横濱丿貫 (2020/04)


名前横濱丿貫

場所:〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2-14-9アソビル1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 横浜駅東口 徒歩2分

営業時間:11:00~17:00、18:00~21:30(月~土)、11:00~15:00(日) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=まるでオマール海老のビスクのようなスープと存在感のある麺の組み合わせはもはやラーメンの域を超えた料理

外部リンク横濱丿貫の食べログページへのリンク

備忘録

(2020/04/17記載)
2020年4月上旬の平日に訪問。
横浜には「〇〇丿貫」という名前の店がちらほらあり、それらの店はどれもグルメサイトでの評価が高く、夜は日本酒を出すというスタイルも共通。
最初は「ヌキ?」なのかと思ったが、「丿貫」と書いて「へちかん」と読むよう、勉強になった。
さてこちらの店舗は横浜駅東口の郵便局裏にいつの間にかオープンしていた「アソビル」という商業施設の中の飲食店街にある。


こちらが店舗外観。
今回は横浜駅とは反対側の入口(裏口)から入ったが、お店は入ってすぐの右側にあった。
一見するとラーメン屋には見えず、どちらかというと焼き鳥や居酒屋のような雰囲気を醸し出している。
今回は平日の12時に到着したが、店内はすでに満席で1名が待っている状況であった。


待っている間に店の前を見ると、メニューが張り出されていた。


そのほかにも何種類かラーメンがあるが、基本的には煮干ラーメンが売りのよう。


また、テイクアウトで汁なしのラーメンの提供を行っているよう。
名前からすると、煮干しベースと牡蠣ベースのものがあるようだが、今回は店内で食べたので詳細は不明。

さて、待つこと5分程度で席が空いたので店内に案内された。


店内はカウンター席のみで10席程度のキャパ。
なかなかおしゃれな造りになっていて、夜は日本酒バーになるということで店内の冷蔵庫には「而今」がディスプレイされていた。
ラーメンと而今というなかなか面白い組み合わせ。
日本酒好きならば夜にも是非とも来てみたいお店。

さて、今回は初めての訪問ということもあり、事前に調べてみると「海老二種のあわせ蕎麦(950円)」がなかなか独創的でオススメのよう。
ということでこちらをオーダーした。


こちらが「海老二種のあわせ蕎麦」。
着丼と同時に非常に華やかで凝縮されたオマール海老の香りが辺り一面に漂う。
この香りだけで食欲が刺激されてMAXに。
ラーメン自体は非常にシンプルで、トッピングは刻み葱と薄くスライスされたチャーシューのみ。

まずはスープから頂いたが、香りからの印象同様にオマール海老の旨味がぎゅっと濃縮されている。
正直、これをラーメンのスープとして頂くのはもったいないと思ってしまうレベル。
フレンチレストランで「オマール海老のビスク」として出しても十分に通用する味わい。

それに合わせる麺は「三河屋製麺」のもの。
ストレートでやや細めの麺は、デフォルトで固めに仕上げられている。
小麦粉の味わいがしっかりと感じられるがスープの邪魔はせず、非常に相性が良い。

トッピングで乗せられているチャーシューは薄くスライスされたローストビーフのよう。
柔らかくしっとりとした味わいながら味付けは控えめ。

こちらのラーメンはトータルバランスも良いが、やはり主役はビスクのように濃厚なスープという印象を受けた。
それの味わいを邪魔しないように麺とトッピングがわき役として引き立てる。
豚骨や醤油、味噌や塩以外の、いわゆる創作系ラーメンのジャンルで久しぶりに「美味しい!」と思える一杯に出会った。

ラーメンを食べながらメニューを見ていると、替え玉ならぬ「和え玉」というメニューを発見。
読んでみると「味付きに替え玉のようなもの」との説明書きが。
さらに見てみると、「黒酢の和え玉」と「ニボバターの和え玉」の二種類があるよう。
今回は「ニボバターの和え玉(400円)」を注文してみることにした。


数分で提供されたのがこちら。
見た目の印象は替え玉というよりも汁なしラーメンという感じ。
麺の量も替え玉ではなく普通のラーメン1杯分くらいの量がありそうな印象。
濃厚な煮干しのペーストに胡椒が加えられており、賽の目状に刻まれた玉ねぎと、メニューにも記載のあったバターが液体状で麺の上からかけられている。
「替え玉」の感覚で先に頼んだ「海老二種のあわせ蕎麦」に麺を漬けて食べようかと思ったが、一口食べて断念。

濃厚な煮干しの風味にバターの味わいがしっかりと絡み、玉ねぎがその味わいをサッと流してくれ、こちらは見た目の通り「汁なし麺」そのもの。
お値段も「替え玉」としてはかなり高い400円であったことも一口食べて納得。

非常に濃厚な味わいからは、手間を惜しまずに良い材料を時間をかけて仕上げているというのが見て取れる。
もはやラーメンという型にとらわれず、「美味しいものを追求した結果」という味わいには脱帽。

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横濱丿貫ラーメン / 横浜駅新高島駅高島町駅

昼総合点★★★★ 4.0

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