名前:天下GO!麺
場所: 〒403-0002 山梨県富士吉田市小明見1-10-40
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 葭池温泉前駅 徒歩20分
営業時間:11:00~14:00(平日)、11:00~15:00(土・日・祝) 毎週火曜日
また行きたい度:=☆☆☆=甘辛濃厚味噌ダレが特徴的な「ニュースタイル吉田のうどん」がイチオシの吉田のうどん専門店
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備忘録:
(2023/11/27記載)
2023年8月下旬の平日の昼食に利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの14店舗目の訪問となった。
こちらは何となくその店舗名と吉田のうどんマップに記載されていた「新しい吉田のうどん」というキャッチフレーズに惹かれて行ってみようと思ったお店。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関を使うと富士急行線の葭池温泉前駅からでも行けるが、徒歩20分程度かかるのであまり現実的ではない。
車で行く場合はナビを設定すれば目的地まで到着できるのだが、メインの通りから脇道に入ると場所によっては行き違いのできない細さの住宅街の路地になる。
本当にこの道で良いのかためらうが、比較的新しいナビであれば目的地設定をすれば店の前まで行くことが出来る。
駐車場は店舗に6台分程度あるのだが、駐車枠の記載がないためしっかり詰めて停めないと他の車が駐車出来なくなるので要注意。
写真のように店舗は全くお店らしくなく民家のように見える。
駐車スペースに入ると「うどん」の暖簾が見えるのでお店と認識できるが、車で来た場合はしっかり注意しないと見逃す可能性大。
店舗前には「うどん」の暖簾と自販機、そしてその日のメニューが書かれた看板が置かれている。
こちらがメニュー表。
全てのメニューではないがオススメであったり日替わりのまかない丼のメニューが抜粋されている。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の平日11時半前に店舗に到着。
その時点では先客1名のみであったが、12時近くになると地元民が続々と入店。
店内は吉田のうどんの店の定番の「民家の居間」的な感じになっており、4名用の座卓が6卓ある和室的な部屋、そして6名用座卓が1つ小上がり的なスペースに加えてとカウンター3席、計30席強のキャパ。
座席数はそれなりではあるが、店先にある駐車スペースは6台程度しか駐車出来ないこともあり、時間帯によっては駐車場待ちが発生する。
こちらが店内の雰囲気。
土間エリアにはカウンター席と6名用の小上がり席がある。
他の座卓席は4名掛けとなっているが、こちらだけは6名掛けでの利用。
その奥は自宅の居間っぽさがあるメインの客席エリアとなっている。
座卓に座布団という、自宅の和室っぽさがあるエリア。
<オススメのメニューは?>
吉田のうどんの店ということで、メニューは吉田のうどんのみ。
温かいうどんに加えて、つけダレとうどんが別に提供される「つけ」の2種類をベースに、いわゆる吉田のうどんの醤油ベースのタレと味噌ベースのタレの2種類がラインアップ。
何もトッピングの無いものに加えて肉が乗ったものや、その他数量限定として「ぜいたくうどん」というものもある。
また、ごはんものとしておにぎりや日替わりのまかないも準備されている。
事前に調べてみると「ぜいたくうどん」がオススメという事であったので冷たい「つけ」でオーダーようとしたが、メニューには「ぜいたくうどん」のつけが無かったので聞いてみると対応可能とのことで、「つけぜいたくうどん(600円)」をオーダー。
この日はお腹も空いていたので店先にまかない丼として掲示されていた「野菜のかき揚げ天丼(300円)」も発注。
オーダーは自席にあるオーダー票に書いてスタッフの方に渡す方式となっている。
オーダーの際には各テーブルに備え付けられているオーダー票に記載の上、スタッフの方に渡す方式。
いわゆるメニュー表のようなものはなく、こちらのオーダー票がそのままメニュー表となっている。
