(2018/04/05記載)
※本レビューは「機内食・ワイン編」と「シート・設備編」に分けて掲載します。
こちらでは機内食や提供されるアルコール類のレビューを掲載。
まずは食事のメニューから。
食事は離陸後に提供されるコース料理と着陸前に提供される軽食の2回が基本。
こちらは離陸後の料理のメニュー。
欧米線限定の「祇園にしかわ」とのコラボメニューや「レストランよねむら」とのコラボメニューが用意されている。
ワインは泡1・白2・赤2のラインナップだが、他社とは少々異なるラインナップ。
こちらがレギュラーメニュー。
泡はフランスの「シャンパーニュ ロンバルディ キュヴェ ブリュット」。
白と赤は市販されているものがそれぞれ1種類、加えて「ANAオリジナルブレンド」のワインが同じく白と赤1種類ずつ搭載されている。
白はアメリカの「ドラムヘラー シャルドネ」(市価2500円程度)。
赤も同じ造り手の「ドラムヘラー カベルネ ソーヴィニヨン」(市価2500円程度)
加えて、白と赤それぞれ3種類の中から1種類ずつ便毎に追加で搭載されているとの事。
この時は白がフランスの「ルイ ラトゥール マコン リュニー ジュニエーヴル」、赤は「モンテヴェッキオ ロッソ 2015」 (市価3000円程度)。
また、日系キャリアだけあり、日本酒と焼酎もそれぞれ2種類ずつ搭載されている。
日本酒には「3.11メモリアル酒 ゴールデンスランバ」と「山形正宗 純米吟醸雄町」(市価2000円程度)が準備されていた。
まず最初に頂いたのが「便替わりメニュー(?)」の白ワインであったフランスの白、ルイラトゥール。
便替わりメニューという事でとりあえずお願いしたので造り手までは確認していなかったが、サーブして頂いた際にボトルの丸いシールで「ルイ ラトゥール」である事に気付いた。
また、グラスはどの種類のワインをお願いしても共通のステムレスグラス。
カタール航空のようにシャンパングラスとワイングラスを使い分けることはしていない。
経費節減にはいいかも知れないが、ワインを楽しみにしている人からすると、ステムレスグラスにシャンパンは少々残念。
食事の提供も基本的には一斉に対応する方式。
よって一度全席の注文を確認したのちに改めて全席の食事を用意し順番に提供して行く。
カタール航空のように「好きなものを好きなタイミングで」と言うスタイルではないので、一斉注文の時に注文をするとかなり待たされる。
1回目の食事はどうしようもないが、到着前の食事は少し早めに注文した方が自分自身の好きなタイミングで食べられる。
大きなテーブルクロスが敷かれたテーブルの上にアミューズが提供された。
流石に日系キャリア、とてもキレイなプレゼンテーション。
アミューズを頂いた後は前菜と小鉢がセットになったものが提供される。
先ほどのアミューズと同様にとてもキレイに盛り付けられている。
それぞれの料理ともに既に作り置かれているものとは思えない味わい。
前菜のお皿に乗せられている料理を頂いているときに、なんとなく桜の風味を感じていたのだが、よく見ると料理の下に桜の葉が引かれていた。
なかなか凝った演出。
かなりのボリュームであったが、食後のピエールエルメのデザートも頂いた。
器がプラスチックではあったが、なかなか濃厚な味わいのデザートはシャンパンと合わせていただくと美味。
食後には折角なので色々なワインを頂いた。
ワインと合わせてミックスナッツを注文したが、中東系エアラインとは異なりかなりお上品なかたちで提供された。
寝る前にはコーヒーとおつまみにチョコレートをオーダー。
レーマンのフォンダンショコラと共に頂いた。
その後しばらく仮眠をとり、着陸2時間ほど前に機内の照明が点灯。
着陸前の食事はこのタイミングで一斉に確認をしだすが、このタイミングでオーダーをすると提供までに20分ほど待つことになる。
日本発便という事であったので、和食をオーダー。
こちらはワンプレートでの提供であるが、なかなかのボリューム。
食事のボリュームや質という点ではやはり日系キャリアだけあり、レベルはかなり高く、見た目の盛り付けも繊細。
一方で、サービスは一斉に行う事もあり、オーダーから実際に提供されるまでかなり待たされることは覚悟しなければならない。
=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
日本酒「山形正宗 純米吟醸雄町」
白・フランス「ルイ ラトゥール マコン リュニー ジュニエーヴル」
白・アメリカ「ドラムヘラー シャルドネ」
赤・オーストラリア「モンテヴェッキオ ロッソ 2015」
赤・アメリカ「ドラムヘラー カベルネ ソーヴィニヨン」
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