Montes Classic Series Sauvignon Blanc 2010(モンテス)


購入場所:Enoteca online
購入金額:945円(セール)

コメント
エノテカオンラインのセールで購入。
通常は1580円で販売しているようだが、この時は10本選んで10000円と、実質1本1000円での販売であった。

少し樽のニュアンスを感じるものの、比較的薄めのやわらかい琥珀色。
メタリックのような輝きのある色の中には、液体の中にかすかな気泡が見える。

香りはフレッシュで爽やかなブドウの風味を感じる。
ソーヴィニヨン ブランの特徴的な香りで、少し青臭くも甘さもしっかり感じる香り。
ブドウの果実そのものを連想出来るような香りはメロンやフレッシュなマンゴー、その他南国の太陽の下で育った果実感豊かなフルーツで作ったジュースのようなイメージ。

口に含むと、若干舌に絡みつくような甘さから始まる。
香りほどの複雑な果実感は無く、例えるならマンゴーや洋梨、加えてレモンなどの果実感や強めの酸味を感じる。
これらの要素は特段強いインパクトではなく、かといって余韻が長いのかと言うとそこまででもない。
ストレートな果実感で、複雑さは特には感じられない。
酸味は少し強めで、極端に表現すると、「ピリピリするような」味わい。
特徴的ではあるが、個人的には少し強すぎる気がした。

苦味はトータル的に見ると、他の要素、特に酸味に押され余り目立たないが、終始感じられる。
ただ、味わいとしてはブドウの種を潰したようなストレートな印象を受け、個人的には好みではない。

トータル的に値段相応の味。
コストパフォーマンスの良いモンテスでも、上位の「アルファーシリーズ」と比べると、このクラスの造りの粗さがやはり目立ってしまう。
1000円で買えたので「値段相応」と感じたが、これが1580円となると、恐らく「コノスル レゼルヴァ」を選んでしまうと感じだ。

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