購入場所 | |
購入日 | 2020年12月13日 |
購入金額(税込み) | 1894円 |
テイスティング日 | 2021年01月02日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米酒 |
使用米種 | 美山錦100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
時々通っている酒屋に立ち寄った際、久しぶりに新政が入荷していたようで店先に並んでいたので速攻で購入。
調べてみると、実は2018ヴィンテージのものも飲んでいるよう。
色はほぼクリア。
心持ちグリーンのニュアンスを感じるかどうか、という程度。
グラスの縁にはしっかりとした脚が見られ、粘性はそれなりに高そう。
香りはとても柔らかく、それでいて華やかな印象。
程よい米の旨味と甘味、そこにフレッシュな酸味がバランスよく加わり、わずかながらに木のニュアンスも感じられる。
甘味・旨味・酸味や香りの強さ等を含めた全体バランスがとても良く、香りだけでも十分に楽しめてしまう。
口に含むと、とても柔らかくジューシーで厚みのある甘味を感じる。
アタックとしては強いのだが、不思議とキツい甘味ではなくとても心地よい味わい。
その甘味を残しつつ、中盤からはわずかながらに発泡感のあるフレッシュな酸味控えめに主張する。
余韻には香りでも感じた木のニュアンスをふわっと感じつつ、アタックから感じられた甘味が時間をかけてゆっくりと消えていく。
2018ヴィンテージと比較しても傾向はほぼ同じだが、2019ヴィンテージの方が全体的に輪郭が強めな味わいかも知れない。
個人的には直球ど真ん中の文句のつけようの無い味わい、という印象。
この日はおせち食べ疲れということもあって夜はゆっくりとお酒を楽しむコース。
とはいえつまみも欲しかったので、野沢菜とカブの漬物を合わせた。
野沢菜はしっかりとした塩気があるが、逆にその塩気が日本酒の甘味を引き立てているという印象。
カブの漬物はカブの酸味が若干合わないような気がしないこともないが、気になるほどではない。
前回はがっつりと食事に合わせて食中酒としても十分に対応できるポテンシャルがあることを確認しているが、やはり日本酒の味わいをしっかりと楽しむのであればおつまみレベルと一緒に楽しんだ方が良いかも知れない。
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