購入場所 | 高島屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年12月09日 |
購入金額(税込み) | 1590円 |
テイスティング日 | 2020年12月09日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 美山錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
久しぶりに横浜高島屋に立ち寄ってみると、酒屋コーナーが大規模リニューアルされとんでもない広さに拡張されていた。
折角なので色々見てみると、ワインだけでなく日本酒と焼酎もかなり数が陳列されており、その中で見つけたのがこの日本酒。
色はほぼクリア、わずかながら緑っぽいニュアンスを感じられるかどうか、といったところ。
粘度はそれなりに高く、グラスの縁にゆっくりと落ちていく脚が見られる。
香りは比較的華やかで強め。
スワリングをすると周囲には柔らかい甘い香りがふわっと広がる。
グラスに鼻を近づけると、その甘い香りに加え、フレッシュでシャープな若々しい酸のニュアンスとまだ熟しきっていないバナナの香りも感じられる。
日本酒のニュアンスを残しつつも、若くフレッシュな果実感を感じさせる直球勝負な香りという印象。
口に含むとしっかりと熟したリンゴのような柔らかい甘味と爽やかな酸味ががじわっと広がっていく。
インパクトのあるアタックではないが、しっかりと濃厚な味わい。
中盤からは日本酒らしい米の旨味と爽やかな酸味が感じられ、余韻はその味わいが優しくゆっくりと喉の奥に消えていく。
全体的に丸みのある柔らかい味わいではあるが、それなりに濃厚で落ちついており飲みやすいという印象の一本。
この日は点天のひとくち餃子や鶏肉の青椒肉絲と、なぜか中華のラインナップ。
日本酒と中華の相性はどうかと思いながら頂いたが、思ってた以上に相性は良い。
中華といえども醤油系の調味料を使っていることもあってか、醤油の旨味と日本酒の甘味がマッチしてお互いの邪魔をしない。
中華は泡というイメージがあったが、タイプを選べば日本酒でも十分に合わせられそう。
Leave a Reply