チャンギ国際空港 カンタス航空シンガポールラウンジ (2017/10)



(2018/01/28記載)
2017年10月下旬、シンガポールから日本に移動する際に利用。
この日はフライトが遅延したこともあり、ワンワールドエアラインのラウンジを色々と使ってみた。

フライトは日本航空であったが、日本航空はチャンギ国際空港には自社ラウンジを持たないため、ワンワールド加盟エアラインのラウンジを利用することが出来る。
こちらの空港にはエアラインのラウンジとしてカンタス航空とブリティッシュエアウェイズがラウンジを持っており、フライトが4時間遅延したこともあり折角なので色々見て回ることにした。

カンタス航空とブリティッシュエアウェイズはラウンジが23時で営業終了することもあり、まずはこちらのラウンジから見てみることにした。
なお、こちらのラウンジはワンワールドのビジネスクラス以上での移動、もしくはワンワールドステータスがサファイヤ以上であれば利用可能。
また、同伴者も1名までであれば入場可能。


ラウンジ自体はメインの通路から少々奥まったところにある。


入口は木を基調とした落ち着いた雰囲気。
受付を済ませて中に入るが、やはり入場時に「営業時間は23時まで」である旨を告げられた。

さて、ラウンジ内だがなかなかポップでカジュアルな雰囲気。
中は利用用途に応じてダイニングスペースやソファースペースに分けられているが、造りはとてもゆったりとしており、詰め込み感は一切ない。


こちらはソファー席やカウンターテーブル席が併設されているエリア。
ちょっと食事をしながら寛ぐにはよさそう。


こちらはバーカウンターエリア。
お酒の種類も豊富で、一杯飲みたいというようなシチュエーションで使える。


こちらはソファーエリア。
ソファーのサイズも大きく、ゆたったりと過ごすことが出来そう。


こちらはダイニングスペース。
オシャレなカフェのような雰囲気で、がっつりと食事を楽しめる。


ダイニングスペースはかなりの席数が確保されており、20時頃でも全く混雑している様子はなし。

料理の提供方法は基本的にはセルフサービスのビュッフェスタイル。


こちらでは温かい料理を提供しているが、肉系の料理の数が多い印象を受けた。


同じようなスタイルで、ケーキ等も提供している。


サラダや野菜もしっかりと提供されているので、ラウンジで普通に夕食を済ませることが出来そう。


また、ライブクッキングコーナーもあり、数種類あるメニューから注文すればその場で作ってくれる。


折角なので、シンガポールらしく「チキンラクサ」を注文してみた。
辛みとココナッツミルクがかなり強めに主張しており、なかなかの味。


軽くお味見程度でラム肉料理とペンネのパスタ等をつまんでみたが、いずれの料理も比較的味が濃くワイルドな感じに仕上がっていた。

さて、ワインだが、当然ながらオーストラリア産が中心となっていた。
品揃えとしては泡1・白2・赤2でやはり「安旨濃」ワインの産地だけあり、すべてのワインがなかなかのレベル。


左が泡、右側2本が白。
泡はオーストラリアの「Fluer da lys」という造り手のもの。
日本国内での流通はゼロ。
白はシャルドネがオーストラリアの「Lindeman’s Gentleman’s Collection」。
こちらも日本国内の流通はゼロだが、現地では800円程度で買えるデイリーワイン。
ソーヴィニヨンブランはニュージーランドの「シークレット・ストーン」(市価1500円程度)。
日本国内でも少量だから並行輸入ものがあるよう。
泡とニュージーランドのソーヴィニヨンブランはなかなかのレベル。


こちらが赤。
マクラーレン・ベイルのカベルネソーヴィニヨン、「ローズマウント ダイヤモンドラベル」(市価1700円程度)とウルフブラスのシラーズ。
オーストラリアっぽさを感じさせるセレクション。
ウルフブラスは国内でも有名だが、この「プライベートリリース」は日本国内での流通なし。
こちらのシラーズも非常におすすめなだけに残念。


ワイン大国だけあり、グラスの種類や数も豊富にストックしている。

ワンワールドのエリートステータス保有者であれば利用航空会社問わず入室可能なので、かつ、食事やワインの質も非常に高いラウンジなので、ワンワールド便でチャンギ空港を利用する際にはこちらのラウンジは是非とも利用すべきラウンジであった。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
白・ニュージーランド「シークレット・ストーン」
赤・オーストラリア「ローズマウント ダイヤモンドラベル」

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