
購入場所 | 横濱屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2021年09月09日 |
購入金額(税込み) | 1527円 |
テイスティング日 | 2021年09月09日 |
日本酒データ:
地域 | 山形県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 出羽の里 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
この日は夕食が和食系ということもあってそれに合わせる日本酒を探しに行ってみた。
いつもの酒屋とは違うこともあり、棚に並んでいる日本酒たちの顔ぶれも少々違う中、こちらの日本酒のラベルが気になったので試してみることにした。
色は無色透明、若干とろみを感じなくもないが、水のような質感。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁をゆったりと脚を出しながら滑り落ちていく。
香りはかなりしっかりとしており、スワリングすると周囲に優しくボリューム感のあるジューシーな甘味が広がる。
その香りは落ち着いた酸味も伴うがアルコール感や日本酒感はそこまで感じさせない。
口に含むととても濃厚な甘味が一気に広がる。
米由来の甘味であるのはわかるのだが、そこまで米感・日本酒感を感じさせない味わいが特徴的。
その後、わずかな発泡感とともに程よい酸味が甘味とバランスをとりながら喉へ抜けていく。
ただ、アタックで感じたような甘味は余韻ではそこまで感じられず、思いの外キレはよく、むしろシャープな酸味がすっきりと洗い流していく。
濃厚でパンチのある甘味をしっかりと感じられる味わいではあるが、しつこいと思わせる一歩手前のギリギリの状態で味わいのバランスを保っている濃甘日本酒が好きな人におすすめの一本。
この日は肉じゃがもどきと合わせてみた。
見た目は肉じゃがだが、肉は豚肉ではなく牛肉、味付けも醤油・みりんベースにニンニクを加えた若干甘辛濃口の仕上がり。
ニンニクの刺激、甘辛の味付け、そして牛肉の旨味がいわゆる肉じゃがよりも濃いが、その甘さや濃さがこの日本酒となかなかマッチングする。
アルコール度数がほぼ17度と少々高めではあるが、その分濃いめの味の料理との相性は良さそう。
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