Lamelle 2019 (イル ボッロ)



購入場所 エノテカ
購入日 2020年08月16日
購入金額(税込み) 3666円
テイスティング日 2020年08月19日

ワインデータ:

国名 イタリア
地域 トスカーナ
地区 N/A
ヴィンテージ 2019年
ブドウ品種 シャルドネ100%

コメント:

久しぶりに御殿場アウトレットのエノテカに立ち寄った際に、「3本1万円」でセールを開催しており、その際に購入したもののうちの1本。
市価5000円のものなので、1500円程度お得に購入できた。
さて、造り手のイルボッロはイタリアの有名ブランド「サルバトーレフェラガモ」が所有しているとのこと。
大昔にこちらの造り手の赤を飲んだことがあり、その際にとても美味しかった印象が残っていたので購入した。


グラスに注ぐと輝きのあるゴールドに近いつややかなグリーンで比較的色は濃い目。
粘度はやや高めで、脚までは出ないが、グラスの縁をゆったりと伝わり落ちていくようなイメージ。
香りはスワリングしただけで周囲にエレガントな香りが広がる。
その香りはジューシーで濃厚。
トロピカルフルーツのフレーバーとはちみつの甘さ、そして程よいシャープさを感じさせるミネラル感が感じられる。
味わいは躍動感のある香りとは異なり、アタックは比較的控えめ。
口に含むとゆっくりとはちみつのようなトロりとした甘味、トロピカルフルーツのジューシーな味わいが口の中全体にじわじわと浸透していく。
そしてその味わいはしっかりとしたボディーとなり、最後にはフルーツグミのような濃縮された果実の旨味が喉へと消えていく。
一方の余韻にはしっかりとした酸味とミネラル感を感じられ、それまでのはっきりとしたか甘味をキレイに洗い流していく。
市価5000円のクラスともなると、さすがに繊細で味わい深さを感じさせると改めて実感した。

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 涙が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ゴールド

香り 強さ 華やかな
果実感 グレープフルーツ、パパイヤ、マンゴー、パイナップル
乾燥果実 フルーツグミ
香辛料 レモングラス
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 心地よい
甘辛度 辛口
酸味 十分な
タンニン 穏やか
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★☆
総評 ★★★☆


この日はガスコンベックで焼き上げた鶏モモ肉のハーブ仕立て。
ハーブに加えてしっかりと塩コショウを効かせた鶏モモ肉はジューシーで濃厚な味わい。
その味わいに負けはしないものの、相性という点からいうとお互いがそれぞれ独立した感じでマリアージュという味わいではない。
このワインはミネラル豊富な土壌から作られたとのことで、肉より魚介系の料理との相性が良いのかも知れない。

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