しまぶくろ (2022/06)


名前しまぶくろ

場所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目10−5 アドビル2F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 牧志駅 徒歩5分

営業時間:11:00~23:00 毎週火・水

また行きたい度:=☆☆☆=伊江島出身のマスターが作る本場の沖縄が楽しめる沖縄旅行上級者にオススメしたい隠れ家的なお店

外部リンクしまぶくろの食べログページへのリンク

備忘録

(2022/07/13記載)
2022年6月上旬の平日のディナータイムに利用。
この週は沖縄に滞在していたこともあり、事前に滞在エリア周辺でお酒が飲めて沖縄料理が食べられるお店を探していたところ、「ちょっとディープだけどオススメのお店がある」ということで紹介されたのがこちらのお店。
調べてみると以前は渋谷にお店を出していたようだが、最終的にマスターの出身地である伊江島に近い那覇で改めてお店を出したとの事。

<お店の場所はどこ?>
場所はゆいレールの牧志駅から国際通りを県庁前駅に向かって5分程度のところ。
国際通り沿いではなく、国際通りを牧志側から県庁前側に向かって200メートル程度歩き、左側に見える「牧志交番」のある細い道を左に曲がるのだが、この道が結構ディープな雰囲気を醸し出している。
そのまま1つ目の交差点まで進むと、右斜め前に「アドビル」というアパートのような建物が見えるので、その階段を2Fに上がると目の前にお店がある。
国際通り沿いのきらびやかなお店ではないので、何も知らない一見さんが来ることはほぼない立地。


店舗に向かうには国際通りから横道に入るのだが、これがまた何とも味のある路地。


その路地を進むとアパートっぽい建物があるのだが、この2Fが目的のお店。


ビルの1Fにはカラフルに書かれたお店の看板があるので、こちらが目印。


こちらが店舗への入口だが、何となく誰かの家にお邪魔するような超アットホームな雰囲気。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の17時ということで先客は無し。
もともとこぢんまりとしたお店、かつかなりディープな場所にあるので、一見さんがフラフラっと立ち寄ることはあまりなさそうで、我々が食事をしていた時も他に2組が入ってきたのみ。
店内はとても面白い雰囲気で、カウンター席やハイチェアーのテーブル席が計10席程度の居ぬきのナイトクラブ的な場所をベースに、沖縄テイストの装飾を施した一種独特の雰囲気。
入口も誰かの家にお邪魔するような感じの造りになっており、お店に入るまではちょっと尻込みしてしまいそうだが一歩入ってしまうとアットホームな感じになるギャップがある意味心地よい。


こちらが店内の雰囲気。
何となくナイトクラブを射抜きで使っているような感じの店内に、トロピカルな雰囲気の装飾が施された独特の雰囲気の店内。

<オススメのメニューは?>
今回はお店をすすめてもらったこともあり、事前には何も調べずに到着。
唯一言われたのが、「ソーキ唐揚げ」は必食、ということだったのでこちらのオーダーは確定していたが、他のものはメニューを見ながら決めてみた。
当然泡盛は決定なので、飲むことをベースにメニューを見ていくと、まずは「伊江島産 島らっきょう(660円)」は確定。
その他に「生アオサのり天ぷら(800円)」、「沖縄もずく天ぷら(550円)」や揚げ物からは「ソーキ唐揚げ(385円)」と「やんばる鶏の唐揚げハーフ(440円)」、それに「4種の島野菜炒め(1100円)」をオーダーした。
その他に泡盛は「伊江泉30度(600円)」と「伊江島30度(600円)」を水割りで注文。


こちらがドリンクメニュー。
推しは伊江島のラム酒。
一般に流通していないものあるようで、ラム好きなら是非試してみたいところ。


もちろん焼酎も色々なものが取り揃えられている。


こちらが前菜やサラダ等のメニュー。


チャンプルーや肉・さかな系の料理も充実している。


そして締めにも食べられそうな沖縄そばもしっかりとメニューにある。


こちらはお通しの豆腐の白和えと伊江泉の水割り。
青いグラスが沖縄っぽさを感じさせる。


酒のアテに頼んだ「島らっきょう」。
若干甘目に仕上げられているが、伊江島直送の島らっきょうということで、普段食べているものと比較するとらっきょうの味わい濃厚に感じられる。
泡盛がすすまないわけがない。


こちらは「生アオサのり天ぷら」。
島らっきょう同様に伊江島産の生アオサを使っているということで、とにかく海苔の風味と潮の香りしっかりと楽しめるモチモチっとした食感の天ぷら。


こちらは「沖縄もずくてんぷら」。
生アオサのり天ぷらと同様にモチモチとしており、ボリューム感が半端ない。


こちらは「ソーキ唐揚げ」。
ソーキ自体はソーキそばで食べる機会は多いのだが、こちらはそれを唐揚げにしたもの。
もともとしっかりと柔らかくなるまで煮込まれているスペアリブなので、揚げることによって周りだけカリっとした食感となり中はジューシーで柔らかい歯ざわり。
しっかり効いた胡椒とお肉の味わいはビールをぐいぐい飲みたくなる味。


そして同じく揚げ物から「やんばる鶏のから揚げ」。
こちらはハーフサイズにしてもらったので2つだけはあるが、1つがそれなりのボリューム感なので色々な料理を楽しむのであればハーフサイズが良いかも知れない。
皮はカリっと仕上げられ、身はジューシーで鶏肉の味わいが濃厚に感じられる。


そして締めに頼んだのが「4種の島野菜炒め」。
何となく島野菜という言葉に惹かれて頼んでみたのだが、見てみると長命薬、ハンダマ、フーチバー、青パパイヤと聞き慣れない名前の野菜のオンパレード。
それらの野菜に自家製のツナを絡め島豆腐を添えたメニューは口の中に甘味・苦み・青みなどの色々な要素が交じりあう何とも癖になる味わい。

<まとめ>
国際通りからのアクセスも悪くなく、またちょっとだけ裏通りに入ることによって観光地っぽくない雰囲気が味わえるのも面白い。
お店そのものもかなりディープな雰囲気で一見さんが入りにくい感じはあるが一度入ってしまえばそのアットホームな雰囲気にほっこり。
今回は2名でトータル3杯飲んで料理もそこそこ頂いて7000円弱とお値段も高くなく、沖縄・伊江島の素材や料理を楽しめるのも嬉しい。
沖縄旅行を何度もしている上級者にオススメしたい隠れたお店の一つであった。

「しまぶくろ」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

しまぶくろ沖縄そば / 牧志駅安里駅美栄橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.