オーダー票を渡して待つこと5分程度で着丼。
こちらが「つけぜいたくうどん」。
つけに変えたのでつけダレとうどんは別盛りでの提供となる。
なお、今回はいわゆる一般的な吉田のうどんの醤油ベースの味でオーダーしたのだが、お店の方から「うちは味噌もあるので是非味噌も試してみて」ということで、味噌ダレも厚意で頂いた。
まずはオーダーした醬油ベースのつけダレを少し頂いてみるが、こちらカツオと煮干しのダシがガッツリと効いたつけダレで醤油味控えめのもの。
ダシベースのスープということもあって上品でシンプルな味わいとなっており、普通にスープとして楽しめる味わいであった。
一方の味噌は吉田のうどんのつけダレとは思えない独自路線色が強く出たもの。
見た目はドロドロ感がありかなり濃厚な雰囲気はあるのだが、味わいも見た目通りかなり濃厚。
ただ実際は意外とサラサラ系のスープで少しばかりスパイシーさを感じ、そこに甘みが入り混じる独特な味わい。
うどんの味わいを楽しみたい、もしくは吉田のうどんが初めてなら醤油、特徴的なタレを楽しむなら味噌という印象。
吉田のうどんのの王道のつけダレからは若干外れるものの、うどんとの相性もよく、個人的には味噌ダレの方が好みではある。
こちらはうどんの丼。
今回は「ぜいたくうどん」をオーダーしたこともあり、デフォルトでかき揚げとちくわの天ぷら、そしてワカメ、レンコン、時雨煮と定番の茹でキャベツとトッピングが盛りだくさん。
まずはかき揚げだが、こちらは厚み5センチくらいのミニかき揚げと言ったところ。
玉ねぎネギベースで、そこにニンジンやネギ、そしてキャベツも入ってるような感じ。
つなぎが結構しっかりと入っており、見た目以上のボリューム感がある。
味付けは控えめなので醤油ダレと絡ませるとなかなかの味わい。
時雨煮は馬肉を使ったもので、他店舗のものとは異なりスライス状の肉ではなくブロック状に近い形の肉を使っている。
だた、しっかりと煮こんであることもあってか食感はトロトロ。
醤油ベースの濃厚な味付けで、量は少ないのだがラフテーを思わせるようなビジュアルと味わいであった。
あわせるうどんは見た目はいたって普通のもの。
太さも一般的にみるうどんと変わりないが、表面は少しザラザラっとしたでんぷん感を感じられる。
コシは一般的なうどんと比較するとそれなりにはあるが、吉田のうどんとしてみるとまあまあという感じで塩味もそこまで主張してこないもの。
自己主張の強いスープと比較するとかなり大人しい印象であった。
そしてこちらがこの日のまかないである「野菜のかき揚げ丼」。
ご飯茶碗の上にうどんにも入っていたかき揚げが乗せられ、甘みしっかりのタレがかけられたもの。
添えられている鰹節の入った甘辛味噌を絡めて頂くと味変になって2度楽しめる。
<まとめ>
「新しい吉田のうどん」というキャッチフレーズのこちらの店であったが、味噌ダレの味わいはまさにその通りという感じであった。
ベーシックな醬油ベースのつけダレはカツオと煮干しのダシがガッツリと効いた味わいで醤油味控えめのもの。
ダシベースのスープということもあって上品でシンプルな味わいとなっており、普通にスープとして楽しめる吉田のうどんテッパンの味わい。
一方の味噌は見た目はドロドロ感がありかなり濃厚な雰囲気はあるのだが、味わいも見た目通りかなり濃厚。
ただ実際は意外とサラサラ系のスープで少しばかりスパイシーさを感じ、そこに甘みが入り混じる独特な味わいで吉田のうどんのつけダレとは思えない独自路線色が強く出たもの。
また、トッピングの馬肉の時雨煮も一般的な時雨煮とは異なりラフテーを思わせるようなビジュアル。
しっかりと煮こまれトロトロになったブロック状の肉は醬油ベースの濃厚な味付けがされている。
それに合わせるうどんはコシは一般的なうどんと比較するとそれなりにはあるが、吉田のうどんとしてみるとまあまあという感じで塩味もそこまで主張してこないもの。
自己主張の強いスープと比較するとかなり大人しい印象であった。
うどんの味わいを楽しみたい、もしくは吉田のうどんが初めてなら醤油、特徴的なタレを楽しむなら味噌という印象。
吉田のうどんのの王道のつけダレからは若干外れるものの、うどんとの相性もよく、個人的には味噌ダレの方が好みではある。
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