栄光富士 森のくまさん 熊太郎 無濾過生原酒 純米大吟醸



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2025年07月18日
購入金額(税込み) 2090円
テイスティング日 2025年07月18日

日本酒データ:

地域 山形県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 森のくまさん100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
この日は夕食に鰻を用意していたのだが、あわせるべき日本酒の在庫が切れていたこともあって、急遽近所の行きつけの酒屋に出動。
この酒屋は作や豊盃に加えて栄光富士など品揃えが豊富で、色々見ているなかでなんともかわいいエチケットのこちらの日本酒が目に飛び込んできたので、いわゆるジャケ買いをしてみた。
色はほんのりとグリーンを思わせるものながらクリア感もあるタイプ。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚がくっきりと出る。
香りは非常にジューシーで甘味を強く感じられるもの。
その甘味はしっかりと熟したリンゴを思わせるような甘味と酸をたっぷりと感じられ、穀類のニュアンスは一切感じられない。
日本酒の独特の香りが苦手な人で違和感なく楽しめるような、良い意味で日本酒感のない香り。
口当たりは柔らかく、若干とろみを感じられ、アタックからしっかりとした甘味を感じられる。
その甘味は香りと同様にリンゴを思わせるようなジューシーで爽やかながらも濃厚な甘味を楽しめ、中盤からは米の風味も感じられる味わい豊かなもの。
そして余韻には比較的くっきりとした酸の刺激も感じられる。
リンゴを思わせる甘味と酸をたっぷりと楽しめる濃厚な味わいの無濾過生原酒。
<アルコール度数16.5%、精米歩合50%>


この日は鹿児島産のうなぎと合わせてみた。
冷凍ものなので限界はあるが、それでも厚みのある身は柔らかく、脂もしっかりと乗った関東風の蒸して仕上げたもの。
甘口で濃厚なタレがそのうなぎにしっかりと絡み、もともと厚みで脂感のある味わいをさらにパワフルなものにする。
もともと甘いが強めの日本酒ということもあり、食事も日本酒を同じ方向を向いているので相性は良い。
お互いが全く邪魔をせず、むしろ甘味と旨味を高めあうので違和感は全く感じられない。
こちらの酒蔵は山形県ではあるが、使っている米は熊本産ということで、熊本名産のあか牛を使い半熟卵を落としたステーキ丼的な「あか牛丼」のような料理と合わせてもよいかも知れない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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