購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2022年02月24日 |
購入金額(税込み) | 1925円 |
テイスティング日 | 2022年03月04日 |
日本酒データ:
地域 | 山形県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
久しぶりに所用で東京に行った際の巡回でたまたま見つけたもの。
以前知人が美味しいと言ってすすめてくれ、「冬バージョン」を購入したのだが、「春バージョン」が売っていたので購入。
この「山川光男」、普通に日本酒っぽい名前ではあるが、山形県の日本酒である「山形政宗」、「楯野川」、「東光」、「男山」を作る蔵元が毎回持ち回りで案を出して作っている日本酒のようで、今回は「山形政宗」のブランをもつ水戸部酒造の番とのこと。
色は若干緑のニュアンスを感じさせるタイプで輝きがある。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚を出しながら伝わり落ちていく。
香りはそこまで強くないが甘味をしっかりと感じられるタイプ。
そこにフレッシュな酸味や若干熟成感すら感じられるようなアルコールのニュアンスが僅かに加わった少し特徴的な雰囲気。
口当たりは香りから感じられるイメージとは異なりとても柔らかい。
甘さを感じられるようなアタックの後には程よいボディー感とともに日本酒の旨味をしっかりと感じられる味わい。
余韻はスッキリとしており、爽やかな酸のニュアンスを感じられることもあってか、アタックで感じられたしっかりとした甘さを忘れさせ、スッキリとした印象にまとめ上げている。
比較的しっかりとしたボディー感と甘味を感じさせつつも、日本酒感もしっかりと感じられる飲み応えのある日本酒のお手本のような味わい。
<アルコール度数:15%>
この日は北海道・羅臼のいくらと愛知県のしらすを使った「いくらしらす丼」と合わせてみた。
しらすはしっかりとしおの風味が効いており、醤油漬けのいくらは濃厚な味わい。
それぞれ単品でもそれなりに主張する味わいだが、その味わいに負けないくらいしっかりとした甘味と米の旨味を感じられることもあり、相性は悪くない。
ただ、お互いに違和感なくスムーズにマッチしているというよりは、ぶつかることなくお互いの味わいをしっかりと保っているという印象。
もしかすると動物系の料理よりも穀物系の料理との相性がよいのかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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