購入場所 | 高島屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2021年07月06日 |
購入金額(税込み) | 1650円 |
テイスティング日 | 2021年07月06日 |
日本酒データ:
地域 | 宮城県 |
タイプ | 純米大吟醸酒 |
使用米種 | ひとめぼれ58%、蔵の華41% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
季節限定ものの日本酒を探しに行ってみると、日本酒にしては特徴的かつメッセージ性のあるネーミングであったので気になって見てみると、やはりその文字の通り昨今のご時世、めげずに前に進んでいこうという意味の込められた日本酒のよう。
元々の始まりは富山県の桝田酒造店が作った「満寿泉 顔を上げ 少しずつ前へ」のようで、そのメッセージをこちらの酒蔵が引き継いで今回の日本酒を作ったとのこと。
色はほぼクリア。
粘度はほどほど。
脚が出るほどまではいかないが、ゆったりとグラスの縁を落ちていくイメージ。
香りはとてもフレッシュで爽やか。
軽やかな酸味と柔らかい甘味がアクセントに感じられ、日本酒感か果実感は控えめ。
アタックには程よい甘味と果実感、それに日本酒かが加わった優しさのある味わいを感じる。
中盤からはしつこくない程度ながらしっかりとした厚みを感じられ、飲みごたえもそこそこ。
シャープでキレのある酸味がアタックから中盤までしっかりと主張するのが特徴的。
しっかり冷やして頂くと日本酒の味わいを程よく感じつつも爽やかでキレのある味わいなので文字通り前向きにポジティブになれるような味わい。
この日は和食までは行かないものの、和テイストの食材たちと合わせてみた。
ハムときゅうりをごま油で合わせた一品はそれなりにしっかりとした味わい。
その味わいにも負けず、日本酒の旨味はしっかりと感じられる。
肉じゃがはダシの味わいと甘味を強めに効かせた仕上がりだが、意外にもこの甘味が日本酒の酸味を強調してしまう。
やはり対極の味わいはあまり相性が良くないのかもしれない。
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