名前:G麺7
場所:〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西3-10-6
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 上大岡駅 徒歩10分
営業時間:11:30~23:00 毎週火曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=鶏の旨味と甘味だけを凝縮した「鶏節」でダシをとったまろやかなスープをツルツルの自家製麺と共に楽しめる有名店
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備忘録:
(2022/07/15記載)
2022年6月上旬の平日昼に訪問。
こちらの店は以前行った「川の先の上」や「ロ麺ズ」、「啜磨専科」と同じ上大岡に拠点を構える「翔和麺業」が手掛けるラーメンブランドの一つ。
こちらのラーメン店が大本山なのだが行けていなかったこともあり、たまたま時間が出来た平日に思い切っていってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は上大岡駅から歩いて7分程度。
店舗へのアクセスは京急の線路沿いを歩いていくのが一番近道。
京急上大岡駅の改札を東口に出て階段を上がったら右方向。金沢文庫方面にひたすら線路沿いに歩く。
5分程歩き「上大岡東二丁目」の交差点までたどり着いたら右折し線路をくぐった先を左折して再び線路沿いに金沢文庫方面に100メートルほど歩くと店舗に到着する。
こちらの店舗はマンションと同化しておりあまり派手な看板は出ていないのだが、食事時には列が出来ているので見逃すことはまずない。
こちらは店舗外観の写真。
シンプルな外観だが、食事時には店舗前に行列が出来ることもあり、通行客が物珍しそうに見ていく。
店の前には待客用の椅子が5脚ぐらいあるが、混雑時はそれに加えてさらに歩道沿いに待客が並ぶ。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の昼の訪問ながら有名店ということもあったので、開店時間直後の11時40分頃に到着したが店内は既に満席。
更に待客が4組という一番回転の悪いタイミングで到着してしまった。
その後も続々と待客が接続し、12時頃には7組が待つ状況であった。
平日とは言え、有名店なので回転時間少し前に並んで開店と同時にファーストロットで入りたいところ。
結局待つこと15分程度で入店、店内はメインがカウンター席でテーブル席が4人掛けのものが1席だけありトータルキャパとしては10名少々とこぢんまりとした造り。
店内の雰囲気も木を基調としたロッジのようなオシャレな雰囲気。
なお、食事を終えて帰る12時半前には待客もゼロになっていたので、ファーストロットが無理な場合は少し遅らせて行くのもアリかも知れない。
こちらがカウンター席の写真。
4名掛けのカウンター席は比較的ゆったりとスペースが取られており、食事をしているときに隣席の人と肘がぶつかるような窮屈感はない。
また、お一人様席もあるので、1名の場合はここでゆったりと食事を楽しむのもあり。
ここに通されたらラッキーかも知れない。
<オススメのメニューは?>
ベースは正油と塩の2種類でそれに加え鰹節ならぬ「鶏節」を追加した「追い鶏節」のラーメンがある。
他にもつけ麺もあるので、つけ麺好きも楽しめる。
そしてトッピングはシンプルに味玉と豚チャーシュー、軟白ねぎの3種類のみ。
その他には丼ものやビール、そしてそのおつまみなどと、メニューそのものは比較的シンプルなのでそこまで迷うことはなさそう。
今回は「追い鶏節」の文字に惹かれて、初訪問ながらちょっとひねりの効いた「追い鶏節らーめん 正油(990円)」をオーダーしてみた。
なお、混雑時は先に店先にある券売機で食券を買ってから列に並ぶスタイルとなっている。
こちらが店先にある券売機。
上から正油、塩、つけ麺、追い鶏節のメニューがそれぞれ配置されており、右側にはトッピング入りのメニューのボタンが配置されている。
なお、食券は店先にあり列に並ぶ前に買うスタイル。
入店前に予め食券を渡していたこともあり、列に並んでから15分程度で入店したと数分で着丼。
こちらが「追い鶏節らーめん正油」。
なぜか小型の湯切りザルがラーメンの丼の中に入っており、かなり独特な雰囲気のラーメン。
トッピングには鶏チャーシューが1枚と豚チャーシューが2枚、刻みネギとカイワレ、それにナルトと見た目のインパクトは半端ない。
まずはスープを一口頂くが醤油の風味は感じられるものかなりマイルドな味わい。
醤油の風味はしっかり残しつつも、「追い鶏節」の効果もあり醤油のシャープな風味は抑えられており鶏の旨味で全体的な味わいがかなりまろやかになっている。
「鶏節」というのがミソで、鶏の旨味だけがガッツリと凝縮されており、脂がそこまで得意でない人にも全く抵抗なく受け入れられる。
なお、小さな湯切りザルの正体はダシをとった後の鶏節の入れ物。
ダシが出てしまった後だからあまり味が無いのかと思いきや、実はかなりしっかりとした鶏の旨味を楽しめる。
そのままつまんでもよし、レンゲに盛ってスープと共に頂くもよしの1度で2度美味しいダシであった。
その他の鶏チャーシューや豚チャーシューは肉の質感を残したしっとりタイプのもの。
そこまで煮汁で味付けをしたものではなく肉の味わいを活かしたものであった。
麺は他の系列店舗同様にストレートで円状の断面のツルツルで啜りやすいタイプ。
まろやかながら旨味をしっかりと感じられるスープとの相性は良く、ついついツルツルと啜ってしまうのでアッと今に無くなってしまう。
他の店舗と比べると少し醤油の色が薄めで中華ラーメンに近いような印象。
また、背脂も少し乗っている。
ただ実際にスープを飲んでみると、思ったよりシャープでしっかりとした醤油の風味と背脂のインパクトもあってそれなりにパンチのある味わいであった。
<まとめ>
今回注文した「追い鶏節 正油らーめん」はいい意味で想像を裏切ってくれた。
鶏の旨味だけどぎっしりと濃縮した鶏節から出る味わいはなかなかのもの。
醤油のとげとげしさを一切取り払い、かつ鶏の脂感は控えめにしながらも旨味成分がたっぷり加わることにより全体的にまろやかな味わいになる。
甘ささえ感じられるようななんとも不思議な味わいではあるが、ついつい後を引く味が印象的。
また、ダシをとった後の鶏節を小さな湯切りザルに入れて一緒に提供してくれるので、それをトッピングのように麺に絡めて頂くもよし、そのまま頂くもよしと1度で2度楽しめるアイディアも面白い、ビジュアル的にも味わい的にもオススメのラーメンであった。
今回は正油で追い鶏節を楽しんだが、塩味とのコンビネーションもちょっと気になるところ。
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