルーツが提供されていた。
また、ハワイアンリゾートホテルらしくポキも提供されていた。
こちらは中華系メニューのコーナー。
肉まんや点等心、横浜という立地もあってかなぜか中華系メニューの数が他のメニューと比較して多い印象。
そしてこちらは洋食メニューのエリア。
ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグと、定番のメニューが準備されている。
パン類はクロワッサン、デニッシュ、食パンと必要最小限のものが準備されているという印象。
和食系メニューは一口サイズの小さな器い入れて提供されているが、数こそ多いものの種類は2種類のみ。
和食系メニューとして、牛しぐれ煮(いわゆる牛丼)なども提供されていた。
こちらは数少ないハワイアン料理を提供しているコーナー。
オーダーするとスタッフの方がサーブしてくれる半ライブクッキングスタイル。
その他、ライブクッキングとまではいかないが、ビュッフェコーナーとは別の場所にポークカットステーキや焼魚(鯖、鮭)も提供されていた。
が、クオリティーとしては中級グレードのシティーホテル程度という印象のもの。
まずはサラダから。
ホテルの名を冠した蒸し鶏を乗せて頂くとそれなりに見える。
洋食の温菜コーナーから一通り盛ってみたのだが何となく寂しい感じがする。
こちらがポークカットステーキ。
ステーキとは名ばかりでスライスローストポークというような印象。
そしてなぜか推しの中華系メニューのコーナーから肉まんと黒豚焼売にチャレンジ。
味わいは至って普通という感じで、なんなら中華街の老舗店の方が上という印象。
そして折角なので牛しぐれ煮を頂いたが、こちらは完全に牛丼。
ご飯と一緒に頂きたくなる味わいであった。
食後にはパッションフルーツソースの乗ったヨーグルトとフレッシュフルーツを頂いた。
提供される料理の種類やクオリティーという意味では正直ラグジュアリー系ホテルのそれには遠く及ばないという印象。
種類はかなり限定的で、いわゆるシェフが常駐するライブクッキングコーナーも無し。
ラグジュアリー系ホテルであれば多いところで10種類くらい提供されているパンも4~5種類程度、サラダも最低限の生野菜が準備されているという状況で、横浜という立地を意識してか、なぜか中華系の料理が多く、ハワイアンを感じられるようなメニューが少なかったのも残念なポイント。
これで大人1名5000円程度と言われると、食事会場の雰囲気も食事のクオリティーも全く見合っていないと言わざるを得ない。
当初は宿泊客数に対してホテル内のレストランではさばききれないので朝食はこちらのボールルームでしか提供していないのかと思っていたのだが、チェックアウト時に確認してみるとどうやらホテル内のレストランで朝食を頂くことも可能なよう。(ただし追加料金の有無については未確認)
追加料金が若干かかろうとも、正直このクオリティーのビュッフェであればホテル内のレストランでの朝食に振り替えない選択肢はないという程、久しぶりにラグジュアリー系ホテルの朝食としては残念な朝食ビュッフェであった。
次回滞在時は館内クレジットを使ってでもレストランでの朝食に振り替えたいところ。
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