購入場所:信濃屋 馬車道店
購入金額:1380円
コメント:
少し濃いめの琥珀色にメロン等を思わせる落ち着いた緑系の色がベース。
結露したグラスから見える色は一層エレガントに感じられる。
冷やしすぎたせいか、香りはまだ弱め。抜栓直後も影響しているのかもしれない。
香りは若干のハーブに少し熟成したピーチや洋ナシのニュアンスを感じる。
ほのかにブランデーのような熟成香も感じられる。
味わいとしては、ニューワールドのようなジューシーさは感じられないが、逆に落ち着いた香りは新鮮。
同じ夏に飲む白でも、炎天下でワイワイ騒ぎながらガバガバ飲むタイプではなく、日の暮れた静かな高原でゆったりと楽しみたい香り。
抜栓してからしばらくすると、不思議と肉厚なマンゴーのような香りも感じられる。
果実の甘みと同時に軽く感じられる樽香のような熟成香も特徴的。
酸味は弱めで、ワインが喉元を抜けた後に少しだけ柑橘系の酸味を感じられ、要素としては特徴的な味わいは無い。
苦味もかなり抑えられており、キンキンに冷やした時は、口当たりの良い果実感が勝り、苦みは消される。
こってりしたニューワールドの白に飽きた時には新鮮に感じられるかもしれないが、炎天下の昼に飲むものではなさそう。
落ち着いた部屋でゆっくりと、でも乾いた喉を潤わせるために飲みたい1本。
この味わいで1400円ならばデイリーとしても十分通用する。
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