購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2019年06月20日 |
購入金額(税込み) | 1836円 |
テイスティング日 | 2019年06月20日 |
日本酒データ:
地域 | 宮城県 |
タイプ | 純米吟醸酒 |
使用米種 | ひとめぼれ |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
いつもの東京駅の酒屋で珍しいお酒を物色しているときにたまたま目に入った。
実は3年程前の同時期に購入したことがあり懐かしさ半分で再度試してみることにした。
色はクリア、透き通っていて輝きがある。
一方の酒質は見た目非常にこってりした感じがあり、脚もしっかりと出て流れ落ちずにそのままグラスに着いているような印象を受ける。
キンキンに冷やしてあるが果実感を伴う酸味と甘みをしっかりと感じる。
周囲に拡散する華やかな香りというよりも、じっくりと一か所にとどまり厚みと深みが増していくような印象で、時間と共に熟したメロンやバナナのようなニュアンスを感じる。
味わいもまさに香りそのもの。
口に含むと柔らかい舌ざわりと共に、一気に熟したバナナの甘さ・果実感を感じることが出来る。
その後、日本酒の旨味や酸味を感じつつ、柔らかい甘味を残したままいつの間にか消えていく。
名前はちょっと切ないが、その名の通りその年にしか会う事の出来ない甘くも切ない日本酒。
限定品なので見かけたらすぐに購入するのがオススメ。
豚肉とカブの煮物と合わせた。
醤油ベースの柔らかい味わいとの相性はなかなかのもの。
お互いに引き立て合うまではいかないものの、邪魔はせずに安心して料理・お酒を楽しむ事が出来る。
懐の広い日本酒という印象。
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