玉喜亭 (2023/08)


名前玉喜亭

場所: 〒403-0016 山梨県富士吉田市松山1387
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 富士山駅 徒歩20分

営業時間:11:00~16:30 毎週金曜日

また行きたい度:=☆☆☆=見た目は普通だが食べるとそのコシと塩味に驚く「ステルス系吉田のうどん」の店

外部リンク 玉喜亭の食べログページへのリンク

備忘録

(2023/11/07記載)
2023年7月下旬の昼食に利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの10店舗の訪問となった。
今回はお盆休み中の訪問となったので、いわゆる有名店は避けて座席数と駐車場台数の多い店を探して訪問。
最初に向かった店は近くに観光名所があることが影響してか外で並んで待っている状態だったので第二候補だったこちらの店に目的地を変更した。
なお、多くの吉田のうどんの店が遅くとも14時で営業終了してしまう中、こちらの店は16時過ぎまで営業しているので、ちょっと時間がズレたランチでも安心して利用できるのが地味にありがたい。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士山駅となるが、歩くと20分くらいとそれなりに距離がある。
車で向かう場合はナビをセットすれば迷うことなくたどり着くことができ、かつ道路には大きく店名の書かれた看板が出ているのでそれ目印になる。
ただし、店舗は富士山側にあるので、山中湖から河口湖方面に向かう場合は左折でスムーズに駐車場に入ることができるが、逆方向から来た場合は2車線道路を跨ぐ必要があるので要注意。


こちらが店舗周辺。
右側が幹線道路となり、大きな看板が出ているので見逃すことはない。
また駐車場もかなり広いので、休日のピッタリランチタイムでもない限りは全ての枠が埋まることはない。


こちらが店舗入口。
入口は3箇所あるが、一番左側は出口専用となっているので注意。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は連休中の12時半ということで、店内はほぼ満席。
我々は運よく席が空いていたので待ち無しですぐに入店、その後もそれなりに入れ替えのある時間帯だったせいか、その後は最大で数組が待つような感じであった。
店内は広々としており、いわゆる吉田のうどん店のようなアットホームな感じではなくちゃんとしたお店という雰囲気。
4名掛けテーブル席が6席程度、4名の小上がりが2席、そしてカウンター席10席程度とトータルキャパは50名程度とそれなりの広さがある。


引き戸を開けて店内に入ると大きな踊り場があり、右側に券売機がある。


こちらが店内の雰囲気。
店内は広々とした座席アレンジになっており、入口入ったところにはテーブル席が、奥には座敷がある。


奥にはカウンター席もあり、様々なシチュエーションで利用できそう。

<オススメのメニューは?>
吉田のうどんの店ということで、メニューは吉田のうどんのみ。
基本的に温かいメニューが中心で、冷たい「つけ」メニューは数が少なめ。
また、サイドメニューのご飯ものとしてライスのほかにミニ天丼もある。
トッピングは比較的充実しているので、うどんのみをオーダーして好みのトッピングを追加してカスタマイズができるので何回通っても飽きなさそうな感じではあった。
夏の時期なのでオーダーは冷たい「肉つけ(600円)」を「大盛り(170円)」にしてみた。
なお、こちらのお店は券売機で食券を買ってから店内に入り、スタッフの方に食券を渡してから席に着くローカルルールとなっている。
券売機の横にその旨記載してあるのだが、特に混雑時は食券を買う前に席を取ったり、食券を買わずに列に並んだりしてトラブルになるケースも多い。


こちらがメニュー。
券売機の上には代表的なメニューが大きく貼り出されている。


食券そのものはこちらの券売機で購入、スタッフの方に渡してから席に座る。
券売機はボタンがかなり多いが、一番左側にその行のカテゴリー名称が書いてあるので比較的わかりやすい。


食券を渡すと順番の番号が書かれた紙を渡され、料理ができると番号で呼ばれ席まで運んでくれるスタイル。

オーダーして待つこと10分少々で着丼。


こちらが「肉つけ 大盛り」。
つけということでつけダレとうどんは別盛りで提供される。

トッピングは定番のキャベツ以外にニンジンと刻みネギが乗っており、今回は肉つけをオーダーしたので牛肉の時雨煮も乗っているが、全体的にトッピングの量は少なめ。
牛肉時雨煮の味は肉の旨みと甘味をしっかり残しつつ、程よく味付けされた柔らかい食感のもので個人的には好みではあるが、もう少し食べたいという感じであった。
一応トッピングで肉も用意されているので、「肉ダブル」という技もなくはない。


まずつけダレを少し頂いてみるが、こちらのお店は醤油ベースのもの。
魚介系ダシがしっかりで鰹節の豊かな風味を醤油の味わいともに感じられる。
つけダレをしっかりとかき混ぜると程よい味噌感も感じられ、全体的に結構濃いめの味付けという印象。


そしてうどんだが、見た目はいたって普通の機械打ちのうどんという印象。
吉田のうどんというと手ごね・手打ちされたもので太さは不均一、全く成型されていないものが多い中、こちらのうどんは見た目がツルツルでしっかり成型された普通に見かけるうどんと全く差が無いという印象。
ただ、実際に食べてみると明らかに普通のうどんより強いコシと塩分を感じられる味わいは、やはり吉田のうどんならでは。

<まとめ>
見た目がツルツルでしっかり成型されている一般的なうどんのビジュアルとは裏腹に、吉田のうどんであるコシと塩分をしっかりと感じられる、吉田のうどんを知らない人が食べたら驚くようなサプライズ感のあるうどんを、醤油ベースの魚介系ダシがしっかりと効いた鰹節の風味が豊かなつけダレと合わせて頂ける吉田のうどんの店。
今回は「肉つけ」をオーダーしたのでトッピングとして肉が乗るのだが、牛肉を使った時雨煮は肉の旨みと甘味をしっかり残しつつ、程よく味付けされた柔らかい食感のもので個人的には好み。
ただ、量が少し物足りないという印象。
いわゆる吉田のうどんと言われているようなワイルドなビジュアルはなく某うどんチェーンのうどんと同じように見えるのだが、実際に食べてみるとそのコシと塩味に驚く「ステルス系吉田のうどん」の店であった。

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玉喜亭うどん / 富士山駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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