購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2021年01月15日 |
購入金額(税込み) | 1650円 |
テイスティング日 | 2021年01月17日 |
日本酒データ:
地域 | 宮城県 |
タイプ | 純米吟醸酒 |
使用米種 | 蔵の華 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
所要で東京に出た際に久しぶりにこちらの店に立ち寄ってみたところ、様々な酒蔵の日本酒があったが、その中でも以前から飲もうと思って飲めていなかったこちらの新酒にチャレンジ。
調べてみると2019年の大阪サミットで振舞われたお酒のよう。
色は輝きがあり僅かにグリーンのニュアンスを感じさせる。
粘度は抜栓直後から比較的高く、グラスの縁をゆったりと伝わり落ちて涙が出る。
香りはとてもフレッシュで酸味が先行するタイプ。
その裏側に、ジューシーな甘味のニュアンスもしっかりと感じられ、とても若々しさを感じられる。
口あたりは軽めの日本酒という印象を一瞬受けるほど爽やか。
ただ、その後には果実のような甘味や米の旨味がしっかりと感じられボディーはそれなりに厚め。
中盤からはフレッシュな酸味が程よく感じられ、とてもバランスの良い味わい。
フルーティーで日本酒感控えめながも、それなりにボディーはあり、エチケット記載の「究極の食中酒」という表現に納得できる味わい。
この日は残っていた佐賀牛の切り落としやタコのマリネ、佃煮など、なかなかマニアックな食材たちと合わせてみた。
佐賀牛の切り落としは言うまでもなくしっかりマッチする。
脂は控えめで旨味がたっぷり感じられる和牛をトリュフ塩で頂くが、そのシンプルな味わいを邪魔しない。
タコのマリネはニンニクとハーブをたっぷりと効かせたこともあって味わいそのものは美味しいのだが、さすがにお酒が負けてしまっている。
その他、牡蠣の佃煮や漬物などとも合わせてみたが、和テイストの料理であれば味が濃い目でも比較的幅広い料理とマッチしそうな印象。
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