ありんどう (2025/07)


名前ありんどう

場所:〒403-0013 山梨県富士吉田市緑ケ丘2-5-23 ふじさんホール・富士吉田市民会館
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士急行線 月江寺駅 徒歩5分

営業時間:10:00~15:30 毎週月・火

また行きたい度:=☆☆☆=図書館併設の穴場的オシャレカフェで頂く提供時間限定の吉田のうどん

外部リンクありんどうの食べログページへのリンク

備忘録

(2025/08/06記載)
2025年6月下旬の休日の昼食として利用。
ここ数年間は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの34店舗目の訪問となった。
訪問すべきお店の数がなかなか少なくなってきている中、休日ということで駐車場の数が多いお店を探しているとこちらのお店を発見。
どうやら市民会館内にある店舗のようで、100台超の駐車スペースが確保されているとのことでこちらの店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の月江寺駅となる。
今回は車でアクセスしたが、ナビで設定すれば迷う事なく到着できるのだが、周辺は入り組んだ路地になっており、初めて訪れる場合はどこから駐車場に入っていいか迷うこともあるので要注意。
なお、駐車場は施設が営業している時は無料で開放されており、140台程度のキャパがあるので満車になることはまずない。


こちらが建物の外観。
多目的ホールである「ふじさんホール」と図書館が併設された「富士吉田市民ホール」の建物の中に店舗はある。


こちらの「富士吉田市民ホール」の建物内に入っていく。


店舗は建物内の一角にあり、店舗名の「うどんcafe」の名のごとく、ベースはカフェ営業となっている。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の11時過ぎに店舗に到着。
休日ということもあってか図書館利用客も少なく、建物内は比較的閑散としている印象。
こちらの店舗は「うどん専門店」というよりは障害福祉サービスの事務所が経営しているカフェという建付けになっている。
それもあり、営業時間内でもうどんについては11:00~14:00の時間限定での提供となっている。
店内はガラス張りのオシャレなカフェスペースという感じで、2名掛けテーブル席が3席、4名掛けのテーブル席が2席、カウンター席が2席のトータルキャパ15席程度とこぢんまりとした空間になっている。
また、店舗一番奥の席からは目の前を走る富士急の電車を眺めながらカフェや食事ができる。
訪問した時間帯は先客なし、その後も2組のみ来店という感じで、うどんメインの飲食店というよりもちょっと一休みできるような空間という使い方をしている人が多い。


こちらが店内の雰囲気。
全面ガラス張りのオシャレな空間になっている。


なお、タイミングが良いと目の前を通過する富士急の電車を見ることも可能。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどん専門店というよりはカフェ営業がメインということで、うどんのメニュー温かいものと冷たいものの2種類のみ。
それぞれ大中小とサイズを選べるだけとなっている。
また、その他には木曜と土日祝日限定のカレーや、平日限定の日替わり弁当と、食べ物のメニューはかなり絞られている。
一方でドリンク類やケーキなどのカフェメニューは充実しているので、ちょっと休憩しながらケーキとカフェを楽しみたいという使い方が本筋なのかも知れない。
この日は2名で向かったので、「吉田のうどん大(600円)」を冷やしでオーダー、そして折角ならばということで提供される曜日が限定されている「カレーライス(500円)」をオーダーした。
今のご時世、この値段で食事が楽しめるのはなかなか貴重だが、それも経営が営利目的ではない障害福祉サービスの事務所だからなのかも知れない。


こちらがメニュー。
うどんは1種類のみ、かつ提供時間も限られているので注意が必要。


オーダーはテーブルにあるオーダー表に注文の数を記載してスタッフの方に渡す方式となっている。

オーダーしてから待つこと6分で提供された。


こちらが「吉田のうどん大」。
トッピングは選ぶことはできないのだが、デフォルトで定番の茹でキャベツに加えてわかめや揚げ玉がたっぷりと乗せられている。
一方で、吉田のうどんであると多くの店で乗せられている馬肉(豚肉)のトッピングはなく、その代わりあまり見かけない紅ショウガが乗せられている。
また、すりだねもなく七味唐辛子が提供されるのも面白いポイント。

まずはつけダレを軽く味わってみるが、魚介系のダシと昆布ダシがしっかりと効いたもの。
一方で、醤油感控えめでどちらかと言うと甘味強めのタイプ。
ただ、冷やしということももあってつけダレそのものの濃さはしっかりとしており、それなりに存在感ある味わい。


合わせるうどんは手打ち感のあるすこし平打ちタイプのもの。
見た目は一般的なうどんとほぼ同じだが、ところどころ太さが不均一になっているような感じ。
その味わいは吉田のうどんにしてはかなり優しいもの。
強烈なコシはなく、一般的なうどんより少しコシが強いという感じで、特徴的な塩分もかなり控えめ。


こちらは同行者がオーダーした「カレーライス」。
500円とワインコイン価格ながら、ボリューム感はかなりある。
ただ、流石に具材の種類は多くなく、味わいについても市販されているものをベースに少し手を入れた感じという印象。
とはいえ、500円でこれだけしっかりボリューム感のある料理を味わえるのは今時貴重ではある。

<まとめ>
今回は休日の昼ということで駐車場確保最優先としてこちらの店に来てみたが、食事というよりもその場所自体が新たな発見であった。
店舗は吉田のうどん専門店ではなくカフェが主体の店であったので、流石に吉田のうどん専門店のレベルまでは届いていないというのが正直な印象。
とはいえ、一種類しかない吉田のうどんにはデフォルトで茹でキャベツ、ワカメ、揚げ玉がたっぷりと乗せられておりボリューム感は十分。
そしてつけダレは魚介系のダシと昆布ダシがしっかりと効いたもので、醤油感控えめ。
どちらかと言うと甘味強めのタイプではあるが、ただ、冷やしということももあってつけダレそのものの濃さはしっかりとしており、それなりに存在感ある味わい。
一方のうどんは手打ち感のあるすこし平打ちタイプで見た目は一般的なうどんとほぼ同じだが、ところどころ太さが不均一になっているような感じ。
ただ、吉田のうどんの特徴である強烈なコシはなく、一般的なうどんより少しコシが強いという感じで、特徴的な塩分もかなり控えめとなっており、味わいは吉田のうどんにしてはかなり優しいものであった。
目の前に富士急の電車が行きかう様子が見えたりとカフェ感覚で使いつつも、うどんも楽しめるというようなシチュエーションで使えそうな感じの笈瀬であった。

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ありんどううどん / 月江寺駅富士山駅下吉田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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