| 購入場所 |
KYリカー |
| 購入日 |
2022年06月03日 |
| 購入金額(税込み) |
550円 |
| テイスティング日 |
2022年06月03日 |
ワインデータ:
| 国名 |
イタリア |
| 地域 |
シチリア |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
2016年 |
| ブドウ品種 |
インツォリア100% |
コメント:
久しぶりにこちらのお店に「ほぼワンコインシリーズ」の新規発掘に行った時に発見したもの。
ワインの色のキレイさやスカイブルーのエチケットが目に止まりよくチェックしてみると、ヴィンテージが2016年と6年熟成なのにほぼワンコインと目を疑いたくなるような価格設定であったので即買い。
色はかなりしっかりとした艶やかなゴールド。
フレッシュな白ワインというよりもかなり熟成されたコクのあるワインという印象。
粘度も比較的しっかりとあり、グラスの縁をゆっくりと落ちていく。
香りはジューシーでフレッシュというよりは深みがあって濃厚な印象。
しっかりと熟したパイナップルやマンゴーのような南国の果実を凝縮した甘味を感じさせるような落ち着いた香り。
そこにわずかにハーブ感が見え隠れする程度感じられる。
口当たりは比較的シャープでそこに加えて凝縮された柑橘系のフレッシュな酸味をアタックに感じられる。
中盤からは香りで感じられたようなパイナップルやマンゴーなどの南国系の果実感とともに、引き続きしっかりとしたフレッシュな酸味が味わいの骨格を作っている。
そのシャープな酸味は引き続き余韻でも感じられ、その後ろからわずかな苦味と甘味が混じりある不思議な感覚を楽しめる。
「ほぼワンコイン」ということを考えれば、このクオリティーはマストバイ級。
フレッシュな酸とジューシーな果実感を楽しめるしっかり冷やして楽しみたいキレイなゴールドをした6年熟成のほぼワンコインワイン。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
深みのある |
| 色の濃淡 |
濃い |
| 粘度の高さ |
涙が出来る |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ゴールド |
| 香り |
強さ |
ほどほど |
| 果実感 |
レモン、マンゴー、パイナップル |
| 花 |
ジャスミン |
| 香辛料 |
バジリコ、タイム |
| 味わい |
アタック |
爽やか |
| 甘辛度 |
辛口 |
| 酸味 |
爽やか |
| タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★☆ |
| コスパ |
★★★★★ |
| 総評 |
★★★★☆ |

この日はシンプルに自家製ポテトフライ海苔塩風と合わせてみた。
皮を残してウェッジカットしたじゃがいもを極少量の油で焼きあげ青のりをまぶしたシンプルなもの。
ベイクドポテト的な感じでシンプルにポテトの旨味を感じられるのだが、意外と青のりの風味がアクセントとなって味わいに広がりが出るのがミソ。
このシンプルな味わいにワインが合わないはずはなく、ワイン・ポテト・ワインのスパイラルにハマってしまう。
写真には写っていないが、このほかにもサーモンのバター焼きと合わせたが、こちらの料理とも相性は良かった。
シチリア=島ということもあってか、魚との相性は悪くなさそう。
ただ、比較的酸味の強いワインなので、生魚と合わせるともしかすると臭みが強調されてしまうかもしれないので、アクアパッツァあたりが限界のような気がした。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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